良識ある行動

　今日は、バレンタインデー。あいにくの天気ですが、少しずつ春の気配を感じるようになりました。　

　さて、大人でも子供でも、責任ある行動が求められます。人間ですから、時に感情的になる事もありますが、絶対に言ってはいけない事、やってはいけない事があります。時々、軽率な言動から、一瞬で信用を無くす人がいて、残念に思う事があります。武道を稽古している者は、いつも「心」の管理が求められます。

　本当に強い人は、自信があるので、めったに感情的にならないし、優しくて穏やかな雰囲気です。今まで、多くの武道家や格闘家の方、また各分野の一流の方にお会いし、そう確信しています。

　我が合気道部員達にも、練習・稽古を通じて、肉体的な強さだけでなく、精神的な強さも身につけてもらいたいと思っています。

継続は力なり！

　２月第３週になりました。学年末試験まであと２週間です。

　さて、2/11（土）「送別会」の卒業生挨拶の中で、ある部員が話した言葉が、この言葉です。私も好きな言葉の１つで、よく部活動で話します。英語で言えば、“Continuity is the father of success.”

　部活動も３年間続けようとすれば、楽しい事ばかりでなく苦しい事も必ずあります。人間関係・体調・自分の能力等、悩む時も必ず出てきます。しかし、それを乗り越えてやり抜いた時、自分の自信になり、人間として一皮むけるものです。

　今年創部１４年目になり、合気道部として１００人以上の生徒を指導させて頂きましたが、３年間やり抜いた生徒達は、「絆」も深く、卒業後も各分野で元気に頑張っています。



　

「送別会」

　昨日2/11（土）昼、合気道部恒例の卒業生企画の１つ目である「送別会」を、金山のフランス料理のレストランにて、 顧問３名と部員２８名の計３１名で、開催しました。育休中の末松先生にも参加して頂きました。

　最初は、顧問代表として私（臼井）が挨拶しました。


　次は、在校生より卒業生へ色紙やお祝い品の贈呈です。


　ここで、５名の卒業生より挨拶です。それぞれ含蓄のある内容で、精神的な成長を感じました。人前で堂々と話が出来る事は、社会で求められる当たり前の事です。


　美味しい料理の一部です。フランス料理が初めての部員もいましたが、基本的なマナーも指導し、上品に頂く事が出来ました。１枚目の写真は、メイン料理で、ソースが絶品。２枚目の写真は、デザートで、珍しい黒蜜のプリン。他にも、前菜、スープ、フランスパン、飲み物もあり質・量とも満足でした。




　最後に、全員で記念写真。楽しい時間でした。


　学校とは違う場で開催する事により、気を遣う事もありますが、部員達には良い社会経験になります。卒業生企画の２つ目は、3/1（木）「卒業式」後に校内道場で予定しています。

「技」を掛け合う事で・・・

　建国記念の日の土曜日です。

　さて、合気道は、基本的に２人１組で、技を掛ける「取り」と技を掛けられる「受け」に分かれて、練習・稽古をします。交互に「技」を掛け合い、痛みを感じる事で、力の加減を知る事が出来ます。「技」を掛けさせてもらうという感謝の気持ちを持つ事で、相手を思いやる心が育ちます。その稽古法は、合気道の素晴らしさの１つです。

　今日は、昼から「送別会」です。

楽しくやるために

　高蔵中学・高校の関係の「入試」は終わり、これから２月末の学年末試験へ向けて忙しくなります。

　さて、世の中には、「楽しい事」は存在するのでしょうか。私は存在しないと思います。個人により、楽しいか楽しくないかは違うからです。大切な事は、「楽しくやる」事です。しかし、何事も「楽しくやる」ためには、楽しくなるまでに必要な「楽しくない」準備や練習がどうしても必要です。

　長続きしない人を見ていると、すぐに成果や結果を求めます。どんなに優秀な人でも一定の成果や結果が出るまでには、ある程度の時間がかかるものであり、それまでは我慢や辛抱をしなければいけません。

　合気道でも、「技」が出来るまでには、単調な反復練習が必要であり、そうして初めて「技」が覚えられます。

「高校・入試」終了！

　昨夜から、寒さが戻ってきました。雪も心配されますので、気をつけて下さい。

　さて、昨日で、今年の高校「推薦入試」「一般入試」が無事終了しました。受験生の皆さんは、緊張感で疲れたと思います。お疲れ様でした。

　今日から、普通授業、部活動が再開です。

「高校・一般入試」

　今日は、「高校・一般入試」です。

　以前のブログでも書きましたが、受験生の皆さん、自分を信じて落ち着いて頑張って下さい！

気持ちは温かく！

　昨日からの雨が今日も続いています。

　雨が降っていると、気温は高めでも寒く感じます。合気道部の道場でも、窓を開けると風が吹き抜け、空気の冷たさをより感じます。しかし、こうした寒さに耐えるのも武道の稽古の１つであり、部員達は大きな声で頑張っています。

