ある日あるところで

日々の色々なことや燻製づくり、「のあ」ちゃんのこと、四季の出来事などの写真を撮って伝えていきたいと思います。

放射能から子どもを守ろう 脱原発 15 「高橋 仁也」

2012年12月17日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

小沢一郎氏と先週面談したとき、ああ、これは相当苦戦しているな、と思った。官邸前デモでもその思いがいっそ深まった。国会前からの帰り際、Nagiさんら仲間にチャットで僕は、30議席届けば大勝利だ、と言うメールを送り、叱れました。Facebookの情報は更新する気になれなかった。そしてその夜、深酒をして倒れた。

小沢氏が国民の脱原発への思いが希薄化している、どこかで「しょうがない」と思っている、今は生活の問題に関心が移っているが、それすらどこかぼんやりしている、と言った一連の言葉に僕はひっかかっていたのです。

自民・公明は、憲法改正の発議や参議院で否決された法案の衆議院での再可決に必要な「圧倒的多数」を有することになりました。衆参のねじれ現象も事実上解消する。国民が「しょうがない」「ぼんやり」しているうちに、原発推進どころか、憲法改定、そしてアジアの緊張が高まる道へ歩むことが、彼らはできる。しかも、石原や橋下がからんでくる。



考えるまでもない、ただただ、これに対抗する勢力が必要です。それは、ネットで闘う我々が中心になるしかない。マスコミに惑

わされない、独自の分析と情報の共有。そして、行動力。この力を参議院選挙まで10倍にしよう。夏のデモまで10倍にしよう。10倍が無理な人は2倍にしてほしい。ネットは数字が明確に分かる。今は、脱原発の連携すら完全ではない。ネット・SNSで市民の流れをつくろう。あらゆる人々と連帯しよう。SNSでつながろう。

それが、地球上で起きている流れです。
閉塞感からのナショナリズムにも必然性はあるが、SNSでの自立した個人の連携、そしてさらなる自立化にも必然がある。

【選挙に行こう!】 最初の到達点であり、出発点である 「高橋 仁也」

2012年12月16日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

最初の到達点であり、出発点である

今日の選挙が、3.11以降はじめての、脱原発の到達点となります。しかし、これは出発点とも言えます。

毎週金曜日に行われる官邸前デモの意識表示行動が、どれだけ私たちの象徴となっているのか、はかり知れません。絶やしてはいけないとも思います。しかし、そこは闘いの前線ではありません。

私たちが本当に絶やしてはいけないのは、真の脱原発を主張する国会議員です。闘いの最前線は国会です。ここで党派を超えて闘わなければ、勝利はないのです。3.11からの一連の闘いを通して、このことが、明らかになりました。

ですから、今日の結果が、出発点であり、

良くても、悪くても、ここからはじまるのです。

やれることを最後までやり遂げる。そして、その結果をしっかりと見届ける、何が良くて、何が悪かったのか。

政治の場で勝つには、有権者の意識を変えなければなりません。アナーキーな衝動や、ニヒルな敗北主義では、子どもを守れません。このことをドイツのように、私たちは歴史的な巨大な学習をしたのです。そのことをネットで、デモで、そしてこの選挙で、共有体験したのです。

さあ、投票に行きましょう。
まわりに呼びかけましょう。

くるりの岸田繁さんが、Twitterで紹介してくださいました。 「高橋 仁也」

2012年12月15日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

【衆議院総選挙2012 投票シミュレータ】
くるりの岸田繁さんが、Twitterで紹介してくださいました。
サーバーが落ちそうな勢いでアクセスが増えました。

「初めて選挙に行くけど、どう選べばいいかわからない」というファンからのtweetに、岸田さんがこのサイトのURLを提示しました
http://www.thinking-of.jp/election/2012/


今日と明日するべきこと 「高橋 仁也」

2012年12月15日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

今日と明日するべきこと

昨夜の官邸前。僕は、ひとりの主婦の演説に泣いた。しばらく涙がとまらなかった。

「家族に言わず、ここに来ました、私は、子どもに放射能が入ったものを食べさせるのが、本当に、つらくて…」内容ももちろんのことだけれど、生きることそのものから語られる人のことばに、どれだけ心を揺さぶられるか知った。主婦の演説が終わって少しの間があり、ここで出会ったfb友の田中さんを振り返ると、彼女は全身で泣き続けていた。

