高木陽介「奔馳不息(ほんちふそく)」

衆議院議員 高木陽介のブログ

庶民の代表を国政へ

2006-10-05 23:08:02 | 永田町からのEメール
 「今日は党に対していっぱい文句を言ってやろうと思ってたけど…」
 握手をした壮年の手にギュッと力が込った。
 先日、東京・世田谷の支部会終了後のこと。雨の中、出席してくださった党員の皆さんを出口で見送っていた。
 壮年は笑顔になって話を続けた。
 「でも、最後に高木さんが言ってくれた。『周りの人から、“公明党はいいな”“公明党を応援したい”と言われるくらい、そんな党に必ずなってみせます』。あの言葉でこれまでの苦労が吹き飛んだよ。元気が出た」
長年、党員として公明党を支え、友人からの様々な批判を最前線で受け止めてくれた方だった。そして、私の手を強く握りながら、最後は目に涙を浮かべた。
 公明党が国政に進出したのは50年前。まだ私は生まれていなかった。私の両親も貧乏のどん底の中で、「庶民の代表を送るんだ」と走り回っていた。
 私が小学校2年の時、公明党は衆院に初進出。テレビの選挙速報を見ながら、公明新聞の候補一覧に花丸をつけていたのを覚えている。
 公明党は無名の庶民の方々が、いつも歯をくいしばり、手弁当で支えてくださっている。その一人一人に勇気と希望が持てるような党にするのが、議員の仕事だと思う。政策を分かりやすく、上手に語ることも重要だ。それ以上に、支援者の熱い思いをしっかり受けとめ、応えていく姿勢がもっと大切だと痛感した。