アトピーが改善されたきっかけがあります。
それは、高校の現代社会の授業でした。
公害などの化学物質が人の健康に与える影響について学習をしていたときのことです。
「複合汚染」(有吉佐和子)という本を先生が紹介してくれた後、NHKのドキュメンタリー番組ビデオを先生が再生してくれました。
内容は…
青年のぼくにとって、衝撃的でした。
驚きよりも、
「こんなことがあっていいのか」
と思いました。
人は、有害な化学物質を、空気、食べ物を通じて体内に取り込みます。
食品添加物やマグロに含まれるダイオキシンなどが有名ですね。
そのビデオでは猿が特集されていました。
母猿の体内に蓄積されたダイオキシン、水銀などの有害な化学物質はどうなるのでしょうか。
出産と同時に、子どもの体に移っていくのです。
そして、その化学物質が原因で、子どもが、難病にかかるのです。
テレビ画面には、多くの奇形の猿が映し出されていました。
手がなかったり、背骨がよじれていたり…
このとき、食品添加物、大気汚染、ダイオキシンなどの有害な化学物質について、初めて知ることになります。
「このままでいいわけがない…」
そして、そのビデオを鑑賞しながら、初めて、自分のアトピー、アレルギーの原因の一つが、これらの有害な化学物質だと知りました。
今までは、ケナコルトというステロイド剤を塗るばかり。
対処療法では、完全に治癒はしません。
本当は、人の体の中でできる、副腎皮質ホルモン。
ところが、ケナコルトという薬を塗ると、このケナコルトが副腎皮質ホルモンのかわりとなり、体が副腎皮質ホルモンを作らなくなってしまいます。
余計にアトピーの根本原因を悪化させるのです。
この次の日、いきなり母にお願いをしました。
「母さん、今日から牛乳を飲むのをやめてみるよ」
「えっ? 何で?」
母は、突然のぼくの発言に驚きました。
それまで、毎日、牛乳を飲んでいました。
小学校のときは、給食にでていました。
中学校のときは、弁当でしたが、なぜか牛乳だけは、学校で準備されました。
当然、代金は集金されていましたが…
高校での弁当の時間、さすがに牛乳はでてきません。
でも、カルシウムが大切だということで、母が毎日購入してくれていました。
毎日飲んでいた牛乳。
その牛乳をだす牛が、どのようなところで飼われているのか。
どんなエサを食べているのか。
知ってしまったのです。
そして、それを飲むと、どうなるかも。
牛たちは、狭い、牛舎の中にいます。
一頭のスペースは狭いです。4畳半一間のアパートならいい方です。
牛は、自由に、ぐるりと体を回転させることもできません。
オーストラリアとかニュージーランドの壮大な大草原の写真を見たことがあるかと思います。
素敵な大地に放牧されている牛がいますね。
よくテレビでみるでしょう?
あんなところで、牛は育っているのかと思っていました。
でも、実際は違っていたのです。
日も当たらない場所で、自由に動くこともできない場所で育つ牛。
その牛乳は、体にいいのでしょうか。
人間が、牛舎のような場所で生活をしていたら、間違いなく病気になります。
精神的にもおかしくなってしまいます。
当然、そのままだと、牛も病気になるのです。
でも、病気にはなりません。
なぜでしょうか。
病気にならないために、エサといっしょに抗生物質を食べさせられているのです。
抗生物質とは、かぜのときに飲む薬です。
悪い菌を殺しますが、同時によい菌も殺します。
副作用もあります。
不耕起栽培という自然農法で有名な大澤信一さんの講演会に参加したときのことです。
人が病院からもらい消費される抗生物質よりも、動物が消費する抗生物質の方が、量が多いと言うのです。
家畜のふん、尿の抗生物質が川に流れます。
それが、農作物を汚染するということが、ほとんどの人に知られていない…ということを話しておられました。
牛乳とは関係ないのですが…
最後のとどめの一言を、斎藤一人さんという、ある大成功者の方の講演会で聞きました。
「牛のミルクは、牛の赤ちゃんが飲むものだよね」
あたりまえですね。
牛乳ストップの効果はあったのでしょうか。
1週間、2週間、1ヵ月…
何となく体のかゆみが減り始めました。
牛乳を飲んでいたときの痒みを10とすると、牛乳を飲まなくなってからは、8くらい。
明らかに効果を感じていました。
そして、この効果を実感したぼくは、次のステップに進みました。
後日、少しずつ紹介していきます。
牛乳を飲まなくなってから20年以上が経ちました。
でも、時々飲むことがあります。
例えば、旅行に行くときです。
