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宗教と現代社会1(経済発展・プロテスタント>カトリック)

2022年05月13日 | 宗教
🌸プロテスタントが広がった国

 ☆禁欲&転職精神で発展した

資本主義と好相性なプロテスタンティズム
 ☆近代以降、プロテスタント圏が経済発展を遂げる
 ☆要因に宗教がある
 ☆キリスト教には「禁欲」を奨励する教えがある
 *プロテスタント特有の考え方に「予定説」がある
 ☆予定説
 *最後の審判で救済される人間はすでに予定されている
 *教徒たちは自分が救われる対象か不安に思っている

天職の思想
 ☆教徒たちは、自分が仕事に意欲的ならば、仕事は天職に違いない
 *救済が予定されているからこそ、天職が与えられた
 ☆不安を解消し仕事に熱中(=利益追求)
 *禁欲の意識から利益は享楽ではなく
 *蓄財して投資する循環が経済成長につながった

🌸需要と供給をコントロール(「神の見えざる手」とは)

「神の見えざる手」の思想
 ☆一神教世界では、絶対的な唯一神の力は経済にも及ぶと考える
 ☆人間は利己心のために働き、
仕事の分業で、労働生産性が上がる
 ☆利己心に基づいた需要と供給
 *『国富論』では″見えざる手”でバランスが保たれるとしている
 *この考え方は、市場原理主義者から支持されている

”見えざる手”の大きな誤解
 ☆『国富論』でスミスは、市場は「見えざる手」が働くと述べる
 *しかし「神の」とは言っていない
 ☆スミスが想定した″利己心”の意味も”好き勝手″との意味でない
 *市場の力を信奉する人々が自らの主張に説得力をもたせるため
 *「神の」を加え、スミスの主張を曲解し、利用しているだけ
 ☆近現代に起きた恐慌を見るに、
 *神が市場を統制するという主張は”幻想”である

🌸カトリック国が経済危機に陥った理由

近代以降、カトリック圏で経済成長を遂げた国はない
 ☆2009年末にユーロ財政危機が発生
 *イタリア、スペイン、ポルトガル等
 *カトリック教徒が多くを占めている
 ☆宗教と関係があることは否定できない

ポルトガルには大企業が存在しない
 ☆プロテスタントとカトリックの違い
 *カトリックには、予定説や天職の考え方がない
 *カトリックでは、蓄財は奨励されず
 *労働はアダムとイブから続くつらい義務と考える
 *カトリックではガツガツ働く人も少ない
 ☆カトリックは、経済成長が進んだ都市より
 *地域の共同体との親和性が高い
 ☆国民の多数がカトリック教徒のポルトガル
 *大企業といわれるものがほとんどない
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『宗教と世界』












宗教と現代社会1(経済発展・プロテスタント>カトリック)
『宗教と世界』記事より画像引用)

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