気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

慈恵病院、初の「内密出産」か県外の10代女性、翻意の可能性も

2022-01-05 11:44:26 | つぶやき

慈恵病院、初の「内密出産」か 県外の10代女性、翻意の可能性も(熊本日日新聞) - goo ニュース
2022/01/04 23:30

ソース画像を表示

 病院の相談室にのみ身元を明かして出産し、子どもが一定の年齢になれば母親の情報を知ることができる独自の「内密出産」導入している慈恵病院(熊本市西区)は4日、匿名での出産を望む10代女性が、昨年12月に出産したことを明らかにした。女性は内密出産に同意しており、蓮田健院長は会見で「現時点では内密出産に該当する」と説明した。導入後初の事例となる可能性がある。

 同病院によると、女性はすでに退院しているが「1カ月以内に赤ちゃんに会いに来たい」と話しており、内密出産を翻意し、子どもを引き取ることも考えられるという。日本では、身元を一切明かさない「匿名出産」内密出産は法制化されていない。

 女性は熊本県外在住。昨年11月にメールで相談があり、12月に来院した。母子共に産後に問題はないという。

 女性は、同病院の新生児相談室長にのみ実名を明かしている。病院が保管し、将来的に子どもに開示する母親の情報として、女性は健康保険証など身元が記された書類のコピーを封印して残し、子どもへの手紙も託した。「自分では育てられない」と話しており、特別養子縁組を希望する申述書に署名しているという。

 蓮田院長は「母子共に安全だったのも、病院で産むことができたから。ほかにも匿名で出産したいという同様の相談を受けており、今後も内密出産に取り組み続ける」と話した。

 内密出産は、医療者の立ち会いがないまま自宅などで出産する「孤立出産」を防ぐ目的で同病院が2019年に導入した。これまでに数件の相談が寄せられたというが、実施例はない。(林田賢一郎、志賀茉里耶)

⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄⛄

内密出産と匿名出産。

どちらも悩み悩んだ挙句、最後に選んだ出産と言えそうです。

そして何とか小さな命を救いたいとの気持ちで選んだ方法です。

中には中絶しようも、その時期が過ぎてしまった場合もあるでしょう。

 

パートナーにも打ち明けられない。

家族にも内緒。

最悪の場合、小さな命が闇に葬られ、女性は罪を犯す事になります。

 

熊本の慈恵病院では新生児や乳児を受け入れる「こうのとりのゆりかご」を以前から設置していますが、

2年前には「内密出産」の運用を始めたようです。

 

已むに已まれぬ事情での出産。

誰からも祝福されない出産。

昨年10月にも同様のケースがありましたが、出産後女性は名前を明かしています。

それにしても厚労省の対応が冷たいです。

こんな事こそ法整備すべきではありませんか。

ドイツでは「内密出産」は7年前に法制化されていますし、

フランスに至っては200年以上前に法制化していて、如何に日本は遅れているかと思ってしまいます。

内密出産 - Wikipedia

 

 

神戸市にも小規模ながら妊婦さんの相談に乗ってくれる施設があります。

出産から自立までをサポート マタニティホームが完成

小さないのちのドアとは - 小さないのちのドア (door.or.jp)

 

※拙ブログの当時の記事から引用します。

望まない妊娠でどうしたらいいか悩む女性。
思い悩むうちにどうしようもなく、
自宅やホテルで思いがけない出産、そして尊い命を奪う結果に。
そんなニュースを何度聞いたことでしょう。
 
これらの女性の身勝手さは批判されるべきですが
そこには相手の男性の姿が見えてきません。
もっと男性の無責任さも問題にすべきなのにただ女性だけが批判され
罰を受けるのは殆どが女性だけです。
 
相手の女性の妊娠を知らない男性もいるでしょう。
様々な事情もあるでしょう。
男性に打ち明ける事も出来ず、一人で悩む女性。。。
この様に社会から孤立している女性を助ける為には相談できる施設が必要です。
 
政府は少子化対策として不妊治療に手厚い助成をする方針だそうですが、
不幸で孤独な女性と親から命を絶たれる子供を助けられないものかと思っていたところ
神戸にそんな女性をサポートする施設「マタニティMusubi」が出来ました。
 
熊本の慈恵病院の「こうのとりゆりかご」と神戸の「マタニティMusubi」。
このような施設が日本各地に出来て、政府も支援策を考えて欲しいですし
大人の身勝手で命を奪われる赤ちゃんを何とか助けて欲しいです。
 
不妊症に悩む女性や夫婦が多くいます。
その為の治療費補助や女性の勤務時間等の融通が考えられるそうですが、
子供が出来ない夫婦には不妊治療だけでなく、養子制度も選択肢に入れてもらいたいです。

出産に悩む女性を支援神戸に「マタニティホーム」完成 - 気になる事  blueのためいき (goo.ne.jp)

 

1年前の投稿ですが、今も同じ気持ちです。

少子化対策で不妊治療もいいのですが、もっと命を助ける政策を考えて欲しいです。

妊娠を誰にも相談できず我が子を殺める事件を何度も聞いたことがあります。

時には嬰児を公園に埋め、時には押入れのケースに入れて隠す女性たち。

相手の男性は罪に問われず、女性だけが苦しみ、罰せられるのです。

こんな事にこそ、政治家は目を向けて欲しいです。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【荒木和博さんのショートメ... | トップ | 「第6波の入り口」と知事兵... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。