旅行中、あまりお通じがよくないときがあります。
そんなとき、夜、寝る前に牛乳を飲むのです。
翌朝、見事に下痢気味となり、大量の便がでます。
日本人は牛乳を消化するのに適した体ではないということを後から知りました。
これはぼくに関しては正しいようです。
おまけの話です。
大人のになってから、この牛乳、乳製品がいかによくないのかを「病気にならない生き方」 (新谷弘実) という本で知りました。
本好きな方は読まれたことかと思います。100万部を突破した本です。
牛乳をよく飲む人、乳製品を多く食べている人は、腸の状態がよくないそうです。
腸の病気にかかる可能性が高いというのです
腸に内視鏡を入れると、乳製品を毎日摂取している人は、決まって、よくない状況が観察されるのだそうです。
一時期、乳製品加工業者との論争もあったと聞きましたが、全米ナンバーワンの先生の言葉だけに説得力があります。
先生の生き方にも感銘を受けました。
というわけで、アトピー回復の第一歩は、牛乳ストップから始まりました。
ところで、牛乳が大好きなので飲みたいという人がいるかもしれません。
ぼくは、マルサン 有機豆乳 無調整を飲んでいます。
開封前は長持ちするので便利です。
時々、本当の牛乳も飲んでいます。
近所にある、自然食品店を取り扱うお店(こだわりや、アニューなど)においてある、放牧された牛の牛乳です。
価格は、1リットル300円から。
高いですけど、時々の贅沢。
とっても甘くておいしいです。
本当は飲まない方がいいのでしょうが、妻が牛乳大好きなので時々買ってきます。
そのときに、1杯もらいます。
この牛乳を飲むと、そのへんのスーパーで売っている市販の牛乳は飲めなくなると思います。
話が脱線しました。
次回は、卵のお話です。
それは、高校の現代社会の授業でした。
公害などの化学物質が人の健康に与える影響について学習をしていたときのことです。
「複合汚染」(有吉佐和子)という本を先生が紹介してくれた後、NHKのドキュメンタリー番組ビデオを先生が再生してくれました。
内容は…
青年のぼくにとって、衝撃的でした。
驚きよりも、
「こんなことがあっていいのか」
と思いました。
人は、有害な化学物質を、空気、食べ物を通じて体内に取り込みます。
食品添加物やマグロに含まれるダイオキシンなどが有名ですね。
そのビデオでは猿が特集されていました。
母猿の体内に蓄積されたダイオキシン、水銀などの有害な化学物質はどうなるのでしょうか。
出産と同時に、子どもの体に移っていくのです。
そして、その化学物質が原因で、子どもが、難病にかかるのです。
テレビ画面には、多くの奇形の猿が映し出されていました。
手がなかったり、背骨がよじれていたり…
このとき、食品添加物、大気汚染、ダイオキシンなどの有害な化学物質について、初めて知ることになります。
「このままでいいわけがない…」
そして、そのビデオを鑑賞しながら、初めて、自分のアトピー、アレルギーの原因の一つが、これらの有害な化学物質だと知りました。
今までは、ケナコルトというステロイド剤を塗るばかり。
対処療法では、完全に治癒はしません。
本当は、人の体の中でできる、副腎皮質ホルモン。
ところが、ケナコルトという薬を塗ると、このケナコルトが副腎皮質ホルモンのかわりとなり、体が副腎皮質ホルモンを作らなくなってしまいます。
余計にアトピーの根本原因を悪化させるのです。
この次の日、いきなり母にお願いをしました。
「母さん、今日から牛乳を飲むのをやめてみるよ」
「えっ? 何で?」
母は、突然のぼくの発言に驚きました。
それまで、毎日、牛乳を飲んでいました。
小学校のときは、給食にでていました。
中学校のときは、弁当でしたが、なぜか牛乳だけは、学校で準備されました。
当然、代金は集金されていましたが…
高校での弁当の時間、さすがに牛乳はでてきません。
でも、カルシウムが大切だということで、母が毎日購入してくれていました。
毎日飲んでいた牛乳。
その牛乳をだす牛が、どのようなところで飼われているのか。
どんなエサを食べているのか。
知ってしまったのです。
そして、それを飲むと、どうなるかも。
牛たちは、狭い、牛舎の中にいます。
一頭のスペースは狭いです。4畳半一間のアパートならいい方です。
牛は、自由に、ぐるりと体を回転させることもできません。
オーストラリアとかニュージーランドの壮大な大草原の写真を見たことがあるかと思います。
素敵な大地に放牧されている牛がいますね。
よくテレビでみるでしょう?
