慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『友好性』『柔軟性』『火の使用』『人類の滅亡』『人類の移動』

2024年08月30日 | 生命科学
🌸人類繁栄(80億人)の秘密

 ☆人類が今日の繁栄を迎えたのは
 *高い知性とそれによる科学技術の発展
 *産業革命などが主な原因と考えられてきた
 ☆最近の科学的知見によれば、それ以前に
 *人類に備わった重要な特質が繁栄をもたらしたのだ

 ☆現在、人口増加が人類にとり大きな転換期に来ている
 *今世紀中に100億人になる人類

⛳①「友好性」が人類の繁栄に→自己家畜化
 ☆犬と狼で分かるように、友好性の有る「種」が繁栄する
 *犬の他者の気持ちを理解する力は、犬が自己家畜化して獲得したもの
 ☆チンパンジーから分離したボノボ
 *食料が豊富でライバルがいない地域に隔離された結果
 *見知らぬ相手にも食物を与えるような性質、助け合う性質を獲得した
 *これも自己家畜化である
 (チンパンジーは、力が支配し、殺しあうこともある)
 ☆このような特性の変化は、比較的短期間で起こる可能性がある
 *どう猛な「銀狐」の中で、性質がおとなしい者同士を交配させ続けた
 *56世代目で人とのコミュニケーションが取れる群れになった
 ☆人類も長い時間をかけて
 *友好性から「自己家畜化」を成し遂げ
 *社会性、協調性を獲得して、今日の繁栄に至った

⛳②人類の柔軟性が繁栄に
 ☆7万5千年前のエチオピアの「シンファメテイア1」遺跡
 *インドネシアのスマトラの大噴火の灰が多く見られ
 *成層圏に舞い上がった灰が太陽光を長期にわたって遮り
 *「火山の冬」が来て大変な食糧難で人口が激減した
 ☆遺跡から出土した精巧な矢じりで狩猟した獲物
 *陸獣中心から過半数が魚に変化したことが骨の出土から解る
 *この食の柔軟性が人類を絶滅から救った
 ☆人類は、食料を求めて7万4千年前に
 *ナイル川沿いに人類の大移動が始まり
 *行く先々の環境に適応したのも柔軟性である

⛳③人類のゲノムデータからわかること
 ☆人は、各個人が生まれるとき
 *一定の確率でゲノムに突然変異を起こす
 *この変異の発生と継承率をさかのぼることで
 *ホモサピエンスのはるか前の100万年前の人口が推定できる
 ☆81万3千年前に約10万人いた人口が1280人に激減した
 *地球の超寒冷時代と一致する
 *人類は、この危機を乗り越えて
 *ネアンデルタールやデニソア人など新たな進化が始まった
 ☆79万年前に人類は、火を使うことを覚え、超寒冷期を乗り越えた

⛳④実験「ユニバース25」の実験
 ☆マウスに快適な環境と十分な餌を与え、どこまで数が増える実験

 *①4匹の雄と4匹のメスのマウスで開始
  ➁104日目に最初の子供誕生
  ③315日で600匹超えで争いがおこり、弱いグループは狭い場所
  ④強いオスが暴力的に振る舞う
  ⑤繁殖行動に無関心や子育てを放棄する個体が増える
  ⑥560日で2200匹のピークを迎え、子供が生まれなく高齢化社会
  ⑦1780日で完全絶滅
 ☆条件をいろいろ変えて合計25回行ったが
 *すべて絶滅という結果になった!
 *これは人類の未来を予測するものか?


⛳⑤人類文明の分岐点移動
 ☆人類は、移動することで賢くなった
 *ホモモビリエンスからホモサピエンスなった
 ☆現在、移動する先が無くなった人類、宇宙へ移動するのか?
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、NHK番組『FRONTIERS』
 「no∔e kashiba2024」
   





『友好性』『柔軟性』『火の使用』『人類の滅亡』『人類の移動』
(『FRONTIERS』記事より画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『熱波襲来』『熱中症』『深... | トップ | 『解離と芸術』『議論しない... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生命科学」カテゴリの最新記事