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高木陽介「奔馳不息(ほんちふそく)」

衆議院議員 高木陽介のブログ

日野市立平山小学校の学校給食

2006-07-13 17:10:56 | 永田町からのEメール
 机の上に並べられたのは「わかめごはん」「スズキの空揚げ」「きゅうりの南蛮づけ」「ひじきと大豆の煮物」「牛乳」―。
 それらを口に運んでみた。「うまい!」。30年以上も前の自分の小学校時代の給食と比べ、天地雲泥の差だ。
 先日、公明党食育推進本部が東京・日野市立平山小学校で学校給食の状況を視察した。私も参加し、6年生の児童たちと一緒に給食を食べさせてもらった。
 同市は「地産地消」の先駆けとして、学校給食で地元農産物を2000年度から利用している。さらに平山小では全学年で農作業を体験する学童農園を行い、自校の給食メニューにも取り入れている。
 子どもたちは、農業体験を通し、食の大切さを感じているという。
 中にはお代わりする児童もいた。一緒に給食を食べた児童たちは、朝食もしっかり食べていると笑顔で答えていた。しかし、試食後、校長先生に聞くと、朝食を食べてこない子もいるという。
やはり、学校で、いくら「食育」を頑張ってみても、家庭が大切なことはいうまでもない。
 わが家も小学3年の次男と中学2年の長女は朝食をキチッと食べて登校する。ところが、高1の長男は夜更かしが過ぎた時は、ギリギリまで寝ている。あわてて起きてきて、朝食抜きで登校することもしばしば。
 「早寝、早起き、朝ごはん」
 父親として「食育」を改めて意識した視察だった。

統一地方選挙の第一次公認発表

2006-04-27 22:12:03 | 永田町からのEメール
来春の統一地方選挙の第一次公認発表が先日、行われた。“2007年政治決戦”。来年は統一選と夏に参院選が予定されている。
 連立政権に参画して7年半。これまで国政選挙は衆院選が3回。参院選が2回行われた。党員、支持者の皆様の献身的な戦いによって、毎回得票を伸ばしてきた。
 「一千万」。わが党にとっては悲願の目標だ。昨年の衆院選では898万票を獲得。あとは100万票と迫った。この100万票はこの1年で、私たち議員が何とかしなければならない。
 現在、わが党には約3300人の議員がいる。単純計算で1人300票を拡大すれば1000万に手が届く。
 もちろん、有権者数の少ない町村議会や小さな市議会のメンバーの300票は大変かもしれない。その分は私たち国会、都道府県会、政令市会の議員が汗をかかなければと思う。
 先日、自宅のある自治会の「花見の会」に出た。昨春、小選挙区への挑戦ということで、住み慣れた八王子市から日野市に引っ越した。すぐに自治会の役員に挨拶に行った。その直後に開かれた「花見の会」に妻と参加。100人ほどの出席者全員に名刺を配りながら挨拶をした。
 今年も参加をして、一人一人と懇談していると、ある男性に言われた。「公明党の人(支持者も含む)で自治会の花見に参加したのは高木さんが始めてだ」
 まだまだ、開拓の余地はある。常在戦場で一日一日を送りたい。

高福祉・高負担か、低福祉・低負担か。

2006-02-02 23:13:03 | 永田町からのEメール
「北欧のような高福祉、高負担か。自立型の低福祉、低負担か。どちらがいいですか」。
 先日行われたある支部会で、参加者に質問をしてみた。
 挙手をしてもらうと、意見は分かれた。党員の間でも、それぞれの立場で意見が異なるのはあたりまえだ。まして一億を超える国民の意見はさまざまだ。
 しかし、意見が分かれたままでは、ものごとは進まない。そこで、人類の考え出したのが「民主主義」のシステム。議会であり、議論である。
 大切なことは、互いに「意見は違う」という多様性を認めることからスタートする。その上で、何が同じで、何が違うかと確認していく。
 もし、何もかも同じ意見(度合いも含めてそんなことはありえないが)しか、認めないとなれば、それは偏ぱな集団になってしまう。
 通常国会では、防衛庁の省昇格問題、教育基本法改正、皇室典範改正などがテーブルに乗ろうとしている。自民・公明の与党内の調整はもちろん、党内の意見集約もたいへんだ。
 国会議員だけではない、全国三千人の地方議員、40万人の党員、いや、昨年の総選挙で投票してくれた898万の有権者それぞれに、さまざまな考え方がある。
 多様化を認め、互いが納得するような結論を出すためにも、議論を尽くさねばならない。
 来年の07年政治決戦で、大きく飛躍するためにも、「納得をした多様性」が団結をした時、大きな力を発揮する。

公明党はイラク問題についてどう考えてますか?

2005-11-02 16:08:17 | 永田町からのEメール
「公明党はイラク問題についてどう考えてますか」「消費税について、どう思いますか」
 先日、母校の創価高校のキャリア・ガイダンスに出席した。進路を決める参考に、各分野で働いている卒業生が、その職種について医師、弁護士、マスコミ、教員、商社など様々な分野の卒業生が、職種ごとに教室に分かれて、一時間のガイダンスを2コマ行った。
 大学進学する上で将来を見据えて学部選択する参考になるという。
 私のコーナーは「議員」。それぞれのコマに約三十人くらいずつ、高校一年から三年生までが集まってくれた。
 聞いてみると、「政治家」になりたいというより、「政治」って何という興味から参加した生徒がほとんど。そこで、私も、国会のしくみや議員の活動などの話を中心にした。冒頭の質問は、その中での生徒の発言。
 「なかなか厳しい質問をしてくれるな」と思いながら、ていねいに説明をしたつもりだ。
 終了後、参加者のアンケートを読ませてもらっった。「なるほど公明党はそう考えるか!」といった回答があった。
 振り返ってみてると、高校時代、政治家と話などしたことがなかった。
しかし、 国会議員は憲法で「全国民を代表する選挙された議員」と規定されている。選挙権はなくとも、高校生、いや未成年の人にも理解される政治を行わなければと実感した。