旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20150914~18  上川町  高原温泉から白雲テン場四泊パート5

2015-09-17 15:15:59 | Weblog




17(木) 晴れ時々くもり

早朝強風、雲は多いが星が見えていたので、出発の準備をしてテントの外を再び見たら霧で真っ白!
これはあかんと、しばらく待機した。30分ほどしてまた外を伺ったらすっかり霧が晴れてトムラウシが見えていた。
あわてて高根ヶ原方面へ出発。

やや現場へは遅れたが、この日は雲海が高原温泉上方まで回りこんでいて、背景に写しこめたので、
そこそこいい条件で撮影できたかもしれない。北海洋さんは霧に巻き込まれながらも緑岳に到達して撮影した。



   

帰路、白雲岳を望む。



   


このあたりのチングルマは日に日に赤い色を増して、どんどんきれいになった。この日天気は一番安定し、
トムラウシも昼過ぎまで姿を見せた。


このあと、夕方の撮影までテントサイトで待機した。ものすごくいい天気なのにちょっともったいない気もするが、
光線の状態がもう少し良くなるまで待つことにしたのだ。私の場合は、体力温存の意味もある。パワーを
持て余している北海洋さんは退屈そうだが心配しなくていい。しばらくすると士幌のOさん、札幌のIさん、それに
ユースでよくお会いする女性Iさんなどが次々にサイトを訪れ、おしゃべりしていたら、あっという間に時間は過ぎていく。
このいい天気に動きまわらず、ぼ~っと山並みを眺めて過ごすのは、贅沢の極みなのだ。

昼食後再び高根ヶ原へ。ほどなくすると雲が切れ、狙い通りの光線がきて撮影はできたが、たぶんあまり
いい感じでは写っていないだろう。紅葉の状態が本調子でないためか、強い光がまともに当たると、かえって
色が飛んでしまうのだ。

この頃、旭岳~白雲岳などにはガスがかかり、白雲へ向かった北海洋さんは早めにあきらめたと思っていた。
しかし彼は粘り、その後雲が薄くなって、光が差し出し、ガスが旭岳と白雲岳の間を漂うのを写せたそうだ。


この日小屋に、仲間と宴会するのを目的に、珍しくPちゃんが宿泊していた。「四泊目で酒が切れた」と
ぽろっと漏らしたら、宴会のおこぼれの日本酒をマグカップ一杯ごちこうになった。うれしかったわ~!
空きっ腹に飲んだので酔いがまわって、ぐっすり眠れた。


11張り。天気の崩れが早く、土曜日は雨の予報となったので、予定より一日早く下山することを決めた。








   

コメント
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