ようちゃんばあば日記

お米と野菜をつくり、保存食作り 編みものなどの日常を綴っています。

桃「白麗」の砂糖煮(コンポート)

2013-09-07 | 果物や野菜のジャム・シロップなど
 初めて手にする桃「白麗」です。

岡山では桃と言えば白桃で 最近こそ 秋には 黄金桃という 風味がよくて黄色い桃が出回っていますが いわゆる

桃色の桃は ほとんどありません。

そして 大体 桃はとってもやわらかくて 皮が手でスーッとむけるのですが この「白麗」は 日持ちがいいという

だけあって とっても硬いです。

桃のへこみああわせて包丁を当ててぐるっと切り目を入れ 両手に包むように持って左右にひねると パカッと

二つに分かれることも多いですが 今回のは硬すぎて 無理でした。

真夏のやわらかい桃も 両手でもつと 果汁が滴り もったいなくて ひねったりできません。

さて 砂糖煮ですが・・・・・いわゆるコンポートのことです。

昔は そんなしゃれた名前をを知らないので「桃を砂糖で炊く」という程度でした。

用意するのは 桃と砂糖となべ 清潔な はし、お玉、お布きんなど。

そして となりのコンロでは 同時に保存瓶を煮沸し始めます。

  

桃 6個で 2.5キロありましたので 大体300gほどの砂糖を 用意しておきます。

皮をむいた桃をどんどん切って鍋に入れていき ときどき 砂糖を振りいれます。

これは 桃が茶色くならないようするためですが それでも この作業は できるだけ 手早くやります。

桃にふりかけた砂糖が ジャムのときのように しんなり濡れるのを待つことなく 火をつけて 焦がさないように 

そっと鍋底を確認しながら 中火くらいから煮ます。

桃から水分が出てきたら 火を強めにして 一気に炊き上げます。

桃の甘さによって 好みの砂糖の量を調整するのは このときです。

最後にレモン汁を少しだけ入れて(いれなくてもかまいません)熱々のうちに 保存瓶に詰めます。

保存瓶は 桃が炊きあがる少し前に 湯から取り出しておくと 自分の熱で瓶の中が すぐに乾きます。

きれいなお箸で 瓶に桃を入れて きれいなお玉でシロップを注ぎ 瓶の口をきれいに拭きます。

とにかく 長期保存するには清潔が一番ですので 瓶を煮沸消毒している鍋の中で お箸やお玉も一緒に消毒すると

いいです。

ゆるめにふたをして 鍋の中に立てて しばらく湯を煮立ててから取り出し いったん緩めたふたをギュッと締め直して

自然に冷めるまで さかさまにしておきます。

この脱気方法は ネットで検索すると賛否両論なのですが 私は昔 このように 学校で習ったので 安心できるから

守っています。

上手く脱気できると 1年たっても 常温で持ちます。

 

桃が硬いものなので 桃の缶づめのように とろっとはしていませんが これもまた 美味しいですよ。

そういえば むかし 桃農家の知り合いから 桃缶をいただいたことがあります。

缶にラベルが巻いていないので 銀色のスチール缶のままです。

出荷が大体終わった時期に 缶づめの会社へ桃を預けると いくらかの手数料で 自分の家の桃を缶詰にして

くれるのだそうです。

シロップが すごくとろっとして でも すご~く甘すぎて びっくりしました。

自家製で瓶づめにする家も多くて 産直店には こうしたものが売られていますが ひと瓶 800円くらいです。


さて 今日も JA産直店にいってきました。

都合で 10時を過ぎていたので イチジクや桃の安いのは もうありませんでしたが 丁度 奥から出てきた

鳥取JAからの「二十世紀梨」に出あいました。

これも コンポートにしてしまいましょう。

これから レシピを検索します。
  

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コメント (8)
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