正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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(HP作成は正定寺閑栖:小原壽山)
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野菜不足を補う

2013年05月30日 | 日記
体重が増え続けています。

副作用を軽減させるための胃腸薬や
炎症止めのステロイドなどで食欲は増ばかりです。

女房が「野菜中心の食事に」とサラダや温野菜
を大量に作ってくれます。

それでも野菜不足だといって、
牛乳と「野菜の素」のような粉末を混ぜて
緑色の飲み物を作ります。

コップに一杯なのでしょうが、気候もだんだんと
暑くなり、冷えた1杯が2杯・3杯とお腹の中は野菜で一杯になります。

やっぱり「食べ過ぎです」

「水を飲んでも太る」は嘘ですね。


「仏さまに感謝しながら頂くので、他の人より身につきやすい」を
まさに実感しています。








フェイスブック(Facebook)とリンク

2013年05月29日 | 日記
このgooブログはFacebookとリンクされていて
ブログを更新するとFacebookの
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私のブログを正定寺HPから見る方が
一番多いのですが、最近はFacebookから
このブログを見る方も多くなりました。

コメントもブログからとFacebookからとがあります。

正定寺HPからブログをご覧の方も是非
Facebook
登録して友人を探してみてください。

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青壮年部顧問さんの同級生もFacebookに登録されていて
日常の楽しげなようすを見ることが出来ます。

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直川苑の向こうに住む顧問の同級生は、
二匹の犬と共に自然の恵みに感動と喜びを見て人生を謳歌しています。

又、間庭近所の同級生は、ムササビと共に大自然を語っています。


それから
今日は顧問の同級生で石材店社長さんがお参りして、
「神社検定」の試験を受けると言っていました。
「寺院検定」もあれば挑戦してみたいとも言っていました。

信仰心が芽生えたのだろうか、それとも別の何かが?

とにかく青壮年部顧問の同級生は凄い。

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いずれにしても、
ブログだけでは、もったいないので
是非リンクされているFacebookもご覧下さい。

家族葬?

2013年05月26日 | 日記
都会では「家族葬」なるものが
はやっているらしいのですが、
「家族葬」の意味がよく分かりません。

遺族・親族のみで火葬を済ませて、
後日に本葬儀を行う「密葬」とも違うようです。


「葬儀は遺族や親族で通常に行い、他人の弔問をお断りする」
これもちょっと変です。

弔問者の数は生前の交際により多少が決まります。

言い換えれば
弔問をお断りするまでもなく、参列者が来ない場合も有るからです。

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「故人とのお別れに涙を流してくれる方だけの葬儀」を遺族が望み、

「遠戚や儀礼的な会葬」を遺族が望まない、そんな要望に配慮して、

葬祭業者が命名したマーケティング戦略かも知れません。

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最近、この「家族葬」と言うハイカラな言葉を知った方が、

「和尚さん。うちのじいさんが亡くなった時は
家族葬で葬儀をして欲しいのですが」と言ってきました。

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話しを聞くと弔問者の香典返やお斎膳・葬祭場の費用
それにお坊さんの経費などが「安価で済むこと」が
「家族葬」と思っているようでした。

田舎ではそう簡単には行きません。

「○○のじいさんが亡くなった」と聞けば
親族一党・地域隣保など「○○のじいさん」から
生前お世話や交際をさせてもらっていた方々は、
必ず線香の一本なりとも故人のために供えたいと考えます。


「家族葬だから葬儀への弔問はお断りします」と言われても
後日、必ず自宅へお参りします。

また、そういう方が線香を上げてくれるから
遺族は救われるのではないかと思います。



弔問者は必ず香典を持参します。
そこで「香典返しはありません」とは言いにくいです。

田舎の長老が昔言っていた「やらずぶったくり」になります。

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でも香典だけでは赤字になる・・・

大丈夫です。
菩提寺へおさめるお布施を削れば簡単にすみます。

それが出来るのがあなたの菩提寺です。

なぜなら、「お布施」を決めるのはお寺ではなくて
あくまで檀家さんだからです。

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但し、檀家さんに限りこの「削る」が出来ます。

葬儀や法事の時だけに便利屋のように和尚さんを雇ったり
お寺の行事には参加したことがないというような方は
厳しいかも知れません。


深いご縁を菩提寺と結んでいる檀家さんであれば
どのお寺も昔から費用の心配は無用でした。


昔の葬儀のようす(直川村内:家は特定できず)



車の買い換えはダメ?

