50歳のフランス滞在記

早期退職してパリへ。さまざまなフランス、そこに写る日本・・・日々新たな出会い。

ジャンヌ・ダルク

2006-02-16 02:38:30 | パリ
ジャンヌ・ダルク。説明するまでもなく、百年戦争の際、フランスをイギリスから救った、かの有名なオルレアンの乙女です。(写真は、パリ、チュイルリー公園そばに立つ黄金のジャンヌ・ダルク像)

そのジャンヌの遺品を先端技術で鑑定することになったそうです。

1430年、コンピエーニュでイギリス軍に捕らえられていたジャンヌ・ダルクは、翌年1431年5月28日、ルーアンにて火刑に処されました。時にジャンヌ19歳。

イギリス軍は、彼女の影響が後世に残らないようにと、何と3度も火をかけたそうです。従って、15cmほどの肋骨の一部といわれる骨と、衣服の生地や木の枝が燃え残っているだけとか。

今までも1909年と1960年に遺品の科学的検証を行ったそうですが、技術的に無理があったそうで、今度こそはと、フィリップ・シャルティエ医師を中心に18人の科学者のチームが、DNAや炭素14を使った検査を行うそうです。

魔女から、1920年には聖人に、そして、今度は遺品の科学的検証へ。ジャンヌはそんな時の流れをどのように見ているのでしょう。

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