真の「護身（心）術」とは？

　３月最終日、令和４年度も今日で終わり。早いですね。

　さて、合気道は、体を守る「護身術」のイメージが強い武道ですが、実は心を守る「護心術」でもあると思います。攻撃を受けた場合などの暴力的なシーンでは、技で対応をしなければいけません。しかし、日常生活の中での些細なトラブルも、小さな心掛けで、大体のトラブルは回避できるように感じます。具体的には、日頃の挨拶で相手の人に好印象を与える、時間を守ることで相手の方から信頼感を得る、整理整頓をして忘れ物をしないなど、特別に難しいことではありません。

　日頃から部員や生徒たちに良く言っていることであり、要は、毎日の生活をきちんとすることです。

春の「部活内面談」

　暖かい日々が続いています。

　さて、昨日から、合気道部恒例の「部活内面談」を始めています。夏休みと春休みの年２回、日頃の練習では伝えられない個人的な事や進路・成績の事を中心に懇談をしています。全体練習では見えない意外な本音や新たな発見もあるので、一人一人の部員の理解が深まり、私には大切な時間です。部員自身も自分の話を聞いてもらえたという事で、安心感を持つようです。

　意欲を持って高蔵合気道部に入部してくれた大切な部員達。真摯に向き合い、少しでも良いところを見つけ、伸ばしてやりたいですね。

春休みの卒業生の来校

　ボクシングの村田諒太選手の引退会見が昨日ありました。オリンピックでもプロでも頂点を極められた方。その生き様は、とても格好良かったです。本当にお疲れさまでした。

　さて、昨日の午前中、合気道部の卒業生Y君、Tさん、H君が差し入れ持参で来校してくれました。

　最初は、自己紹介と合気道部で学んだことなどを話してもらいました。

　

　次に、4/10（月）の「新入生部活動紹介」も披露して、講評をもらいました。色々な舞台やステージを経験してきただけに、的確なアドバイスでした。

　

　

　最後は、３名からそれぞれ得意技の披露とアドバイスをもらいました。さすが有段者、今でもできる華麗な技に後輩たちも息を呑んでいました。

　

　昨年11/26（土）の「OB会」以来でしたが、３名とも元気で何よりでした。コロナの影響もかなり少なくなり、４月から大学生活もより忙しくなるそうです。現役部員には、卒業生の存在は眩しいものであり、その言葉や姿に色々な影響を受けます。大学での更なる活躍、願っています。

　

『第60回 全日本大会』選抜試験

　春らしい気持ちの良い朝です。

　さて、この度、各種大会や昇段級など１年の活動実績が認められ、5月末の『第60回 全日本合気道大会』の高校連盟代表校の一校として15回連続の選抜出場が決まり、昨日その出場選手を決める部内の選抜試験を実施しました。150本連続飛び受身・基本技・応用技の過酷な試験内容で、過去には途中でギブアップして出場出来なかった者もいます。しかし、今回の６名の候補部員は見事合格を果たしました。途中苦しい場面も何度かありましたが、立ち合いの他の部員の温かい声援もあり、諦めずに最後まで頑張り抜きました。

　これで出場部員が決まり、明日から具体的な練習に入っていきます。

　

中心を整える。

　３月最終週、先週からテレビ番組のアナウンサーの方がお別れの挨拶をする場面が増えてきました。別れの季節ですね。

　さて、合気道の構えは、体の真ん中を通る中心線を意識します。丹田を重視し、指先を立てることで、脇も締まり、姿勢が正されます。すると呼吸も楽になり、深く長くできるようになります。

　中心を一つ整えることで、体の色々が正され、美しく強い身体になるから不思議です。先週の練習で部員達にその指導をしたら、興味深く聞いていました。

超一流アスリートの言葉

　２日連続の雨の朝です。

　さて、WBCの感動や興奮も落ち着きつつあります。躍動したプレーの印象も強いですが、それ以上に選手が語った言葉も記憶に残っています。特に、決勝前に大谷選手がロッカーで全選手に伝えた「憧れ〜」の言葉は、秀逸でした。