2013年05月24日 | 日記
お寺を改築したり特別な行事が有る場合
檀家さんから浄財を頂き、
改築や行事の費用を捻出します。

檀家さんも学費や介護など家庭での出費が多く
余分な貯蓄などありません。

それでも、菩提寺のため・ご先祖の供養のため
と懸命にやりくりして寄進してくれます。

住職をはじめ役員は檀家の浄財を
無駄にしないように慎重に使います。

「法灯護持」という言葉にあるように
お釈迦さまの教えの灯火を護り続ける
檀信徒の信仰がそこにあります。

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そんな時に、お寺の和尚さんが車を新車にやり替えたり
旅行に行ったりすると非難を浴びる事になります。


懸命にお寺のために協力している檀家さんから見れば
「そんな余裕があるのなら寄附を減額して欲しい」と
思うのは当然です。

和尚さんも檀家さんの寄附から旅行や新車の費用を出したのではない
のですが「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い?」となってしまいます。

このようなお話は全国津々浦々で聞く
「檀家さんの苦情とお寺の苦悩」でしょう。

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旧佐伯市内にあるお寺の檀家さんが
正定寺の檀家さんの年忌法要に
親戚としてお参りしました。

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その親戚の奥さまがお斎(おとき・会食)に
私にこう言ってきました。


奥さん
「今度うちのお寺は台所の修繕に○万円の寄附が来ました」


「工事が終わったらキレイになりますね」

奥さん
「でもね、お寺の奥さんがマルショク(食品店)で玉子3パックも買っていました」


「・・」

奥さん
「うちの家は1パックしか入らん冷蔵庫なのに、お寺は玉子3パックの冷蔵庫」


「・・」

奥さん
「冷蔵庫から玉子まで檀家が寄附してやらなければいけないのですかね」


「台所の修繕の寄附だったら冷蔵庫と玉子は入っていないと思いますよ」

奥さん
「和尚さんはうちのお寺の和尚さんの事を知らんからそういうんですよ。
 うちの檀家はみんな言っています。」

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「うちの檀家はみんな言っています。」この言葉がくせ者です。
み/ん/な/は「本人と多くてあと1人ぐらい」だと思っています。

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どこかで行き違いか聞き違いがあったのでしょう。

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先日、久しぶりに特別会計さんが見えました。
特別会計に余剰金(残金)が出来たので、一般会計に繰り入れする
旨を伝えに来ました。

そこで、
彼が言うには「和尚さん! 今、車を買い換えたらダメですよ」と







達磨さんが床の間に

2013年05月24日 | 日記
禅宗のお寺にお参りすると
床の間にお習字の掛け軸や
達磨さんの絵を描いた掛け軸を見かけます。

お習字の掛け軸は「墨跡(ぼくせき)」と言います。
偉いお坊さんが墨で書いた「禅語(ぜんご)」がほとんどです。

「墨跡」は禅宗の僧侶が揮毫したものを言います。
「禅語」は禅宗の高僧が著した書物の中にある言葉です。

この墨跡の掛け軸の次に多いのが「達磨(だるま)」さんの
絵です。

「達磨」は私たち禅宗の開祖さまです。
私たち妙心寺派の寺院は、
インドの達磨大師さまから中国の臨済禅師さまを経て
無相大師さまへと受け嗣がれてきた一流の禅を
宗旨・教義としています。

