Los Diarios de Motocicleta /モーターサイクルダイヤリーズ

登場車種が多いのでタイトルかえました(笑)
前タイトル「よみがえれCBR400F・ええ絶滅危惧車ですがなにか?」

CBR400F キャブレターレストア PART2 その5

2013-03-02 23:00:46 | 日記

本来取り付け予定だったがスロットルバルブの不良により取り付けを躊躇していた53Aのキャブ。

53Bのキャブのオーバーホールの間にスロットルバルブの交換をしました。

スロットルバルブのアフターパーツはないのですべてワンオフで製作取り付け調整です。

とうぜん私の手に負える作業ではなく専門業者さんに依頼しました。

その道では有名な「山之内キャブレター」さん。

この状態で同調まで完了しているとのことで「マジですか」って感じです。

さっそくこれからの続きの作業を私が引き継ぎ組み立てて行きます。

ジェット類の取り付けに関してリプロパーツを使っているので散々いろんな技術屋さんから情報を収集しましたが。

やはりオリジナルの純正が使えるところは極力オリジナルを使うほうがベターのようです。

とくにニードル関係。

針は純正、変えないほうが良い。

これは皆さん仰います。

なのでメインジェット、パイロットジェット、パイロットスクリュー以外のニードルジェト、ジェットニードル、ジェットホルダー、スターターバルブは53Bの物を洗浄して使用することにしました。

キャブボディーの刻印は53Aですが限りなく53Bですね。

まぁたいしてAもBも変わらんと思うんですが。

確かにスターターバルブもそうでしたがジェットホルダーも下部のポート穴が若干ですがキースター製のものよりも大きくでパイロットジェットも同様でした。

ジェットニードルも頭の厚みが若干純正の方が薄くなっていました。

完成です。

 一応これで取り付け可能なキャブが出来ました。

53Bのほうもぼちぼちやっていきます。

小さいパーツをメッキに出したりいろいろ手間がかかるので完成は数ヶ月は先になるでしょうけど(笑)


CBR400F 配線まわり。

2013-03-02 15:00:34 | 日記

メインハーネス、その他配線のカプラーをチェック。

接点復活材でクリーニングしておく。

トップブリッジのヒューズプレート。

いまどき笑われそうなガラス管ヒューズ。

接点復活材を吹き付けてウエスで拭くと、「ポロッ」・・・・・なんでやねん。

こりゃすべて交換です、はい。

ぜんぜん関係ないけどインシュレーター。

先日ヤフオクで左右セット物のデットストックが4万2千円で取引されておりましたね。

しかも肝心の左側二つは品番が同じもの(本来はそれぞれ違う品番)でした。

まぁ使えるでしょうけど。

左側は貴重ですよね、右側は私も去年ホンダさんに泣きついて調べてもらったところ今年1月に10個だけ生産することになったとの連絡を頂きゲットできましたが左側は生産予定無しとのことでした。

左側もユーザーが根気よくマメにメーカーに製造依頼すれば再生産されるかもしれませんね。

みなさんホンだのカスタマーに嘆願してください。

ある程度ロットがそろえば再生産してくれるんではなかろうかと。

左側は金型自体なくなっているとのことでしたから金型から起こすと製造コストが約80万かかると聞きました。販売価格が現在2,810円で×4=11,240円ですから約72セットでペイ。

現存する固体が何台あるか分かりませんが結構な数だと思います、50人~100人くらいのユーザーがカスタマーに電話すれば製造可能かと(笑)

まぁ利益分もありますからこれだけバックオーダー入れば造るでしょう。

かつて本田宗一郎翁は「作った車の部品は、たとえ残り1台でも面倒見る」と言われたそうですが実際これだけ不景気だと難しいんですかねぇ、ただインシュレーターを製造しているメーカーは大手メーカーさんなのでホンダがオーダー入れれば製造は自体は何てこと無いと思いますが。