　超一流のアスリートは、やはりスポーツだけでなく、仕事や人生にも活かせる言葉や名言を持っていますね。記録にも記憶にも残ります。

杖のテスト

　３月最後の土曜日は、雨で始まりました。

　さて、昨日は、高１・中１の部員の「杖31の型」の部内試験を実施しました。他校では、初段までは「体術」の審査だけなので、「武器術」を指導されない学校も多いようですが、高蔵合気道部では短刀や杖や木刀まで指導をしています。

　大きな声と正確な型ができており、受験した部員は、全員合格でした。かなりの努力の跡が窺えました。

「新入生部活動紹介」 1回目リハ

　昨日は、４月最初に予定している「新入生部活動紹介」の1回目のリハーサルを実施しました。毎年、痴漢撃退をテーマに、技の格好良さとセリフの面白さを追究した演武を披露して、体育館会場を沸かせています。

　これを見て入部する新入生も多く、更に完成度を高めて当日を迎えたいと思います。

一体感

　WBCは、感動的な日本優勝に終わりました。準決勝戦での村上選手の逆転打、決勝戦の最後のトラウト選手を三振にした大谷選手の剛速球など、数え挙げたら切りがないほど久々に熱くなりました。専門的な勝因が色々と分析されていますが、私が勝因として感じた一つは、代表選手たちの仲の良さです。テレビや新聞で報道される姿は、いつも笑顔で楽しそうで、一つの目標に向かい心一つで成し遂げようとする強い一体感が感じられました。やはり強い集団には、そうした秘訣があるように思います。

　WBC以前の予想から日本は優勝候補でしたが、実際にそれを成し遂げるのは、大きなプレッシャーもかかり、並大抵なことではありません。まるで映画のようなストーリーから大きな感動と学びを頂き、WBC日本代表選手に心から賞賛を贈りたいです。

　

『令和５年度』 へ

　昨日のWBCメキシコとの準決勝戦での逆転勝利は、まさにドラマでした。村上選手の逆転弾に胸が熱くなりました。

　さて、学校も『令和４年度』が終わり、『令和５年度』がいよいよ始まります。今日は終日、その諸会議が続きます。

『令和４年度 修了式』

　「春分の日」の祝日、桜の開花があちらこちらで聞かれます。

　さて、昨日、『令和４年度 修了式』がありました。学年やクラスも一つの区切りを迎え、これで正式に春休みに入ります。

　高２担任クラスもこれで終了、最終号のクラス通信『常笑』にメッセージを寄せました。高３での活躍を願っています。

珠玉の言葉

　今日が『令和4年度 修了式』です。

　さて、先週の「補正・補充授業期間」中は、授業の欠席数の多い生徒や成績不振の生徒の指導がありました。その期間中は、交代で学年の先生方が色々なお話を該当生徒にします。日頃聞けない他の先生方の珠玉の言葉が数多くあり、生徒には良い教訓となったようです。私自身も参考になることが多かったです。

　

春期の「昇級審査」

　気持ちの良い日曜日の朝です。

　さて、昨日は、師範に来校して頂き、春期の「昇級審査」を実施しました。８名を審査して頂き、最終的に３級７名、４級１名の合計８名全員が合格を果たすことができました。審査後の講評でも、「皆さん、機敏な動きで良いですね。」とお褒めの言葉も頂きました。

　これで春の活動の前半の目標が成功裏に終わりました。明日からは、４月以降の活動の準備に入っていきます。

指導教官として・・・

　今年度は、新任Ｏ先生の指導教官として、高２クラスを担任してきました。昨日はその新任研修の一年間の反省会がありました。幸い、良いクラスにも恵まれ、全校アンケートでもクラス満足度も高く、Ｏ先生にも充実した一年の研修となったようです。

　これまで新任の先生や教育実習生の指導教官を何度も務めさせて頂きました。振り返れば、私が「教えること」以上に、私自身が「学ぶこと」も多かったですね。4月からＯ先生も担任デビューをされます。頑張って下さい。

最終チェック

　明日の春の「昇級審査」を前に、昨日は最終「模擬審査」を実施しました。ここまで計５回を重ねてきたお蔭で、いい仕上がりでした。全員の講評も的確であり、その一つ一つが大きなレベルアップにつながっています。