弁護人の弘中惇一郎弁護士は昨年7月、ゴーン被告が同4月に保釈されて以降、保釈条件で指定された東京都内の住宅周辺を何者かに見張られたり、外出先まで尾行されたりしていると明らかにし、「重大な人権問題」と訴えた。

 その後、弘中氏は同12月25日、弁護団で調べた結果、行動監視していたのは東京都内の警備会社だと判明したと説明した上、ゴーン被告本人から委任状を受け、警備会社を軽犯罪法違反と探偵業法違反の罪で年内に刑事告訴すると表明。「日産が業者を使って保釈条件違反をしないか見張っている」と主張した。

 関係者によると、警備会社は日産が依頼したもので、ゴーン被告が日産社員ら事件関係者に接触して口裏合わせなどの証拠隠滅を図ることを防ぐ目的だったという。日産側は、刑事告訴するとの情報を入手し、24時間に近い形で続けていた行動監視を同月29日にいったん中止。ゴーン被告が逃亡するために、住宅を出たのは監視が外れた直後の同日昼ごろだったという。

 日産側が行動監視していた背景には、東京地裁が付けた保釈条件では、ゴーン被告が外出先で事件関係者と会うことを制限できないなど、証拠隠滅防止の実効性の乏しさがあったとみられている。

 特捜部は入管難民法違反容疑でゴーン被告の住宅を家宅捜索するなど不法出国の経緯を調べている。

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ゴーンの逃亡劇の詳細が分かればわかる程、地裁の無能さが晒されます。

保釈条件があまりにも緩すぎました。

あれじゃあ、好き勝手に知人と会えるし、連絡も取れるでしょう。

 

ゴーンは無罪を勝ち取りたいのです。

どうしても。

無罪を勝ち取る為には何でもします。

必死ですから。

自由の身でいたい。

せっかく手に入れた資産も減らしたくないでしょう。

 

逮捕後に報道された様々な金の使い道を知れば、なんという無駄遣いなのかと嘆きたくなります。

これが日産社員なら怒り心頭でしょう。

改革の為だと首を切られた元社員も当然ですが、

日産首脳も相当な怒りでしょう。

 

裁判でゴーンの手口を知りたい。

ゴーンの違法な手法を明らかにさせたいと思っていたでしょう。

それが釈放ですから頭を抱えた事でしょう。

あんな緩い条件では証拠隠滅を図られると誰もが思います。

海外逃亡を危惧した人もいたかもわかりません。

 

だからこそ、日産としては警備会社にゴーンの動向を監視させたのです。

そうです、日産は地裁を信用していなかったのです。

 

弘中弁護士は被告を弁護する立場です。

出来るだけ被告の罪を軽くしたいとあらゆる手段を考えたでしょう。

だからと言って、民間警備会社を告訴するのは行き過ぎではありませんか。

警備会社も民間ですから、告訴されて莫大な賠償金を取られては元も子もありません。

当然、監視を止めるでしょう。

そして監視中止直後にゴーンは逃亡したのです。

 

結果的に弘中氏は逃亡を手助けしたようなものです。

パスポートを鍵付きケースに入れて本人に持たせるのも弘中氏の発案かもわかりません。

もしかしたら、ゴーンを海外逃亡させる為の妙案だったかもわかりません。

そしてゴーンと海外逃亡成功の暁には多額の報酬を保証されていたのかもわかりません。

これらは想像ですが。。。。

それにしても裁判所はゴーンが証拠隠滅を図る事を予測できなかったとは情けないです。

裁判所なら海外逃亡をも予測できたはずです。

 

易々と被告の海外逃亡を手助けした形の裁判所はもっと批判されるべきではありませんか。

これで証拠隠滅され、ゴーンを日本の裁判を受けさせるのは絶望的になったようです。

 

8日にはゴーンは図々しくも記者会見をするらしいです。

その場で、日本の司法を批判するでしょう。

そして日本の司法も知ろうとしない海外メディアは日本叩きをするのです。

裁判所の軽率な判断、弁護士の軽率な脅しで日本の司法制度が批判されるのです。

そんな事を我慢できますか。

 

ゴーン被告を逃がした事以上に海外の批判は日本とって大きな損害となるでしょう。

今思うと最初の保釈劇は海外逃亡を成功させる為の前段階だったのかとさえ思います。

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あの無様な格好で油断させられ、日本の世論が騙されたと思うと悔しく腹立たしいです。