県によると、男性は4日に発熱などの症状が表れ、8日に陽性と判明。9日からホテルに宿泊していた。

 県は無料通信アプリ「LINE(ライン)」で健康観察を実施しており、男性は11日午前、頭痛やだるさがあることを入力していた。同時にパルスオキシメーターで自ら血液の酸素濃度を測定して報告。その酸素濃度は通常より低く、医師の診察が必要な基準に達していた。

 しかし、県によると、男性は9日以降、酸素濃度が基準より低い日もあったが、測り直すと高くなることもあった。また、せきや息苦しさも訴えておらず、その段階での診察は見送られたという。県は今後、再計測でも酸素濃度が基準より低い場合、直ちに医師が体調を確認するよう運用を改めた。

 男性は予定されていた11日午後3時の健康観察で連絡がなく、看護師らが計7回電話をしたがつながらなかった。同8時ごろ、部屋であおむけに倒れている状態で発見された。すでに心肺停止状態で搬送先の病院で死亡が確認された。【木下翔太郎】

このニュースには驚きました。

軽症で基礎疾患がないのに武漢コロナで亡くなるとは。

年齢も50代。

若くはありませんが、高齢でもありません。

 

ここのところの陽性者急増で医療崩壊の懸念もあると言われています。

しかし海外では日本と比べ物にならないぐらいの感染者の多さですが、

ベッド数も日本と差がないか、日本より少ない国も多いそうです。

でも医療崩壊はしていません。

 

それは軽症者は入院せず、自宅療養か宿泊施設での療養だからとか。

日本もそれでいいと思っていました。

特にコロナ禍でホテルも収入減で経営難だとか。

それなら空室を無症状者や軽症者用に転用すればいいと。

 

ところがこのホテル療養者の死亡の報道ですから軽症でも入院したくなります。

では対応に問題がなかったのでしょうか。

 

健康観察の連絡がなく、それから7回も電話したが返答がありませんでした。

そして5時間もの間、放置していたのです。

相手は武漢コロナ感染者です。

軽症とは言え、急変する場合もあり得ます。

電話も3回架けて返事がなければ普通は様子を見に行くでしょう。

男性は5時間以上も苦しみ喘ぎ、気を失い亡くなりました。

 

ホテル療養に決める前にどのような説明をし、どんな契約書を交わしたのか不明ですが、

家族は看護師や県を訴えてもいいぐらいです。

 

今後ホテル療養や家庭での療養を勧められる人も増えそうです。

医療崩壊を防ぐ為にも、そして男性の死を無駄にしない為にも医療関係者は慎重には慎重を

そして想像力をもっと働かせて欲しいものです。