と言うわけでお寺の床の間には、「だるま」さんの
掛け軸が多いのです。

正定寺の達磨さんを紹介します。
祖師(偉いお坊さん)が描いたものから
絵師が描いたものまで表情も様々です。

竹堂と言う画家さん 詳細不明


第十五代妙心寺派管長:愚渓慧忠(碧層軒)


卓洲胡僊の法嗣:徳源寺僧堂 蘇山玄喬(神機妙用禅師) 「隻履の達磨画賛」


佐伯養賢寺:雪堂宗碩(不二室) 


名古屋徳源寺:蘆山恵行(碧松軒)  妙心寺第十三代管長


第十五代妙心寺派管長:愚渓慧忠(碧層軒)


大分万寿寺:西尾宗滴(巨関窟)





寺院向け機関誌

2013年05月21日 | 日記
本山の妙心寺から毎月送られて来る
機関誌で「正法輪」と言うものがあります。

妙心寺派の寺院向け機関誌です。

どこの誰が住職になったとか、
規則がこんな風に変わりましたとか、
本山でこんな法要がありますとか、
いわゆる情報誌です。



上は明治40年2月の「正法輪」です。
中には「議会報告・住職進退」などなど
管長は第10代の東海猷禅老師(三生軒)です。



「正法輪」の本誌代金を収めている寺院の
領収書が発表されていたり、
一度も代金を納めていない寺院には
「発送しないから心得よ」とあったりします。

「達礼」と言う箇所には
議員の多数が病気で欠席が多いために、
重要な議案が審議されない。
そこで
「おまえら、いい加減に病気を治して会議に出ろ。
それがおまえ等の役目だろう」みたいなニュアンスの
文章が掲載されています。

昔の文章は激しく鮮烈で中には書き手が
ハンドルネームでもOKの箇所もあります。

今こんなに自由にかけるのであれば、
本所勤務の方々のストレスは軽減されるのかも知れませんね。


            

プチ自慢

2013年05月20日 | 日記
娘から写真付きのメールが届きました。
毎朝、トイレ掃除をする孫の写真です。




1歳になったばかりでお話はまだ出来ません。
写真を見ると「お掃除」しているように見えます。


本当は、棒を便器に突っ込んで遊んでいるだけだそうです。

それでも「孫は天才」と言って写真を拡大印刷する
女房がいます。

便器に棒を突っ込む変な子なのに・・・

子供や孫の自慢をしたがる大人はウジャウジャいます。

私もそうです。

このサイトを見つけたときは、息子に内緒で私の知り合いに
自慢メールをたくさん出しました。

そして次の年がこちらです

高校生で200M平泳ぎ世界記録を出して話題になった「山口観弘選手」は
当時まだ小学校6年生です。

でも、すでに全国学童トップです。

今年大学生になった彼は、子供の時も
すごかったのですね。

おじいちゃんは
便器を洗う孫に期待しています。

随喜(一緒に喜ぼう)

2013年05月20日 | 日記
広域合併で佐伯市に統合されていますが、
旧直川村村民は2.400名ほどです。

今年の新一年生は9名でした。

高齢者は多いのですが、少子化で小中学校の
生徒数は激減しています。

そんな中で写真のパンフレットが届きました。



直川少年野球クラブが十数年ぶりに九州大会の
出場権を獲得したようです。

全国大会までは「大分大会」を制覇しないと出場出来ないようですが
宮崎県西都市で行われる全九州大会への出場権は獲得したようです。

チームプレイで勝ち抜くのは、個人競技とは違った
喜びがあると思います。

パンフレットは
少人数で勝ち取った大会への遠征費のカンパ募金です。

誰かがどこかで頑張っている事を聞くととてもうれしくなります。
ましてやこの村の少年達が頑張っているとなおさらです。

お坊さんが使う言葉で「随喜(ずいき)」と言う言葉があります。

「他の人が善い行いをする事で、自分も喜びの心が生じる」と言う意味に
使います。

「頑張っている人を見て一緒に喜ぶ事」を随喜と言います。

この言葉の反対が「ねたむ・うらやむ・やっかむ・憎む」などの
言葉です。
方言では「セラウ(ねたむ)」と言います。

自治委員さんが「直川少年野球クラブ」の募金封筒を持っています。

随喜してみませんか!

