A画伯用に購入したキャノンデールのHooliganだが、私とA画伯でほぼ半分ぐらいずつ使っている。 距離だけで言えば、8:2ぐらいで私の方が多く乗っていると思う。
で、そのフーリガンにA画伯が乗車していたところ、子供の飛び出しに遭い、それを緊急回避したところ、段差に前輪を取られて、転倒したとの事。
幸い大きなケガは無く、車体にもダメージは無かったのだが、画伯の運転テクニックでは標準で装着されている1.35×20のタイヤは細すぎて危ないのかもしれない。
フーリガンのデザインは細いタイヤでも太いタイヤでも破綻しないし、ここはタイヤを太くして、多少の段差や轍では転倒しにくいようにした方が良いのかもしれない。
早速タイヤを探してみたところ、シンコーのSR-076に1.75×20というサイズのものがあって、しかもリーズナブル。 よく考えたらDakota号にも同じメーカーのSR-064を履いているし、今のところ不満も無いので、コレをフーリガンに装着することにした。
このサイズに合うチューブも一緒に購入する。英式バルブのチューブは予備があるのだが、フーリガンのホイールは仏式バルブ専用。
ホイール幅が細いので、ちゃんとタイヤが嵌ってくれるか心配だったが、とくに問題なく取付完了。 タイヤにローテーション方向は書かれていなかったので、適当に組んだのだけれど、前輪と後輪でパターンが逆になってしまった。
後輪のパターンの向きの方が排水性は高そうな気がするけど、そもそも雨の日に乗る事も無いだろうから、気にする必要も無いかと、そのままにしている。
見た目的にはずいぶん太くなった。 乗り心地は空気の量が増えたので柔らかい。 少し接地抵抗は増えたかもしれないが、A画伯のスピードレンジであれば、気になる程ではないだろう。 20インチという小径タイヤなので、これで段差や轍からの影響が抑えられるとは思えないけれど、前の1.35幅のタイヤよりは多少マシになったと思う。
で、フーリガンに付いていたシュワルベのタイヤはまだまだ使えそうだったので、年末に我が家に寄贈された折り畳み自転車に装着する事にした。
標準で装着されているのは謎のブロックタイヤ(1.75×20)。
ホイールからそのブロックタイヤを外して、フーリガンのタイヤを装着する。 チューブも使いまわしなので、仏式バルブのチューブなのだが、折り畳み自転車のホイールは英式バルブ用なので、そのままではチューブがバルブ穴からはみ出してしまう。
そこで、バルブ固定ネジを完全に締めた状態で、ホイールに装着して、穴からチューブが飛び出さないようにしてタイヤを装着し、さらにもう一つのバルブナットで固定する。
今度は、フーリガンとは逆に幅の広いホイールに1.35幅のタイヤが嵌るのか心配だったのだが、これも特に問題は無さそう。 チューブ用のタイヤだし、自転車用タイヤの適用ホイール幅は結構融通が利くのかな。
(と思ったらETRTOサイズが1.35と1.75でたまたまxx-406と同じなだけだった。詳しくはサイクルベースあさひの解説ページにて)
前輪のタイヤを交換する際に、ホイールを回してみたところ、全然回らない。ベアリングの玉押し調整が滅茶苦茶で、グリスも明らかに不足しているようだ。
頂戴してから全く乗っていないので、ベアリングレースに変な当たりもまだ付いていないし、削れも無いだろうから、今のうちに整備しておくのが良いだろう。 いくら安物の折り畳み自転車とはいえ、壊れるのが分かっていて直さないのは忍びない。
後輪はフリーをバラすのが面倒なので、今回はパス。
前後輪ともタイヤを交換して車体にとりつけると、それなりに様になった。
乗り心地は、先のブロックタイヤより断然良いのだけれど、車体が…というか全体的に色々とダメすぎて、ペダルを回しても全然速度が出ない。 ブレーキも激甘なので、むしろスピードは出ない方が良いのかもしれない。
そういえば、ホームセンターで1万円以下で売ってるママチャリとか、ドンキホーテとかで売ってる折り畳み自転車って、こんな感じだったなぁ…
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