　昨日の部活動で、完成した平成２３年度「合気道部　文集」を部員に配布しました。クラス文集の作成は今までもあったようですが、部活動の文集は珍しいようで、部員達は嬉しそうに読んでいました。

　明日は、「高校・一般入試」。空気は冷たいですが、せめて気持ちは温かくして、たくさんの受験生を迎えたいと思います。

　

呼吸法

　２月第２週になりました。今日明日は、雨の予報です。

　さて、武道では、呼吸法も重視されます。呼吸を意識することにより、動きや疲労度も変化してきます。基本は、鼻で「吸い」、口で「吐く」で、長くて深い呼吸が大事です。

　インフルエンザが流行していますが、「うがい」「手洗い」「換気」等だけでなく、呼吸法も意識すると、風邪等もひきにくくなり、予防にも効果があると思います。

「動」と「静」

　２月最初の日曜日は、少しだけ寒さが緩んでいます。

　さて、「技」が出来ているにも関わらず、全体的に何かが足りないと思う部員の動きには、全ての動きが単調で、「動」と「静」のメリハリが足りない場合があります。

　「動」と「静」の調和やメリハリがあってこそ、１つの「技」が活きます。具体的にはスピードの「早さ」「遅さ」、力の「強さ」「弱さ」の緩急があると「技」に深みや広がりが出ます。人間の性格にも当てはまるものです。

「合気道部 文集」、完成！

　「立春」の土曜日です。

　昨年１２月から編集してきた毎年発行している平成２２年度「合気道部　文集」が漸く完成しました。顧問４名や部員２９名の思い、１年の活動写真や記録等、内容豊富です。こうして一冊にまとめると、楽しかった事や苦しかった事等、色々な思い出が蘇り、感慨深いものがあります。創部以来発行を続けており、現役時だけでなく卒業後も、部員達はこの文集を大切にしてくれており、大事な「宝物」です。

　今年度の表紙文字は「進」です。一歩一歩進んで欲しいという願いを込めました。
　

必ず春はやって来る！

　昨日は雪の影響がありましたが、生徒達は寒さに負けず元気一杯でした。

　さて、今日は、２月３日（金）「節分」。文字通り、季節を分ける日であり、明日２月４日（土）が「立春」です。

　寒い毎日を過ごしていると、気持ちも内向きになりがちです。しかし、確実に月日は進んでおり、必ず春はやってきます。

　勉強でも部活動でも、結果が出ない時は、気持ちも前向きになれません。しかし、確かな努力や準備をしていれば、いずれ結果は出てくるもの。一定期間の我慢や辛抱は必要です。

初心忘るべからず

　今日の予想最高気温は２℃で、今年一番の寒さです。雪による路面凍結等、くれぐれも気をつけて下さい。

　さて、一昨日の「高校・推薦入試」では、多くの受験生が高蔵に来ていました。「筆記試験」の他に「面接試験」がありますが、受験生は、緊張しながらも中学生活の思い出や新しい高校生活への期待等を語っていました。中には、「高蔵では、○○部に入部したい」と具体的な内容を語る受験生もいて、やる気を感じました。

　毎年この時期、受験生を見ていると、私達も気持ちが引き締まり、初心の大切さを感じます。合気道部でも、４月からの新入部員を温かく歓迎したいと思います。

　今朝の校舎内の雪景色です。
　

種を蒔く！

　昨日の「高校推薦入試」も無事終わり、いよいよ今日から２月です。しかし、強い寒波が日本にあり、まだまだ寒さが続くようで、春が待ち遠しいです。

　さて、春には多くの花が咲きますが、花の成長と人間の成長はよく似ているところがあります。私自身、花は好きで、自宅の庭にもよく種を蒔き、色々な花を観察しています。種を蒔いても、芽を出す場合と出さない場合がありますが、まずは種を蒔かなければ花は咲きません。

　人間の成長も、同様です。何かに興味があっても、行動しないで気持ちだけでは、いつまでも身になりません。実際に始めて、出来る場合もあれば出来ない場合もあります。しかし、それは仕方ない事であり、まず始めてみる事が全てのスタートです。最初は、誰でも失敗しながら、少しずつ学んでいくもの。始めるのに遅すぎる事はありません。

　合気道部員や高蔵生にも、色々な種を蒔き、将来大きな花を咲かせてもらえる事を願って止みません。