声明は靖国神社が「過去の植民・侵奪と侵略戦争の歴史を美化している」と指摘。「(日本の指導者らに)過去の歴史に対する謙虚な省察と真摯な反省を通じて、周辺国と国際社会の信頼を得る努力をするよう促す」としている。

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今日から23日までは靖国神社の春季例大祭です。
 
春季例大祭前日の昨日は超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の76人や
 
佐藤正久副外相、奥野信亮副総務相も参拝しています。
 
 
しかし安倍首相は真榊奉納で、参拝は見送ったようです。
 
これも2013年の参拝が国内外から批判された事や、朝鮮半島問題が大詰めを迎えているので
 
総合的に判断したと思います。
 
 
ただ、中国や韓国の批判で参拝を止めるのは一国の首相としては情けないし
 
強い信念で参拝してもらいたい気持ちでいっぱいです。
 
せめて私達日本人が首相の参拝を後押しすればいいのに、足を引っ張る日本人が多いのも事実です。
 
そこのあたりが、また日本人として情けなくもあります。
 
 
ところで河野外相は先日の訪韓時に韓国国立墓地を参拝しています。
 
当ブログでも感想を述べましたが、テロリストも祀られている墓地です。

河野太郎外相が韓国国立墓地を参拝。ここにはテロリストも祀られているらしいが。

それも新潟日赤センター爆破未遂事件の工作員12名が戦没者として祀られているところです。

未遂で終わっていますが、実行されていたら日本国内でのテロであり、

多くの日本人も巻き込まれた可能性もあります。

外交儀礼なのかもしれませんが、その様な墓地に参拝する外相の気持ちが理解できません。

それなら靖国神社春季例大祭に参拝すべきではないのかと思い、そしてちょっと期待もしていました。

しかし、その願いも虚しく、河野太郎氏の考えからは靖国参拝は有り得ない事のようです。

河野氏のブログ「ごまめの歯ぎしり」の記述では

中国政府がなぜ日本の首相が靖国参拝する事を抗議するのか、

その理由も知らずに議論するのはどうか、というような意見です。

それによると、

1972年9月の日中共同声明で、

日本は戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えた事に責任を痛感し、深く反省する。

日本は戦争責任を受け止め反省した、だから中国は賠償を放棄した。

日中共同声明に責任のある首相、外相、官房長官という役職にあるものが参拝することは、共同声明の合意に反する。

中国政府は、日本政府に対し、A級戦犯が合祀されている靖国神社に、首相が参拝することは、日中間の合意を踏みにじる行為だ。