小沢一郎氏への期待は、予想以上に大きかった。まだか、まだかと本当に彼を待っていた。あそこに参加していた人々は、何度もデモに参加しているベテランだ。彼らが小沢一郎と初めてひとつになった瞬間だった。

どの候補者から、同じことを感じた。それは、自分に期待してくれるのはうれしい。しかし、私は、みなさんに期待しているのです、と。みなさんが一人でも多くの人と話して、脱原発に一票でもつなげてほしいい、と。彼らはスターでも何でもない。見て、聞いて終わりじゃない。


まずやるべきこと。最も身近な人と原発、選挙のことを話し合う。冒頭の主婦はご主人とこの問題でうまくいっていない、と語った。今、二人はどうしても話し合うべきだと思う。あなたも、最も信頼する人と話し合う。それができたら、次に親しい人と話し合う。あなたの心の声で。SNSだけに逃げてはいけない。

マスコミは浮動票つぶしをしている。現段階は、マスコミに勝つためには、あなたの人生と関わっている人に、投票を促すことだ。マスコミが勝つか、あなたが勝つかだ。

一人でも増やせば、票は、倍になる。
さあ、すぐに。

【官邸前デモ、脱原発演説会】場所が明確になりました。 「高橋 仁也」

2012年12月14日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

【官邸前デモ、脱原発演説会】
場所が明確になりました。
官邸前ではなく、国会正門前です。


【急告!】国会正門前に、集まるぞ! 「高橋 仁也」

2012年12月14日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

【急告!】国会正門前に、集まるぞ!

このままで、終わらせてはならない。闘いは、最後の最後まで、抜いた剣をおろしてはいけない。マスコミの操作にのってはいけない。

脱原発の心を持った人々よ、また、あの地に集おう。あの地から始まったこの闘いの力を、今、あの地に凝集させよう。そう、官邸前に。巨大な過ちの道に進もうとする流れに、怒りをとどろかせよう。

すでに闘いは、原発に象徴される、この国の旧体制・既得権益者・右傾化との巨大な闘いとなってきている。連日の北朝鮮ミサイル報道による、情緒的なナショナリズムへの誘導。相手は、その本質をむき出しにしてきている。

彼らが、その本質をここまであらわに現したのは、我々の勝利でもある。追い込んだのだ。


子どもたちの未来を、私たちが閉ざしてはいけない。
最後の最後まで、闘う時なのだ。

小沢さんに問う1 脱原発をやる、嘉田さんとやる意味 「高橋 仁也」

2012年12月13日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

小沢さんに問う1 脱原発をやる、嘉田さんとやる意味

Q1:脱原発が正しい道だと、考えに至ったのはなぜか

僕が二年生の時、科学技術庁の政務次官になり、その頃ちょうど、原発が研究炉から商業炉に、科学技術庁から通産省に移る頃でした。その時は、一番安全で、純国産だ、という役所の説明で、正直僕は全く無知でした。
ただ、40年前からも今も、核廃棄物はガラス固化技術で、それは完全なものではない、廃棄物処理はできない、と分かっていましたから、漠然と過渡的なエネルギーだという認識でした。しかし、チェリノブイリがあり、そして福島の事故が決定的でした。

Q2:嘉田さんと組むというのは、どのような判断か

旧体制が、マスコミがその尖兵(せんぺい)ですが、私の作り上げたイメージがありますので、私が先頭に立つと、またものすごい集中攻撃になります。嘉田さんだけではなく、志を同じくする人たちが先頭に立ってくれて、それをみんなで頑張るスタイルの方が、政治的判断として、いいじゃないかという思いを持ちました。

Q3:ドイツ視察はどうだったか

ドイツは論理的で情緒性はなしで結論を出しますから、脱原発には、政党も、財界も、組合も、学者も、全員が賛成です。日本の事情を伝えると、ドイツは福島の事故でやめることを決めたのに、当事国の日本がなぜですか、と驚かれました。
訪れた村では、太陽光、バイオ、風力で必要な電力の倍以上発電していました。現在のドイツでは電力が不足していて、原発がないとやっていけない。だから、再生可能エネルギーを毎年1%ずつ上げている。しかし、日本では電力が足りている。

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参加者:Nagiさん(福島、fb)、橘内芳雅さん(福島、Web)、ウォン ウィンツァンさん(東京fb)、山なつさん(東京、Twitter)、hitoya(東京、fb)。
参加できなかった方:かがみ道子さん(大阪fb)、ぽぽんぽぐにゃんさん(東京、ネットラジオ)、橋口由希子さん(鹿児島、fb)

