ご無沙汰しておりました。 しかし、書き込みをしなかったわけではありません。昨日も書き込みましたが、最後で指が滑り、せっかく書き込んだ文章が全て消えてしまったのです。 そうこうしているうちに、通常国会が終了しました。 そこで、本日は、再び消えないことを念じつつ、以下に、 政治のこれからのことと、 来日中のラビア・カーデルさん、 台湾訪問中の陳光恵氏、 中国訪問予定の朴槿恵韓国大統領そして、 これまた中国訪問中の「鳩山という虚ろな現象」、 について書きます。
1、安倍総理は、国会終了後の記者会見で、参議院選挙による「ねじれ」解消を盛んに強調した。 それを強調するには及ばない。参議院選で与党は一人勝ちする。よって、「安倍総理曰くのねじれ」は解消する。 しかしこれから、「与党内のねじれ」が始まる。 そして、この「与党内のねじれ」こそ、我が国を機能不全に陥れるものであり、選挙で国民に解決を委ねることができない深刻な「ねじれ」である。 ということは、安倍総理の決断によってしか克服できない「ねじれ」である。 では、その決断とは何か。 それは、与党解体を辞さない決断である。 即ち、我が国を取り巻く内外の厳しい情勢は、真の政界の再編を断行しなければ克服できない。 この厳しい危機にあって、安倍総理が「与党内のねじれ」に身を委ねるならば、彼の肉体と精神は、再び破壊されるであろう。 その「ねじれ」とは何か。 それは、例えば、河野洋平官房長官談話と村山富市総理大臣談話を墨守するのか廃棄するのか。 靖国神社に参拝するのかしないのか。 国軍を創設するのかしないのか。 憲法改正を断行するのか護憲の夢をむさぼるのか。 「戦」の一字を覚悟して、拉致被害者を救出し尖閣を守り抜くのか、「平和を愛する諸国民」を信頼してその覚悟をしないのか。 再び言う。 総理大臣が、この「与党内のねじれ」を解消する決断をしないならば、総理大臣は医学の領域で患者として措置される。 とはいえ、これは、彼個人のことだ。 我が国家はどうなるのだ。 イラクに武力侵攻される直前のクウェートの状態に陥る。 無防備な腹を大陸に向けて横たわることとなる。 即ち、亡国だ。
そこで、参議院選挙後、 救国、国家の存続のために、真の政界の再編は必至である。
細川内閣誕生以来の、いわゆる「政界再編」は、結局離合集散の「私ごと」であった。 今、救国のための喫緊の課題である「真の政界再編」とは、「公のこと」であり、祖国への愛と国家観と歴史観に基づく再編だ。 かつて船が南氷洋の氷の張り詰めた閉塞した海域に閉じこめられたとき、砕氷艦がまず氷を割って突破していった。 我らは、真の政界再編のために、この砕氷艦を結成する。 満身創痍になって、それをやる。 戦後の象徴としての左翼やマスコミからの攻撃など恐れてはならない。 既に戦後から脱却しておれば、そんなものは、へっちゃらだ。 春風の頬を払って去るが如くうけながす。 現に、この一ヶ月、私の頬を払っているが、へっちゃらだ。
以上、安倍総理が、あまりに「ねじれ」解消と強調するものだから、そういう自民と公明の「私ごとのねじれ」ではなく、 誇りある国家存続のための「真のねじれ」解消に対して総理の覚悟を促す思いを込めて、 砕氷艦建設に進む私の覚悟を書いた次第だ。
2、次に、今、日本を訪れている世界ウイグル会議総裁のラビア・カーデル女史と台湾を訪れている盲目の中国共産党と戦う自由化闘士である陳光誠氏に関して述べたい。 彼らは、自身に対する拷問に耐え、家族に対する迫害に耐えながら、命をかけて、中国共産党のくびきのもとで苦しんでいるウイグル人の自由、中国民衆の自由のために戦ってきた。
ところで、我が国の戦後教育の特徴は、我が国の戦前を教えないということだ。 従って、多くの国民は、我が国の戦前の志が分からない。 しかし、戦前と戦後の一貫性、連続性を回復すれば、 我が国は一貫してアジアの自由のために戦ってきたという輝かしいバックボーンが浮かび上がる。 明治の多くの日本人が孫文を支援し、朝鮮の開明派の志士たちを匿い支援したのは、アジアの自由のためだ。 大東亜戦争の目的は、諸民族の共存共栄と人種差別撤廃だ(大東亜共同宣言)。 その為に、日本軍将兵はアジアの密林のなかや渇いた大地で欧米の軍隊と戦い、F機関や南機関に集まった名もなき軍民の勇士達は、米英蘭という欧米諸国からのマレー・インド解放とビルマ解放に命をかけた。 そして、事実、インド、ビルマ(ミャンマー)そしてアセアンは独立した。
従って、今こそ、我らは戦前と戦後の連続性を取り戻し、つまり、我が国の一貫した志を自覚して、 ウイグルの闘士ラビア・カーデル女史を支援し、 陳光誠氏を我が国に招き支援しなければならない。 来日中のラビア・カーデル女史は、六月二十一日の東京を皮切りに、札幌、大阪を回り本日二十七日夕刻は名古屋そして二十九日に那覇を訪れる。 私は、二十一日の東京集会に参加したが、本日の名古屋集会にも参加する予定だ。
次に、これら自由の闘士である二人とは、全く違う、韓国大統領朴槿恵氏と我が国の元総理大臣鳩山由紀夫君についてちょびっと触れる。 この二人の共通点は、中国共産党政権のお気に入りだということ。その為に、この二人は何をしたのか。 日本の悪口を言った。 つまり、各々の祖国の危険を顧みずに敵を利することを言った。 朴大統領は、北朝鮮のミサイル発射の脅威が迫る時に、アメリカに行ってオバマ大統領に、こともあろうに「日本の歴史認識がアジアの不安定要素だ」と言ったのだ。 独裁体制の北朝鮮のミサイルを突きつけられた国の大統領が、第三国で危険なのはミサイルより日本だと言ったのだ。 これほど倒錯した大統領も珍しい。というより、史上初だ。 そして、彼女はこれから中国を訪れる。 次に、鳩山君は、何を言ったのか。 尖閣は日本が盗んだと言った。 彼は今、中国にいる。 外務省は、直ちに彼のパスポートを失効させ、帰国できないようにすべきだ。簡単だ、外務省、はやくしろ。
とはいえ、鳩君は、世界がルーピーだと知っているからまだマシだ。許せないのは、自民党の幹事長経験者達と左翼の総理大臣や官房長官経験者が、仲良く中国様を訪問することだ。
この彼らの経歴をみても、我が国政界の克服すべき「真のねじれ」は、ただごとではないことは明らかであろう。 今時、共産党政権のVIP扱いで中国を訪問する者に、ろくな者はいないと思っておいた方が正しい。 韓国については、このような大統領がこれから五年間君臨するのである。サウスコリアは、日清戦争前夜の無政府状態に近づくかも知れない。 しかし、どうなっても知らん、自業自得。我が国はこの方針を貫くべきだ。
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