随喜すれば「セラウ」という心を必ず捨てる事ができます。

聞くことの難しさと伝える事の難しさ

2013年05月19日 | 日記
旧佐伯市内の寺院が本堂の再建浄財として
檀信徒に寄附をお願いしていると言うことです。

お寺が檀家さんにご寄付をお願いすると
寺院も住職も人気は急落します。

本堂のご本尊さまの前で手を合わせた
ことの無い若者やご先祖さまから菩提寺の
事を聞かされていない方々にとっては、
本堂の再建や改築は「無駄なもの」に
思われるのでしょうね。

どこのお寺さんも住職が勝手に
「寄附を集めて○○するぞ」などと
悪徳サラ金業者の如く、檀信徒に法外な寄附を
お願いすると思っているのでしょうね。

そんな事は在りません。
都市伝説のたぐいです。

何を決めるにしても「総代会」が提案や調査をします。

総代だけでは人員不足となれば「○○実行委員会」などの
調査実行の専門部門を作ります。

それだけでは、不十分なので檀信徒に一番近くで、
お寺のお世話をしている方々に説明をします。

その後、全檀信徒へ趣意書や説明書などをお配りします。

以上が寺院の大小にかかわらず必ず行っている手順です。


でも、檀信徒に伝わるモノは、幾度も会議をして
煮詰めた趣意書や説明書の内容とは全く違った事柄が
伝わります。

上の寺院も「本堂再建」が趣意という事なのですが、
「庫裡の新築」・「宿坊建設」・「駐車場建設」と
どれが本当なのか分からないくらいです。

本堂の建築さえも本当なのか分かりません。

とりあえず、門徒さんは「趣意書・説明書」を
しっかり読んで不明な所は、総代や役員に直接
聞かれる方が良いと思います。

役員も一人ではなく、数人の役員から説明を受けた方が
良いかもしれません。

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「害獣駆除」と言うのがあります。
作物などへ害をおよぼす「鹿・猪」などの駆除を言います。

正定寺は、山の中腹に建っています。
裏山は深く、「鹿や猪」がたくさん住んでいます。

餌がなくなると境内まで下りてきて庭草をたいらげます。

境内地に食料がなくなると、もっと下に下がって
民家の畑を荒らします。

お寺の下に住む地域の方は
「寺の鹿が来て、人が見ちょらん時に大根を食いよる」と言います。

別にお寺が鹿を飼育しているわけではないのですが、皆さんからみると
お寺の山から鹿が下りて来るので「お寺の鹿」と言う表現になってしまうのでしょう。

何となくいやな表現です。

それを聞いた高齢者が

「寺の鹿が来て、人が見ちょらん時に大根を食いよる」を、

「寺のシガ来て、人が見ちょらん時に大根を食いよる」と聞き違えます。

「寺のシガ」は「寺の人が」と言う意味です。

人から人へと伝わって

とうとう和尚さんは「大根泥棒」になっていました。

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冗談のお話ではなく本当にあった話しです。

学校で先生に当てられてチンプンカンプンの解答して
叱られている子を見ます。

私もその一人です。

もし学校でチンプンカンプンの解答をした覚えのある方は
気を付けてください。

「聞くことの難しさと伝える事の難しさ」を・・・。

良い人に好かれ、悪い人に悪口を言われるのが立派な人 (孔子の言葉?)

