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FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

地獄の黙示録とは「コッポラの闇鍋」のことだ

2016-04-16 12:22:19 | 日記
金枝篇や

オデュッセイアや

闇の奥

ロシア文学やらなにやら

と鷹のミリアスが書いた戦争アクション漫画映画の本を

コッポラの感性で塩コショウ。

完璧なレシピを携えて臨んだ大自然のジャングルへ。

嵐よ竜巻よブランドよ!

もうダメだ。終わりだ。オレは首括るしかないんだ。

GFで稼いだ巨万の富をこのジャングルで燃やしてオレも燃えて跡形もなくなるんだ。

なんだ結局、伝説の金の翼になり輪廻転生でまた今年も甦ったのか。

マーティン・シーンよこれで背負った因果ハリウッド。

次男がタイヘンだがそんなの自身に比べればジャングルクルーズの入口のまた入口だよね。

ベトナムの河がリバーを呼んだよ。お川と石が。

金まみれの金融街がジャングルに。

小川の石が錬金したよ。金が生まれた。

マーティン・シーンは金の鉱脈をハリウッド金山で掘り当てたよ。

心臓が停止しながら掘り当てたよ。

第一候補だったマックイーンは残された人生タイムを知っていた。

だから断った。正解だった。残り時間をジャングルとナパームの中で雲霧に消えなかった。

正解のない人生で選択した正解だった。

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ときめきでは死ねない

2016-04-16 11:02:52 | 日記
十代、二十代、三十代、四十代、と付き合う人間が変わって生きてきた。

いやそんな大げさなもんじゃないか。

それにほそーく付き合い続けている人間もいるし。

でも仕事場の連中みたいに故郷に帰ればいつもメンツが揃っていてバーベキューを家族ぐるみでしたり

酒を飲みにいったりみたいなことをすることは俺にはない。

男女に関わらず長い付き合いはしない。出来ない。

35年のマイホームローンを組んで子供作って4人家族。

週一、月一でお互いの実家へ行き来して。

年一回二回「向こうの家族」とご一緒して国内旅行して。

運動会に参加して、息子のサッカー大会応援に日曜日は会社休んで参加して。

塾行かせて、学資保険を妻と相談して加入して。

家も古くなってきてローンを組んでリホームして。

オレも50歳60歳手前で体にあちこちガタがきて。

毎日あれこれ薬を飲んで。

毎日朝昼晩と30分のウォーキングして。

飼ってた犬が先に発ち。

うちの親父も向こうの親父さんもボケずに先に発ち。

おふくろは向こう共々元気で歌舞伎観に行くだの温泉行くだの活発で。

まあとにかく普通にうまくなんとかやってきた。



…そんな姿を身近に見ても辛くなるだけシンドクなるだけ。

猫の様にひそかにどこかに死に場所探して消えていけたらどんなに良いか。

やればいい。

それがしたいならばすればいい。

人それぞれ。十人十色。千差万別。

だから世間体的にこうしないとか親が悲しむとか仲間がどうしたこうしただとかで、生き方決めるのやめるのだ。

世の中に迷惑かけるな?

いやそうかな。家族持ちでもなんでも迷惑変える人間はかけるよ。

親殺し子殺しの事件がニュースを湧き立たせている。

相続問題。兄弟が敵対する。一族内紛。

身近に、子供4人の6人家族の友人見ても羨ましくない。

辛くない。感じない。

いや感じているのか。だからこんなとこにこんなこと書いてるんだろ。

そうかもしれない。

その長年の友人とも縁が切れるだろう。

オレから切ろうとして最後諦めたあいつから縁を切って終わりだ。

でも人生に正解がないのと同じ。

正解はこれだと自分なりのものを持って生きていたい。

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絶望一丁!ハイ喜んでっ!

2016-04-14 12:23:58 | 日記
たしかに、絶望はツライしシンドイ。
まやかしの希望は時に人を傷つける。
その通りだと思うよ。

でも、今朝歩いていて気が付いた。

息を吸えば、吐く。

息を吐けば、吸う。

のと同じで、希望と絶望は表裏一体。

人間「オギャアアア」と生まれてハイその瞬間から死に向かって生きてゆく。生と死は表裏一体だ。

出来るだけ絶望感は味わいたくないけども生きている以上は避けられない。

味わいそうになる場面に遭遇した時に、さあオレどうするんだ?大丈夫か?

