本来取り付け予定だったがスロットルバルブの不良により取り付けを躊躇していた53Aのキャブ。
53Bのキャブのオーバーホールの間にスロットルバルブの交換をしました。
スロットルバルブのアフターパーツはないのですべてワンオフで製作取り付け調整です。
とうぜん私の手に負える作業ではなく専門業者さんに依頼しました。
その道では有名な「山之内キャブレター」さん。
この状態で同調まで完了しているとのことで「マジですか」って感じです。
さっそくこれからの続きの作業を私が引き継ぎ組み立てて行きます。
ジェット類の取り付けに関してリプロパーツを使っているので散々いろんな技術屋さんから情報を収集しましたが。
やはりオリジナルの純正が使えるところは極力オリジナルを使うほうがベターのようです。
とくにニードル関係。
針は純正、変えないほうが良い。
これは皆さん仰います。
なのでメインジェット、パイロットジェット、パイロットスクリュー以外のニードルジェト、ジェットニードル、ジェットホルダー、スターターバルブは53Bの物を洗浄して使用することにしました。
キャブボディーの刻印は53Aですが限りなく53Bですね。
まぁたいしてAもBも変わらんと思うんですが。
確かにスターターバルブもそうでしたがジェットホルダーも下部のポート穴が若干ですがキースター製のものよりも大きくでパイロットジェットも同様でした。
ジェットニードルも頭の厚みが若干純正の方が薄くなっていました。
完成です。
一応これで取り付け可能なキャブが出来ました。
53Bのほうもぼちぼちやっていきます。
小さいパーツをメッキに出したりいろいろ手間がかかるので完成は数ヶ月は先になるでしょうけど(笑)