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旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20150923~25  上川町  高原温泉から白雲テン場二泊パート4

2015-09-25 14:21:30 | Weblog




25(金) くもり

夕方からやや強く吹いていた風は、日付が変わる頃にはピタッと止んで、以降無風に近い状態だった。

3:00  テントから外の様子を伺うと、ほんの少し星が見えるものの、上空ほぼ全面に雲が広がっているようだ。
かなり確率は低いがあとあるとすると「朝焼け」で、ダメ元覚悟で、一応出かけることにした。

高根ヶ原を東が見える地点まで進むと、地平線にほんのわずかだが「晴れ」のスペースがあることがわかった。
これはこの前と同じパターン、朝焼けする可能性があるので、撮影ポイントまで足を伸ばす。ほどなくして、
旭川のRさんが到着した。彼はもう少し先に進んで、紅葉の写真を狙うようだ。日の出の後、日差しがある可能性は
低いと思われるがこれは賭けだ。もしダメでも、彼は自分の目で高原温泉の紅葉を間近に見ていないので、
自身で確かめておきたい気持ちもあったのだろう。

しばらくすると地平線が真っ赤になり、上空の雲を染め上げた。前回と同じか、それ以上の朝焼けショーの始まりだ。
やはり日の出直後、すぐに太陽は雲に隠れたが、これを拝めただけでも連泊した甲斐があったというものだ。
惜しむなくは、今朝は雲海がほとんどなかったことだ。帯広方面や富良野方面にはたっぷりあったのに。
雲海発生の条件は本当によくわからない。


テン場に戻ったら、Oちゃんがすでにほぼ撤収準備を終えていた。彼は目が覚めたものの、「これは行っても
無駄だ」とあきらめて、二度寝したことを悔やんでいた。私も朝食後一眠りしたいところを我慢して、すぐに
撤収にかかった。この時点では雲が多めで、雨の恐れもあったからだ。

しばらくするとRさんが高根ヶ原から戻ってきた。やはり紅葉は写せなかったが、明日の予報が晴れに変わったので、
もう一日留まることにしたらしい。この粘り腰が私にはない。8:15 下山開始。





   

緑岳を通過する頃から鈍いながらも日差しがあって、徐々に天気は回復傾向。風も弱く、暖かな
絶好のハイキング日和だ。今年最後の「絶景」を楽しみながらゆっくり下りる。



   

ガレ場からエイコの沢上流部。黄色がきれい。


   

さらに下がってガレ場下。普段なら下山の際にはここは通過してしまうが、景色を楽しむために
あえて立ち止まり休憩した。これ以上下がると、もうトムラウシは見えなくなる。



   

エイコの沢近くのガレ場から撮影。


   

見晴台から高根ヶ原、高原温泉。ここからの眺めが今ベストなようで、これを見て、明日の行動予定を
急きょ考え、実行に移すことになった。





   


11:25  高原温泉登山口に到着。この付近の紅葉も今が見頃のようだ。


日帰り入浴しようと大雪高原山荘に行ったら、脱衣所でS社Fさんとバッタリ。彼はここまで来て、
あえてピークの過ぎた沼めぐりはせず、この付近を散策したそうだ。なかなかやるなお主。





   

コメント
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