【ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮が4日発射した飛翔体に関し、米ミドルベリー国際問題研究所のジェフリー・ルイス上級研究員は5日、発射直後の衛星画像を元に、飛翔体は国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議違反となる「短距離弾道ミサイル」の発射だった可能性が高いとの見方を明らかにした。
ルイス氏はツイッターでミサイルが2月の軍事パレードに登場したロシア製「イスカンデル」を基にした短距離ミサイルと「同型だ」と述べた。
また、北朝鮮が2006年に弾道ミサイル発射を8年ぶりに再開した際も短距離から始めたと指摘し、北朝鮮が今後、より長い射程の弾道ミサイル発射を本格化させる可能性があるとの見解を示した。
北朝鮮が配備する従来の短距離ミサイル「スカッド」は液体燃料式だが、イスカンデルは固体燃料式で、発射に要する時間が大幅に短い。このため発射前に撃破するのが困難であるほか、高性能の誘導装置も搭載しているとみられ、韓国軍や在韓米軍には大きな脅威となる。
一方、ポンペオ国務長官は5日、ABCテレビの報道番組に出演し、飛翔体の射程は「比較的短距離」で「米国や韓国、日本に脅威を与えなかった」と強調。短距離弾道ミサイルかどうかは「分析中」とするにとどめた。
ポンペオ氏はまた、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が約束した「発射凍結」の対象は大陸間弾道ミサイル(ICBM)だけで、今回は約束を違反したことにはならないとも語った。
今回発射されたのが弾道ミサイルであれば、北朝鮮の弾道ミサイル計画に関わる全ての活動の停止を求める国連安保理決議1695号の明白な違反となる。
しかし、ポンペオ氏は「検証された非核化実現の機会はまだある」などと述べ、非核化交渉の進展を優先させる立場から、北朝鮮の動きを見極める考えを前面に打ち出した。
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北朝鮮が日本海に発射したのは「飛翔体」とされていましたが
米国研究家は発射直後の画像分析の結果、短距離弾道ミサイルの可能性が高いと。
やっぱりと思う人も多いでしょう。
そして、なぜこうも北朝鮮に甘いのかとも。
米国は自国に届かなければ、問題ないと思っているのです。
米国に被害がなければ、それでも良いと。
そりゃあ米国はいいでしょう。
特に万が一被害が及んでも、倍返しできる軍事力がありますから。
換言すれば、北朝鮮は米国本土に届くミサイル実験は考えてもいないという事です。
ですから当分は米国は安泰という事です。
では日本はどうでしょう。
北朝鮮は日本海を挟んだ隣国です。
日本は倍返しどころか反撃も怪しいものです。
その点、米国は万が一に備えて十分手を打っています。
北朝鮮とのミサイル凍結の約束は大陸間弾道ミサイルだけだとか。
つまり、その他のミサイルは問題なしとしているのです。
知りませんでした。
なんと日本は間抜けな事か。。。。そう思いませんか。
もしも米国の研究家の見立て通り短距離ミサイルなら、安保理決議違反になります。
日本は米国と同じようにノンビリ構えている場合ではありません。
北朝鮮がその気になればいつでも攻撃されるのに、まともに反撃も出来ない日本。
これでも憲法9条が守ってくれると言えますか。
共産党議員やその支持者に聞きたいものです。
まさか話せば分かると言うのではないでしょうね。
常識人とは話が噛み合わないと思いますが、一定人数その様な人がいるのは事実です。
そんな平和ボケの人がいる事、憲法9条信者がいる事は日本の不幸です。
北朝鮮の脅威が迫っている日本。
多くの国民が拉致され続けている日本。
これらの事を無視して憲法9条守れとは間抜け過ぎます。
そして無責任だと思わずにはいられません。