たぶん冷静沈着にクールに対処なんかできないだろう。

ジタバタ。

誰も味方になってくれないし助けてもくれない。

敵も味方も人並みにあるでしょう。

ザマア見ろっ!なんて罵詈雑言も浴びせてくる輩もいるのかもしれない。

さあどうする。

考えていても仕様がないか。

それでも今を精一杯生きていくしかないのか。

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踊子のつづき…長くて御免ね

2016-04-12 18:49:11 | 日記
読了する(#^.^#)

「禽獣」も掴んで離さない凄い小説だった。

雑種を孕んだドーベルマンの雌に蹴り上げるシーンに唖然。(+_+)動揺する。

そのくらいに画がありありと浮かんでくるくらい文に力があるのだと思う。

いや、俺の下手な解説なんぞなどと見苦しい謙遜などいたすまい。

禽獣とはこの物語内でいうところ「菊戴(キクイタダキ)」という可愛い小さな鳥のことだ。

この作品を読む前に何やら伝説の生き物なのかとも勘違いしたくらい響きが惹かれる題名だった。

思い出す。

小学1年生の当時、私が鍵っ子で友達もいなく淋しく放課後を過ごしている姿を見かねて父が買い与えてくれたセキセイインコのつがいを思い出した。

雌の「ピーコ」の気性が荒く凶暴でおとなしい薄水色の雄のインコはいびり倒されて3日ともたず死んでしまった。

団地裏山の駐車場の崖っぷちに埋めてあげた。

見晴らしが良いと思ったからだ。

6歳のころだった。

文章が湿ってる。

とにかくエモーションに訴えかけてくる。

「伊豆の踊子」だってウィキペディアに掲載してあった誤読論争のエピソードそのまま私も誤読していた。

そう、あのラストシーンの踊子の薫と主人公が港でお別れするところだ。

どちらが「うなずいた」のか論争だ。

川端康成も時を置いて、青年がさよならを言う代わりにうなづくだけだったと解釈されても逆に良いかもね…みたいなことを言ったのだったら嬉しい。

これは文法的にこちらが間違いだったとしてその誤読効果でザックリ心に刻まれたのならそれも良し!というならホッとする。

きっと本を深くしっかりと読み込める人にとっては馬鹿らしい話しを私はしているのだろう。

でも浅学菲才の者でも敷居高くなくどうぞお入りなさい!と川端が声掛けしてくれたような気がしてならないのだ。

純文学は文学者たちだけのものではないよということもそっと言い添えてくれているような気がするのだ。

それから「温泉宿」だ。

温泉街の宿町で逞しく生きる女性たちの姿を見つめているような錯覚を感じる小説でとても好きだ。

これでしばらく遠ざかっていた女性に対する尊敬と畏敬の念を呼び起こされてまた女性が好きになった。そんな心の準備のようなものを復活させられたことがグッドだ。

逞しさと色気と崇敬。これが思い浮かぶことは自分だけか。

街の本屋さんで平済みされているものを手に取ったのだが、A高校課題図書云々とポップが打ってあった。

はたしてこの本を童貞時代の高校生の私が手にとってもピンとくるものがあったのだろうか?と一抹の不安を感じた。

何度ともなく映画化にもされ日本人に愛されている国民小説。

分かりやすい言葉で完璧な描写で描き出され長短問わず構築されている(三島由紀夫説)この物語には

表面上では映らない実は奥深いそして根深い暗闇も垣間見えるような感じを受ける。

私は単なるミーハーですからそこからの分析やら解析は学者に任せただ物語に没入し浸ることしかない。

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「伊豆の踊子」他掌編たちの名作の理由(書けません…)

2016-04-12 13:08:59 | 日記
読むのが遅くて本当はここに出しちゃいけないんだけど。

我慢できず。

今現在進行形中で「禽獣」を読んでます。

もうすぐ読了します。

しかし!

もう言わずと知れた名作中の名作。

国民的作家「川端康成」

そうです。そうなんです。「今さら川端康成」をやってます。

なんだろう五十路手前にして、紆余曲折やってます。

途中にあまりの作品の凄さに熱うなされこの作品の解説を皆さんどうやって書いてるんだろうと

ネット覗いてみました。

もう既に語りつくされているとは感じていたがこれほどまでに!とは思わなかった…

皆さんの論じてる内容も超高レベル。

おれの駄文ダブンの入るすき間もありゃしない有様。

でも一度二度とこの作品群に触れてしまったからにはスルー出来ない。

これくらい時空を超え国境を越え人種を超えた?名作中の名作レベルだと

愚鈍なオレの頭にもグリグリ入ってきます。

これが傑作の働きだと思うのです。何言ってるか分かりますか?

勿論、誤読あり見落とし読み落としあり勘違い思い込み読みあり、なのですが

誤読してもなおそのインパクトが増し増しになるのがショックっす。

何ていうのかな…

命を削りながら書きつける作業。っていうんでしょうか?

それこそ鉛筆の先っぽをカッターで少しずつ削りながらのイメージです。

寿命を削りながら作って行く一編の小説。

惚れているね。

今完全に一目ぼれして頭おかしくなっているレベルの話しになってるね。

他に「温泉宿」「抒情歌」「禽獣」と掲載されてますがどれも強烈な存在感が立ちはだかっています。

綺麗も美しいも若いも老いも飛び越えて鬼かもののけの姿をなして浮き立ちます。

個人的には「温泉宿」に憑りつかれてます。

作品内容がサッパリ分からないでしょうがそうでしょう。

もっと上手なもっと深い解説は他の方にお任せします。

三島由紀夫の解説もこの文庫には掲載されてますから平伏してお譲りします。

ここは私の空間ですだから気ちがいじみて熱を帯びた気持ちだけを

取り急ぎ載せてみたいと思いました。

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