稲毛海浜公園内の池での出来事である。
かつてこの池には大きなコイやフナ、またメダカのような小魚やカメなどなど
たくさんの生物が棲んでいた。
それがあの東北大震災の液状化で、水が干上がりそのすべてが死滅した。
その後の復旧作業で池は復活したが、コイなどの大きな魚はいなくなり、いまはどこからもどって来たのか?小魚とカメがいる。
そんな余談はともかく・・・
そんなこの池、この時期になるとカモメやカルガモなどの鳥類がこの池に飛来して
小魚を捕ったり、羽休めをしたり、はたまた来園者からエサをもらったりと
彼らの生活の場となる。
先日、元会社の同僚がわが家に遊びに来た。天気も良かったので散策に連れ出したときのことである。
二枚目の写真右下の一羽のカモメ。グループからはなれなぜかポツンとしている。
近寄っても逃げることもなく、エサを欲しがる様子もない。
なぜか元気もなさそうである
ちょっと異常を感じ、近寄ってよく見たら・・・
なんとくちばしに釣り針が絡みついて半開きになっている。おまけに針糸が頭にも巻きついているのだ。
このままではエサを捕ったりくわえたりすることはできない。かといって自分で針を取ることもできないだろう
ということは、死を待つしかない!何とかしなければ・・・
近づいては来るが、捕まえることができない。上から服を被せようと何度か試みたが失敗!
ついには飛び去ってしまった。
あれから数日が経った・・・。
が、あの悲しげな表情が頭から離れない・・・
また新しい年が始まりましたが世界的な動物虐待?と救出の記事はYoutubeを見ると良くわかります。
人間と動物たちの共存の道は、熊や猪、鹿や猿、野良犬や野良猫など多数ですが、解決はなかなかむつかしいものがあります。
釣り糸が海鳥に与える被害もそのうちのひとつでしょう。助けたくても個人の力ではどうにもなりませんね!
正月早々から暗い話題にしてすみません。歯の治療も進んで今年はまた会食会で楽しみたいと思います。よろしく。
いつもコメントありがとうございます。
昨年は思わぬ歯のトラブルでご迷惑をおかけしました。
ここ5年間ほど歯のトラブルで医者に行くことはなかったのですが、
ここにきて、次から次へとダメになり医者に通い始めてからもう半年になりました。
まあ、年齢を考えれば仕方のないことなのかもしれませんが・・・
もともと歯はよくないほうでしたが、こんなことは初めての経験です。
なるべく早く、食事会に復活できれば?と思っています。
さて、このカモメかわいそうでした。なぜか?そばに寄ってくるのです。
なにか助けを求めているように感じました。
でも捕まえることができない。「逃げなくていいよ!取ってあげるから・・・」
そう言っても、わかってもらえない・・・」虚しさを感じました。
この公園にはほかにも野良猫やハトがいます。かつて、黒い猫ばかりが狙われる虐待事件がありました。
それもナイフで首を切られるという残虐なものでした。
去年はウサギが捨てられていたし・・・
なんとも、つらいです。