正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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世間の事情!

2005年10月16日 | 水泳-大分
水泳大会の「年間予定日」は毎年さほど変わりなく行われる。

私の職場でも「年間予定日」は昔からあまり変わっていません。

嘉永3年(1850年)の年間行事が残っています。
新暦・旧暦の差はありますが、月日は150年間あまり
変わっていません。
しかし、
「年間予定日」以外は時の流れにしたがって大きく様変わりしています。

予定を「知らせる」方法も150年前は人が門別に「触れ廻る」が
一般的でしたが、その後「郵便郵送」になり、
今では「クロネコヤマト・メール便」で知らせています。

「世間の事情」とともに、便利な方法に進化しています。

温泉番組で釜風呂を「珍しい」と紹介されることがあります。
「釜風呂」を知らない世代にとっては、焚き口から火をくべる
「不思議なお風呂」に思えるのでしょう。

我が家では35年前まで「釜風呂」でした。

それどころか、「釜風呂」以前の「鉄砲風呂」まで有りました。
(「鉄砲風呂」は明治から大正にかけて使用していたそうです。)

今は進化して「スイッチ!ポン!」でいつでも暖まれるお風呂に
変わっています。

「便利になる」は世の常です。

「釜風呂」が体の芯まで「ジワリジワリ」暖まるので、
「最高!」と言う人がいます。
でも、薪を準備する大変さを忘れています。

県水連も30代~40代の若い役員に世代交代されて
来ています。「新しい運営方法」に進化しようとしています。

「進化の秘訣」は「今風の選手・今風の親」などの「世間の事情」を
充分に知る事が大切なのかも知れませんね。

※「釜風呂」は腕や背中が釜に触れると熱くて大変でした。
体が小さい頃は、底板が裏返って浮き上がり、釜の底に尻が着いて
飛び上がった事が何度もあります。
「情緒・風情」など一度も感じた事は有りません。
「スイッチ!ポン!」がやっぱり良いですよ!