2013年05月18日 | 日記
「掲示板」というものがあります。
誰でも無記名でコメントを書き込めるものです。

水泳連盟のHP管理をしていた頃に
この「掲示板」を設置しました。

お知らせや質問などを発信したり
受け付けたりと便利でした。

しばらくすると「ウワサや誹謗中傷」などが
書き込まれるようになり、
やむなく「掲示板」を閉鎖しました。


孔子が言ったのかどうか分かりませんが、

「良い人に好かれ、悪い人に悪口を言われるのが立派な人」と
いう言葉があるそうです。

大泥棒が大岡越前さまの悪口を言うような事なのかも知れません。

良い人と悪い人の区別は、「良い人は悪口を言わない人」という
実に明確な教えです。

「悪口」を仏教では「あっく」と読みます。

言葉の行為として「悪口(あっく)両舌(りょうぜつ)綺語(きご)妄語(もうご)」などと
菩提和讃にも登場します。

人のわるぐちを言う人や、嘘つきな人に会えば、
「悪人」と思った方が良いのかも知れません。

「善人」は人のわるぐちをいわないからです。

先日、堅い材質品を商いする社長が遊びに来ました。

社長に「良い人に好かれ、悪い人に悪口を言われるのが立派な人」の
話しをしたら、彼曰く

「和尚さん、違いますよ。悪人は悪人同士で悪口を言い合っています。」
と・・・そうなのか!

「類は友を呼ぶ」と言いますが、

「悪い人に悪口を言われるのが立派な人」とは限らないようですね。

社長さんの体験談から出た真実かも知れません。







晋山式のDVD

2013年05月17日 | 日記
昨年の11月24日に行われた晋山式のDVDの
編集が最終段階に入りました。

大河ドラマのような出来栄えです。
この画像をDVD用にするのかブルーレイ用に
するのかで現在検討中です。

DVDだと2枚組で少し画像が落ちます。

BDだと1枚で高画質ですが、見るのに
BDディスクが必要です。

そのBDディスクの普及率が問題です。

地元檀信徒の高齢者宅では、
DVDディスクの普及率も低いのでは
ないかと思います。

最終的には、「寺院・役員・稚児」の皆さんと
一般檀信徒の希望者に配布するようになるのかも
知れません。

DVDは6月末頃配布予定です。


年中行事

2013年05月16日 | 日記
お寺の行事は昔も今も余り変わりません。

新命が養賢寺の大般若と山門施餓鬼の
法要に出かけました。

午前中に大般若を午後から山門施餓鬼
を行います。

元々は大般若だけだったのですが、
遠地の寺院が寄るこの日に山門施餓鬼も
行うようになりました。

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江戸時代に書かれた正定寺の年中行事帳にも
養賢寺の5月16日の大般若へ出かける事が
記されています。



【原文】
十六日大般若修行有之十五日ヨリ
鼎山エ出頭之事香資銀壱両
役目一員前日役元エ相頼事

【解説】
「16日は大般若の法要があるので15日より
 鼎山(龍鼎山 養賢寺)へ出頭(出向く)こと。

 香資(仏さまへにお供え)は銀一両です。

 役目(出向く和尚さん)を一人
前日に役元(納所さん)に頼んでください」

正定寺の年中行事帳

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現在のように車に乗り、
20分足らずで養賢寺に到着する時代ではないので、
前日の15日からでかけたのでしょう。

文面には「香資銀四匁也」と加筆されています。
最初は「銀一両」を包んで行っていたのでしょうが
あとで「銀四匁」とやや少なくしたのでしょうね。


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現在はこの香資はなくなりました。
その代わり、養賢寺からのお礼もありません。

「相殺」と言うのか「行ったり来たり」の間だからだと
言うことだと思います。

年中行事帳にもあるように、必ずしも住職が出かけたわけ
ではなさそうです。

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今では部内(佐伯市内の禅宗寺院)住職の
総出頭(全員参加)です。

いまだに、お弟子や手伝いの和尚さんには、
養賢寺からお礼が出ます。

今朝、出かけた新命も
「正定寺の弟子の頃は大般若に出向くとお礼を頂いたのに住職になると
頂けなくなった」と行っていましたが

お礼が無くなったのは養賢寺の役元が新命を
「正定寺の代表」として扱っているという事で
実に有り難い事です。

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ところで、「銀一両」ですが
銀一匁が1.500円前後。
銀一両は銀五匁前後らしいので
若干包みがへったと言うことでしょう。

