
荒木和博さんがブログで森ゆう子議員の国会での発言を評価しています。
「北朝鮮にワクチンを送り拉致問題を前進させるべきだ」との発言ですが、
発言直後からSNSでは猛批判が挙がっています。
立憲民主党 森裕子「拉致問題は膠着状態だから北朝鮮が何らかの行動を起こしたら“日本の経済制裁措置を一部解除”する等の交渉を開始しろ!経済制裁・コロナに苦しむ北の心を開かせるべき!ワクチンが余ってるんだから『北朝鮮に提供します』とメッセージを出せ!」
— Dappi (@dappi2019) June 11, 2021
北の代弁者としか思えない#kokkai pic.twitter.com/q1L88fXiQw
ワクチンという人参を見せて、拉致問題解決を前進させると言う発想ですが、
果たしてそれが功を成すかどうなのか。
そもそも北朝鮮はワクチンを必要としているのでしょうか。
既に中国からワクチン援助を得ている可能性もあります。
またワクチン援助を受け入れても日本に感謝をするかは疑わしいです。
万が一感謝をして拉致被害者を返すと言っても、良くて数人。
全員救出には程遠いです。
同じようにワクチンではなく治療薬を送り、拉致問題解決に繋げるべきだと松原仁さん。
松原さんは拉致問題解決に熱心に取り組んでいる一人です。
立憲民主議員ですが、拉致問題に関しては信用置ける人です。
そう思っていたのですが。。。。。
国会での発言はこちら ⇩
https://youtu.be/lPd-vuCHyso?t=629
この発言前には朝鮮総連について言及しています。
それは尤もだと思います。
しかし松原仁さんの発言は森議員のワクチンが治療薬に変わっただけです。
そして北朝鮮の国民に提供すると言うのではなく、邦人保護の観点での発案ですが、
実際問題、拉致被害者に治療薬が届く可能性ってあるのかどうかです。
ゼロに近い気がしますが。
ちょっと現実離れしている気がします。
邦人の健康を心配している日本政府の姿勢を見せつける意味ではいいとは思いますが、
それを金正恩がどう考えるかですし、治療薬が拉致被害者の元に届くとは到底思えません。
拉致問題解決に日本政府が水面下で交渉をしているのならいいのですが、
ちょっと疑問です。
解決する為には日本という国を恐れさせなければなりません。
正論を言っても納得するような国ではありません。
韓国でさえ、無茶苦茶な考えで反日思想まっしぐらです。
北朝鮮は韓国に輪をかけた民主主義思想が皆無の国です。
金正恩が自分の命が脅かされていると危機感を持たなければ動かないでしょう。
金正恩斬首作戦とか、拉致被害者奪還の軍事攻撃とか。
その他には日本中が拉致問題に大騒ぎして世論が盛り上がり、
連日テレビで北朝鮮批判の報道をしない事には動きません。
そう考えると、マスコミが拉致問題を取り上げることもなく、
国会で大問題になり、デモが日本各地で起こる事もなく、
そんな中では拉致問題解決には程遠いと感じます。
武漢コロナでは他人事に考え自分勝手な行いをする人が少なからずいます。
拉致問題だともっと他人事と考えている人は多いです。
これは大変な事だと国民に思わすには国会議員の力とマスコミの力だと思います。
スパイ防止法もなく、自由だ権利だと言っている日本では残念ながら拉致問題解決は遠いと感じます。