赤褌(あかふん)に輩(やつ)の幻影夏まつり
あとらこちらで夏祭りの様相の報道が目立ってきた
妻の弟が先日、舌癌で70歳を待たずに亡くなった
祭が大好きで全国に通用する半纏と赤褌で
全国の神輿を担いでいたい
友より弟よりここは輩(やつ)と呼びたい
片陰や托鉢僧の包も飯
鎌倉へよく出かける
季節を問わず若い修行僧や托鉢僧に行きかう
夏の昼下がり、木陰で「包み飯」をほどく托鉢僧を発見した
涙目の抑えきれずや夕蛙
涙目を抑えきれないのは蛙ではなく
家路へととぼとぼ歩く幼年期の自分
おりから蛙の声が一斉に鳴きだした
あとらこちらで夏祭りの様相の報道が目立ってきた
妻の弟が先日、舌癌で70歳を待たずに亡くなった
祭が大好きで全国に通用する半纏と赤褌で
全国の神輿を担いでいたい
友より弟よりここは輩(やつ)と呼びたい
片陰や托鉢僧の包も飯
鎌倉へよく出かける
季節を問わず若い修行僧や托鉢僧に行きかう
夏の昼下がり、木陰で「包み飯」をほどく托鉢僧を発見した
涙目の抑えきれずや夕蛙
涙目を抑えきれないのは蛙ではなく
家路へととぼとぼ歩く幼年期の自分
おりから蛙の声が一斉に鳴きだした