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ところで、今朝3:00に目が覚めました。
昨日病院で投与されたステロイドの影響です。

毎回、治療した夜は眠れなくなります。

治療後の2日目までは元気なのですが
3日以降はややくたびれます。

一週間すると体はだるく口内炎になり、
食事が出来なくて2㎏ほど痩せます。

声が出なくなり、見た目が病人に
なります。

二週間で体重は戻ります。

この治療も年中行事と一緒で
毎回、同じ事の繰り返しです。

ただ、今回の治療はこれで終わりだそうです。

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本日はネタ切れ

2013年05月15日 | 日記
昨日は久しぶりに裏庭の草むしりを
しました。

何故か顔がふくれています。

薬の副作用なのか、
どこか悪いのか、単なる食べ過ぎなのか
分かりませんがふくれています。


この4ヶ月少量ですがステロイドを
服用しているのが原因かも知れません。


今日は別府まで抗がん剤治療に行って来ます。
「アバスチン+ドセタキセル」の投与です。

今回が4クール目です。
点滴の3時間コースの間、優しい看護師さんと
世間話をしてきます。

と言うわけで本日はネタ切れ。

月に一度の別府鶴見病院へ、
検診と薬もらいに出向く青壮年部顧問も
もし、別府に居たら別府医療センターに来ませんか。

私はお昼を挟んでベットで点滴しています。

予感的中 あたり!

2013年05月14日 | 日記
5月7日のブログで昨今の葬儀事情を書きました。

葬祭業者の充実や自宅の間取りなどの変化で、
自宅で行っていた葬儀から斎場や菩提寺の本堂を
使用しての葬儀に替わって来ました。


7日に家族を亡くしたお家も、
8日の斎場が空いていなかったため
本堂での葬儀を希望していました。

希望を叶えたかったのですが、
当日は人手不足や寺院行事で本堂での葬儀準備の
時間がなくて受け入れが出来ませんでした。

結局、9日の友引を避けて
10日の斎場での葬儀となりました。

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5月7日のブログでは、次のように書いています。

少し心配なのは、
お寺の都合で本堂が使えない場合は、聞き違いや思い違いで

「お寺が本堂を使わせない」とか「お寺の寺族がいやがっている」とか
トンデモナイ噂話が出ることがあります。

そこで、あらかじめブログで事情を告知しています。

取越し苦労だと良いのですが。

こちらが長文のブログ

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な!なんと 取り越し苦労は見事に的中しました。

その地域の
葬儀のふれ役(葬儀の日時を隣保に伝える人)が、
「葬儀場所は、お寺が本堂を使わせないので斎場になりました」と・・・・・

誰だ! 誰だ! 悪意を感じる

「そんな事一言も言っていないですよ」

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面白いもので、5月7日のブログを見ていた近隣の檀徒から

「和尚さん、お見事!」と的中したことへのお褒めの
コメントがメールで来ました。

通夜や葬儀にお参りして、聞いたのでしょうか?

いずれにしても、何故そんなデマが飛ぶのか分かりません?
ただ、的中した事になんだか笑えます。



銀行の広告

2013年05月13日 | 日記
隠居して時間が出来たので、体の調子を確かめながら
コソコソと倉庫の中を整理しています。

昔の新聞や雑誌もあったりして、
一日があっと言うまに過ぎてしまいます。

現役で仕事をしたいた時には、想いも付かなかった
時間の過ぎし方です。

今回見つけたのは、大正3年9月1日の「佐伯新報」と言う
ローカル新聞です。

100年前の新聞になります。

そこには、
「佐伯町廣小路 大賀屋種子店」の広告や
「鶴岡村字藤原 表具師植田久皐堂」や
「船頭町本丁  たねや 内田澤蔵」などの
広告が見られます。

中でもひときわ紙面を大きく取って
いるのが「大分銀行佐伯支店」の広告です。
「佐伯町新小路(電話38番)」
内容は給士募集や定額貯金の説明です。
漢字にはふりがながあり、読みやすくなっています。