小沢さんに問う2 脱原発の状況をどう思いますか 「高橋 仁也」

2012年12月13日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

小沢さんに問う2 脱原発の状況をどう思いますか

Q3:原子力が安いという議論についてはどうですか

原子力が安いなど、まったくの嘘っぱちです。当初の設備コストだけを議論しているが、高レベルの廃棄物のコストがどれだけ必要なのか、また一度、事故が起きると、どれだけコストが必要なのか。
今は福島では、ぜんぜん対応ができていない。放射能を完全に封じ込めるため、あるいは県民のみなさんの生活、子どもたちが癌になるなどの問題、これを正す必要があります。それには、本当は膨大なコストが必要で

す。マスコミが、脱原発すると電気代が上がる、と騒いでいるが、それどころじゃない。

Q4:原発ゼロの現実性はどうか

すぐにでもできる。嘉田さんの言うとおり、資源を大切に使うということと、火力ガスコンバインドはCO2も少ないし、原子力に負けない効率のいい技術が日本で作られている。だから、原発ゼロというのはすぐにでもできるが、廃棄物の問題と福島の問題を、何とかしないといけない。

Q5:世の中の、原発に対する意識について

今の日本では一番の問題なのは、福島の問題をほっとらかしておいて、原発の話は絶対にしないようにし、本当のことを全部隠していることです。政官業、そしてその尖兵はマスコミですが、この選挙でも、原発のことのいっさい話をしない。
だから、みんなは安全だと信じ込んでいる。しかし、福島の人は深刻だ。これから発症するであろう病気のことを考えたら、悲劇ですよ。僕は本当にそう思う。しかも、何十万人が行くあてのないジプシーのような生活です。これは、本当に政治の責任です。これで、福島であれ、どこであれ、もう一度事故が起きたなら、日本は壊滅的なことになる。

小沢さんに問う3 選挙の状況はどうですか 「高橋 仁也」

2012年12月13日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

小沢さんに問う3 選挙の状況はどうですか

Q6:選挙の状況は 

メディアの誘導がありますから、ほとんどの人は、原発が健康や社会に重大な問題を起こすということは、理屈としては分かっているが、直接的な関心を持たなくなってきました。福島でさえそうした傾向がある。子どもたちの癌の発症も、来年、再来年になったら、出てくると思うのです。
しかし、完全に体制の与論づくりはできてしまっている。今の関心は、所得の問題です。小泉さん以来、所得は減り続けていますから。そして、雇用の問題もある。

しかし、それさえぼんやりしている気がします。
日本人は、起きてしまったことは「しょうがない」というあきらめの構造が、ものすごく強い。積み重なった現実にあきらめてしまう。現実を否定してでも、何とかしようという気持ちにならない。原発デモの時に、日本としてはすごいことになってきた、これは変わるかと思いましたが、今になって、また「しょうがない」となってきている。

Q7:民主党の失敗については

「しょうがない」は、一番、民主党政権の失敗が響いています。みなさんは、政権を変えてみたけれど、やっぱりダメだった、と。
民主党の議員は、マニフェストの意味を理解していないのが大部分です。かれらも、どうせやれっこない、という気持ちだった。政権をとったらいいアバイだから、余計なことをやることはない、とだらだら。僕らは、まっすぐすすんだけど、彼らは曲がった。今は右に曲がっている。
民主党が政権を持った時に、きちんとやっておけば、ぜんぜん結果が違ったと思うのです。自分自身は、裁判で完全な無罪になりましたが、3年半、これに縛られました。もう、こんなに歳をとりましたが、もう一度、ガラガラポンをしなければいけない。
野田さんの心境は、まったく分かりませんね。だって、全員仲間を殺すことが分かりきってやるのでしょう。この発想は、さすが僕も、まさか、と思いました。

小沢さんに問う4 政治の右傾化についてどう思いますか 「高橋 仁也」

2012年12月13日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

小沢さんに問う4 政治の右傾化についてどう思いますか

Q8:自民党が復活していることについて

国民は、旧体制の復活を期待しているのではなく、「しょがない」という消極的な気分でしょう。これを乗り越えないと、無気力で任せてしまって、あとになって影で文句を言ってもダメです。自立という意識革命が必要です。これが民主主義の基本です。

