太陽日記

北海道移住10年を機に、日記をこちらに引っ越しました。気が向いた時にひっそりと更新します(笑)

根室本線廃止区間・その3

2024-03-12 11:35:28 | 日記
 最後は幾寅駅~新得駅です。


 2022年7月25日撮影 幾寅駅 明治35年12月9日開業 東鹿越駅から4.0km 富良野駅から44.2km


 2022年7月25日撮影 映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地、幌舞駅として有名。


 2022年7月25日撮影 待合室の様子。


 2022年7月25日撮影 駅舎内の半分は、ほぼ鉄道員(ぽっぽや)資料館。


 2022年7月25日撮影 


 2022年7月25日撮影 


 2022年7月25日撮影 ホーム側から見た駅舎。駅前広場にはキハ10系風に改造されたキハ40 764が車体を切断されて保存されている。撮影時は被災後で列車は走っていないが、ホームの草刈りや花壇の手入れなど、美しい状態が保たれている。南富良野町にとっては貴重な観光資源でもあるので、恐らく廃止後も残されるでしょう。


 2022年7月25日撮影 駅名板。


 2022年7月25日撮影 ホームから東鹿越方面を望む。雑草に埋もれた錆びたレールが悲しい。


 2022年7月25日撮影 同じく落合方面を望む。


 2023年9月11日撮影 落合駅 明治34年9月3日開業 幾寅駅から9.4km 富良野駅から53.6km


 2023年9月11日撮影 今回廃止される区間で唯一、跨線橋がある駅。


 2023年9月11日撮影 駅名はペイントではなく、切り抜き文字が貼り付けられているようだ。


 2023年9月11日撮影 待合室の様子。


 2023年9月11日撮影 ホームは立入禁止になっていた。


 2023年9月11日撮影 草刈りや除草剤散布など、一応の維持管理はされているようだ。


 2023年9月11日撮影 跨線橋は階段が封鎖されていた。


 2023年9月11日撮影 ホームには立ち入れないので、望遠レンズで駅名板を撮影。


 2023年9月11日撮影 ロープなどによる規制はされていなかったが、常識の範囲でギリギリ立ち入り可能な場所から幾寅方面を望む。最低限の維持管理がされているエリアと、そうでないエリアの境界。


 2023年9月11日撮影 同じく新得方面を望む。


 2023年9月11日撮影 駅舎からちょっと離れた場所にあるトイレ。この屋根のカタチ、分かる人には分かると思うけど、ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の愛冠の駅舎に似てる。


 2023年10月24日撮影 新得駅 明治40年9月8日開業 落合駅から28.1km 富良野駅から81.7km


 2023年10月24日撮影 駅名板。まもなく、この「おちあい」の表記が消えてしまいます。


 2023年10月24日撮影 ホームから落合方面を望む。撮影時の1年半ほど前まではキハ40が昼寝していた側線に、今はH100が。

 というわけで廃止まで19日となった富良野~新得間の駅を紹介してきました。ローカル線やその駅は必ずしも人々の生活圏や移動のルートに合致していない事もあり、維持していく鉄道会社にとっては悩みの種ではあります。今回鉄道が廃止される区間では、道の駅 南ふらのを核としたバスの路線やダイヤ設定により住民の利便性向上が見込まれるようですが、最近はバスも運転手不足による減便や路線廃止などのニュースも聞かれます。台風による被災さえ無ければ、もしかしたらこの区間の廃止は無かったかもしれませんし、逆に言うと今後、札幌と道東を結ぶメインルートである石勝線が災害によって長期間止まってしまう可能性もあります。そうなった時に「あそこの線路を残しておけば…」なんて事態にならないことを願うのみです。
コメント
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