6月15日に閉会する予定だった通常国会が6日間延長されました。しかし、民主党などの野党が審議拒否をしているため、現在は〝開店休業〟状態です。
野党が参院に提出した福田首相に対する問責決議案が11日、可決されました。これが審議拒否の理由のようです。
同日午前の参院本会議では、改正少年法など13本の法案が可決され、成立しました。ところが、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済連携協定(EPA)について、民主党は先送りしたのです。
この協定は、5月22日に民主党も賛成して衆院を通過したものです。にもかかわらず、参院では3週間近くも審議を進めませんでした。自ら賛成しておきながら、日本経済にとって重要な条約を先送りする民主党。13本の法律とともに議決しても何ら問題はないのに、政局優先で条約を犠牲にしたのです。
こうした民主党の対応に対して政府・与党は、同協定が自然承認される21日までの6日間、国会の会期を延長することで合意。13日の衆院本会議で決定しました。
また民主党は、首相の問責決議案提出の第一の理由として、長寿医療制度の廃止法案が衆院で審議できないことを挙げていました。しかし、12日の本会議で審議入りしようと与党が提案をしている最中のことで、これは全く理由になりません。
自ら提出した廃止法案を実質的に〝審議拒否〟する民主党。そういえば3月にも予算案の審議で約2週間出てきませんでした。
国会は議論する場であって欠席する場ではないはずです。
野党が参院に提出した福田首相に対する問責決議案が11日、可決されました。これが審議拒否の理由のようです。
同日午前の参院本会議では、改正少年法など13本の法案が可決され、成立しました。ところが、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済連携協定(EPA)について、民主党は先送りしたのです。
この協定は、5月22日に民主党も賛成して衆院を通過したものです。にもかかわらず、参院では3週間近くも審議を進めませんでした。自ら賛成しておきながら、日本経済にとって重要な条約を先送りする民主党。13本の法律とともに議決しても何ら問題はないのに、政局優先で条約を犠牲にしたのです。
こうした民主党の対応に対して政府・与党は、同協定が自然承認される21日までの6日間、国会の会期を延長することで合意。13日の衆院本会議で決定しました。
また民主党は、首相の問責決議案提出の第一の理由として、長寿医療制度の廃止法案が衆院で審議できないことを挙げていました。しかし、12日の本会議で審議入りしようと与党が提案をしている最中のことで、これは全く理由になりません。
自ら提出した廃止法案を実質的に〝審議拒否〟する民主党。そういえば3月にも予算案の審議で約2週間出てきませんでした。
国会は議論する場であって欠席する場ではないはずです。