Q9:維新との連携の失敗について

維新は体制派に入ってしまい、民主党の生き残りも自民党とやると言うし、大政翼賛会みたいになちゃう。今回の選挙は、過半数の獲得は無理だが、一定の良識ある集団が国政にいないと、それ一色になってしまう。橋下さんが僕らと一緒になれば、圧勝しました。だけど、石原さんと一緒になった。アンシャン・レジーム(旧体制)最たるものです。選挙が終われば、維新の存在理由はなくなってしまいます。

Q10:安倍晋三についてどう思うか

もともとお父さんには、大変、お世話になりました。しかし、息子さんことはよく分かりません。多分、官僚が運営する統治機構に乗っかっていくのではないかと考えています。
政治家のあり方は、国民の命と暮らしを守るということです。小泉さんから、新自由主義になり、格差が急速にすすんだ。今では、OECDの中でも、もっとも格差が大きい国になりました。
これを変えなければいけない。しかし、既得権益者がものすごい抵抗をしている。メディアもこの戦後体制のひとつです。僕が昔から言っている、地方の自立というのは、個人の自立でもある。お金と権限を与えたら、あとは自分で考えろ。そうした自立した国民性が本当は必要なのですね。国の制度を変えることによって、これをしないとだめです。

小沢さんに問う5 憲法改定と核武装論について 「高橋 仁也」

2012年12月13日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

小沢さんに問う5 憲法改定と核武装論について

Q11:原発を背景にした核武装論の台頭は

原発の維持の背景には核武装論があります。僕は、核武装というのは政治的にも、軍事的にも意味がないと考えています。本気に。だって、核兵器というのは現実、使えない兵器でしょう。しかしながら、究極の兵器であるから、これはアメリカの傘の中で彼らに任せる。
日本が核武装するということになったら、近隣からも、またアメリカからも、どこからも、ものすごく心配されますよ。日本が核武装にすすむということは、

この国を非常に不安定な状況に追い込む。その意味で核武装のための原発は必要である、というのは賛成できない。

Q12:憲法改定論についてどう思うか

憲法改定が争点のように、メディアも伝えています。憲法を改定し、軍備を拡張し、核武装論を出すという。憲法の改定論の裏に、どのような政治的な意図が隠されているのか、はっきりと言うべきです。メディアも戦後体制の中のひとつの大きな集団だと思う。根本的に日本の大きなしくみを変えることについては、強烈な抵抗と反撃を受ける。
こうした右傾化は、今すぐなるとは思わない。しかし、経済的な危機が世界的不況という形で襲って来た場合、中国との領土問題がこじれた場合、朝鮮半島その他に深刻な事態が生じた場合には、その傾向が非常に強くなっていくのではないかと、恐れています。正常な民族主義、愛国心には問題はないです。僕もその立場です。しかし、その場の情緒に流されるのは良くない。日本には、そうした要素が潜在的にあるので心配しています。

Q13:国民は政治に期待していいのか

今の体制は、避難させることをやらない。結果として、あとで健康障害の人が出てきたら、その時は、避難もヘチマもないくらいの問題になる。
政治家は自分が矢面に立ち、決めることをいやがる。これは、ものすごく(力を込めて)無責任だと思うのです。原子力マフィアの人は別として、良識ある学者なら分かるのですから、それを、ちゃんと訊いて、思い切った対応をしなければいけない。
責任回避が、日本社会をおおっている。だけど、国民がそのことを分かって、政治家を選ばないといけない。選挙で、そこを変えなければいけない。言うだけでは、ダメなのです。

衆議院総選挙2012 投票シミュレータ 「高橋 仁也」

2012年12月12日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

【衆議院選挙 投票シミュレータ】

9問の簡単な質問があります。原発関連の質問が多いです。
選択肢を選ぶと、あなたの選択と近い政党が順に並びます。
何度でもできます。ロジックは選択と政策の合致数です。

複数の政党にしぼられたら、ぜひ、複数の政策を読んでください。
これは、あなたが読むべき政党政策のガイドです。

http://www.thinking-of.jp/election/2012/

(web制作:宮坂興基/政策検討:沖のぼる、鎌田貴子、hitoya)

いまさら聞けない原発問題 「高橋 仁也」

2012年12月12日 | 世の中のこと、政治のこと。

 

「高橋 仁也さんからの便り」

ぜひ、チェックのつもりで、どうぞ。

これはWebで作られていますので、アプリのように結果がFacebook上に現れることはありません。また、Facebookを見るのに使う、スマホに合わせたレイアウトになっています。

さあ、数分で終わります。
http://www.thinking-of.jp/nuclear/knowledge/
(製作者:宮坂興基氏、hitoya)