Lab通信

「勝手にドッグラン」のブログです。

北陸富山の旅

2006年12月27日 22時32分51秒 | 旅のはなし
 暮れのこの時期、非難は覚悟で行ってきました。手軽なバスツアーの旅で往路は関越道を経由して北陸道、そして富山市内のホテルへ・・・。当日は朝から快晴でしたが、関越トンネルを抜けると天候が急にかわり、くもりから雨に。先月、天神平で見た谷川岳の黒い山肌は真っ白な雪化粧にその姿をかえていました。
 富山では薬屋さんに寄り、ホテルに着いたときはとっぷりと日が暮れていました。

(富山の薬屋)

(ホテルからの夜景)

 「カニと甘エビ食べ放題」のふれ込みのツアー。三人で10パイ以上のカニがでました。量に不満はありませんがとにかく味がひどい!というかカニの味がしない。「カニってこんな味だったっけ?」味覚音痴のラブとうさんがそう感じたのですから想像してみてください。途中でカラを割る気力もなくなり半分は残してしまいました。カニさん、ごめんなさい!



食後は岩盤浴につかり心身ともに癒されて就寝。翌朝は明るい日差しで目を覚ます。
きょうの予定はまず「雨晴海岸」。朝のうちは晴れていたので期待していたのですが・・・。海原の背景となる立山連峰の雄姿は霞のなか。



予定では

こう見えるはずでした。(駐車場にあった看板を撮った写真です)
ちょっと待てば?の思いを振り切り、うしろ髪を引かれる思いで次の目的地「瑞龍寺」へ。ここは二代目加賀藩主前田利長公の菩提寺でその造りは立派としかいいようがない。



早くも空は北陸のくもり空にかわる。「瑞龍寺」を後にし最終目的地「五箇山」に向かう。バスのなかでウトウトしているあいだに到着。



合掌造りのなかで素朴な食事。



どうですか?この食事・・・。健康食?それともダイエット用?なんとコメントしたらよいか。
食後は囲炉裏を囲み「合掌集落を保存する会?」のお兄さんの話を聞く。



織田信長と一向一揆の石山本願寺の戦いで一揆側の鉄砲の火薬をこの合掌集落で造っていました。江戸時代には罪人の集落として幕府に隠れて火薬の製造をつづけていたとのこと。もちろん養蚕が主ではありましたが・・・。思わぬ歴史に触れることができました。



れい年であれば深い雪におおわれている「五箇山」ですが、ことしはこのとおり。去年の今ごろは2m以上の積雪だったとのこと。でも寒かった。


いかにも寒そうな風景でしょう?


北陸道から長野道経由で帰葉、二日間の旅は無事おわりました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
                                  完
コメント (2)
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