🌸ホモ・デウス(一部の人間か神になる革命)
☆人類は認知革命・農業革命・科学革命を経験している
☆現在、人類は新たな革命(ホモ・デウス)に直面している
*心・脳・体をアップデート
*不老不死・至福・神性を手にする人間の出現
☆その場合、人類が直面している革命で、人類に2極化が起きる
*ホモ・サピエンス(現存する人類の生物学的な呼び名)
*ホモ・デウスは著者の造語(神性を獲得した人類)
☆21世紀のテクノロジー
*バイオテクノロジー、コンピューター、アルゴリズムの力
*この力は蒸気や電信の力とは比べ物にならないほど強大
*食糧や織物、乗り物、武器の生産にだけ使われるわけではない
*体と脳の設計の仕方を知っている人と知らない人
(人間の格差は大幅に拡がる)
☆21世紀は、進歩の列車に乗る人乗れない人の格差社会
*神のような創造と破壊の力を獲得する人
*後に取り残される人は絶滅の憂き目に遭う人
⛳人類が過去に経験した3つの革命(認知革命)
☆認知革命7万年前に起きた革命
*ホモ科の動物は、現在ではホモ・サピエンスの1種のみ
(以前は多くの種がいた)
*認知革命によって、ホモ・サピエンスのみが生き残る
☆認知革命で起きた変化は、二重の現実から三重の現実への変化です
☆サピエンス以外のホモ科の種、他の動物は二重の現実で暮らす
*客観的現実、主観的現実
☆ホモ・サピエンスは、「共同主観」の3つ目の現実ももつ
☆オオカミやチンパンジーのような動物
*二重の現実の中で暮らしている
*彼らは木や岩や川といった、自分の外の客観的なものを知っている
*恐れや喜びや欲求、自分の中の主観的な経験も自覚している
☆ホモサピエンスは三重の現実「共同主観」
*木や川、恐れや欲求に加えて
*サピエンスの世界に、お金や神々、国家、企業の物語も含まれている
*歴史が展開していくなかで、神や国家や企業の影響
*川や恐れや欲求を犠牲にして大きくなっていった
☆共同主観とは、法人は実体がなく、共有された主観
*人類は、共同主観のおかげで、比類なき「協力」を手に入れた
☆アリやハチは協力しながら生活する
*自分の目に見える範囲の仲間としか協力できない
☆人類は、同じ法人に勤務していれば
*一度も目にしたことのない仲間とも協力して働くことが可能
*70億人の全人類は貨幣経済という「共同主観」の中で
*協力しながら日々生活している
☆「共同主観」が生んだ「協力」
*ホモ・サピエンスがこれだけ発展した理由です
☆こうした変化が起きたのが、認知革命
⛳農業革命
☆1万2千年前に起きた革命で人類が農耕を始めた
*人類は、飢えから解放され1つの生活集団の規模が大きくなる
*貧富の差が生まれ人類の生活には大きな変化が生じた
☆人類はイデオロギー上の大問題を抱えた
*農業革命で、地球史上初めての「生命体」が生まれた
☆「家畜」は、農業革命によって生まれた生命体
☆人類が、それまでアニミズム信仰であった
*人類はすべての動物、森、川、岩などに神が宿っていると考えた
*人間も動物も対等な生き物だった
☆人類に”家畜は対等なのか?”という疑問が生じた
*人間が食料や労働のために生かしている命が人間と対等なのか?
☆人類はこのイデオロギー上の問題に答えを出したのが「一神教」
*旧約聖書時代のユダヤ教のような有神論の宗教
*新しい宇宙論に即した神話を通して農耕経済を正当化した
*農業革命以降、人間は神の代理人となった
☆農業革命で人間の中で生じた貧富の差、家畜の存在も解決した
(敬称略)
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⛳出典、『図解5分でわかる「ホモ・デウス」』より
ホモ・デウス(一部の人間が神になる革命)
(ネットより画像引用)
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