大阪府高槻市立寿栄小学校のブロック塀が地震で倒れ、同小4年の三宅璃奈さん(9)が下敷きとなって死亡した事故で、府警捜査1課は19日、業務上過失致死容疑で現場検証を始めた。関係者から事情を聴くなどし、安全管理に問題がなかったか調べる。

 倒壊したブロック塀は、高さなどが建築基準法に違反していたことが市の調査で判明。学校プールの目隠し目的で造られ、高さ1.9メートルの基礎部分に1.6メートルを積み増しした構造だったが、建築基準法の上限(2.2メートル)を超えており、塀を支える柱もなかった。

 市側は18日の記者会見で、「作成の経緯は不明。3年に1回程度点検もしていたが、違法との認識はなかった」などと説明していた。*********************************************************************************************

昨日の大阪地震の影響で交通機関が乱れたようです。

梅田から新大阪の電車が不通の為、大勢の人達が橋の上を歩いているのを見て

災害時には運動靴は必須という事を改めて感じました。

 

今回は震度6弱でしたが、揺れの時間が短かった事もあり都会での地震にしては被害も少なかったと思います。

また何度か大地震を経験し、法改正で建物の耐震性も強くなった事も関係しているのではないでしょうか。

ただ、あれほどブロック塀の危険が叫ばれていたのに教訓が生かされていませんでした。

低いブロック塀や生け垣にしたりで倒壊するブロック塀はなくなったと思っていました。

しかし残念ながら昨日の地震でお二人の尊い命が犠牲になり、残念無念です。

もう少し条例で厳しい規制をかける必要があると思います。

 

ところで高槻と言えば、日教組が強い地域ですが、日頃「子供を大切に」と叫び

教研集会等で研修もしていたと思いますが、校内の安全については抜かりがあったようです。

勿論、設置者である市が管理すべきでしょうが、それでも子供と接ししているのは教師です。

もっと校内の安全や通学路の安全を考えていたらと悔やまれます。

 

異常に高いブロック塀は目隠しの為だそうですが、そこまでする必要があったのでしょうか。

世間でロリコンと呼ばれる異常者から守る為には必要なのかもしれませんが。。。

しかし元々のフェンスに手を加えれば、目隠しになります。

他の方法を考えなかったのでしょうか。

例えば、フェンスに簾や建てすを夏場だけ取り付けるとか、

フェンスの内側に衝立やパーテーションを設置する方法もあります。

現に高槻市大冠小学校はこの方法を取っています。

 

しかし髙いブロック塀を設置している小学校は高槻市には次の7校あります。

高槻市立赤大路小学校

https://goo.gl/maps/gR4QQyHeTJS2