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酔いどれの誇りと踊る熊へ

映画「八甲田山」考察もどき

2014-06-11 17:00:09 | 日記
【ネタバレ注意】

日本映画チャンネルつけたらやってました昨晩。

橋本忍は脚本。

徳島大尉(高倉健)が、暴風雪の八甲田で神田大尉(北大路欣也)の死体を発見するシーン。
徳島がその死体を見つめているうちに神田が幻で生きかえってお互いを称えあう会話をする。

これが後々で分かるのだが死体自体がもはや幻だった!という怪談落ちになっているのだ。

男の約束を守る為に起こりえた幻想なのか?

雪の八甲田を行軍する無謀さに山の神が見せた悪戯か?

舌を噛み切った神田大尉の念がそこに残っていたのか?


だから、10歳そこそこの少年がこれを映画館で見せられても若干混同していた。

記憶が混乱していたことが最近発覚しましたね~

橋本忍は不思議なフシギなシーンを入れてくる。

理屈と理詰めの積み重ねでリアリティーを出していきながら、突然にフシギを挿入してくることが多々ある。

そこが橋本忍の魅力。

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