あんなところで、牛は育っているのかと思っていました。
でも、実際は違っていたのです。
日も当たらない場所で、自由に動くこともできない場所で育つ牛。
その牛乳は、体にいいのでしょうか。
人間が、牛舎のような場所で生活をしていたら、間違いなく病気になります。
精神的にもおかしくなってしまいます。
当然、そのままだと、牛も病気になるのです。
でも、病気にはなりません。
なぜでしょうか。
病気にならないために、エサといっしょに抗生物質を食べさせられているのです。
抗生物質とは、かぜのときに飲む薬です。
悪い菌を殺しますが、同時によい菌も殺します。
副作用もあります。
不耕起栽培という自然農法で有名な大澤信一さんの講演会に参加したときのことです。
人が病院からもらい消費される抗生物質よりも、動物が消費する抗生物質の方が、量が多いと言うのです。
家畜のふん、尿の抗生物質が川に流れます。
それが、農作物を汚染するということが、ほとんどの人に知られていない…ということを話しておられました。
牛乳とは関係ないのですが…
最後のとどめの一言を、斎藤一人さんという、ある大成功者の方の講演会で聞きました。
「牛のミルクは、牛の赤ちゃんが飲むものだよね」
あたりまえですね。
牛乳ストップの効果はあったのでしょうか。
1週間、2週間、1ヵ月…
何となく体のかゆみが減り始めました。
牛乳を飲んでいたときの痒みを10とすると、牛乳を飲まなくなってからは、8くらい。
明らかに効果を感じていました。
そして、この効果を実感したぼくは、次のステップに進みました。
後日、少しずつ紹介していきます。
牛乳を飲まなくなってから20年以上が経ちました。
でも、時々飲むことがあります。
例えば、旅行に行くときです。
旅行中、あまりお通じがよくないときがあります。
そんなとき、夜、寝る前に牛乳を飲むのです。
翌朝、見事に下痢気味となり、大量の便がでます。
日本人は牛乳を消化するのに適した体ではないということを後から知りました。
これはぼくに関しては正しいようです。
おまけの話です。
大人のになってから、この牛乳、乳製品がいかによくないのかを「病気にならない生き方」 (新谷弘実) という本で知りました。
本好きな方は読まれたことかと思います。100万部を突破した本です。
牛乳をよく飲む人、乳製品を多く食べている人は、腸の状態がよくないそうです。
腸の病気にかかる可能性が高いというのです
腸に内視鏡を入れると、乳製品を毎日摂取している人は、決まって、よくない状況が観察されるのだそうです。
一時期、乳製品加工業者との論争もあったと聞きましたが、全米ナンバーワンの先生の言葉だけに説得力があります。
先生の生き方にも感銘を受けました。
というわけで、アトピー回復の第一歩は、牛乳ストップから始まりました。
ところで、牛乳が大好きなので飲みたいという人がいるかもしれません。
ぼくは、マルサン 有機豆乳 無調整を飲んでいます。
開封前は長持ちするので便利です。
時々、本当の牛乳も飲んでいます。
近所にある、自然食品店を取り扱うお店(こだわりや、アニューなど)においてある、放牧された牛の牛乳です。
価格は、1リットル300円から。
高いですけど、時々の贅沢。
とっても甘くておいしいです。
本当は飲まない方がいいのでしょうが、妻が牛乳大好きなので時々買ってきます。
そのときに、1杯もらいます。
この牛乳を飲むと、そのへんのスーパーで売っている市販の牛乳は飲めなくなると思います。
話が脱線しました。
次回は、卵のお話です。