夏終了

　今年の北海道の夏は暑過ぎた。7月の上旬頃まではそうでもなかったんだけど、7月16日から最高気温30℃以上の真夏日が6日連続で続き（近くのアメダス観測点「新和」のデータ）、その後5日間ほどちょっと下がって、再び7月27日から13日連続の真夏日。しかもそのうち35℃以上の猛暑日が3日。我が家はエアコンどころか扇風機も無い。川の近くで風が抜けるから、30℃に達しないくらいの気温なら窓から入ってくる風が心地よくてホントに扇風機もいらないのだ。それでも毎年7月下旬から8月上旬にかけては真夏日も多く、入ってくる風も全然心地よくない。そうなると断熱性の良いこの家の中は室温も上がってしまい、夜になってもなかなか下がらない。家電量販店やホームセンターに行った時、5千円も出せば扇風機は買えるんだけど、「今買っても今年使うのはあと1週間か10日程度なんだよなぁ…」と思ってしまい、結局買わずに今に至っているのです。でも、冬の暖房の効率化のためにサーキュレーターはあるので、「もう暑過ぎてタマラン！」という時はそれを出してきて扇風機代わりにして夏を乗り切っていました。ただ、そんな事情を知った近所のMさんが「こんな暑さでそれじゃあどうにかなってしまうよ！　ウチに使ってない扇風機あるから持って行きな！」と、扇風機を貸してくれました（^_^；
　今年の夏の暑さは異常だけど、これからは北海道でもこのような夏が当たり前になってくるのかもしれない。そうなるともう扇風機を通り越してエアコンも考えなきゃならないかもなぁ…　と思っていたら、オリンピックの終了とともに暑さも終了。昨日の最高気温は29.2℃だったけど、今日はなんと17.3℃！　昨日まで全開だった窓は全部閉めて、Tシャツ1枚では肌寒いので長袖シャツを着ております。台風から変わった低気圧の影響で雨が降り、その低気圧が北海道の南を通過するからオホーツク海の冷たい空気を北風として北海道にもたらして気温が下がるパターン。しかも、今後の予報を見てみると、どうやらもう真夏日は無さそうな感じ。北海道の夏は終了したようです。そうなるとゲンキンなもので、「この短期間のためだけにエアコンを買うのは馬鹿らしいなぁ」と思ってしまうのです。さて、来年の今頃はどうなっているでしょうか？