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A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

Day 091(その1)

2006年03月24日 16時57分06秒 | 航海日誌
第91日目(8月19日)
クルーズ最後の寄港地アラスカのスワードに早朝入港。

このアラスカは19世紀、720万ドルでロシアからアメリカに売り渡され
「ラスト・フロンティア」がニックネームの州。
我々が入港したスワードはこの売買交渉に挑んだ当時の国務長官に因んで名付けられた町だ。

州の面積の3分の1が国立公園や国立保護区に指定されているとあって、
最大の魅力はその豊かな自然だ。

われわれの願いが通じたのか快晴、日本晴れと言うか完璧のアメリカ晴れである。
既に埠頭の隣にはハバード氷河の前ですれ違った大型豪華客船
セレブリティー社のサミット号(9万トン)が先着着岸していた。
米国旗、アラスカ州旗を掲げ朝日にその威容を誇っている。
上部客室はベランダ付きでその上の階は見晴らしの良いレストラン群が見られる。
我々の船は日本人社会を其のまま船に持ち込んだ様なもので外国旅行のような気がしない。
何時の日か外国船で外人に囲まれ非日常を楽しみたいものだとフト思った。

早速150人乗りぐらいの小型遊覧船に乗り込みキーナイ・フィヨルド遊覧クルーズだ。
出発後すぐ「ラッコ」親子の歓迎を受ける。
途中「シャチ」も見た「ねずみ海豚」も見えた。

数々の氷河、フィヨルドを見物しながら我々の船はアラスカ観光のハイライト
「アリアリック・グレーシャ(とても恐ろしい所)」へ向かう。