正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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大切な日!

2005年10月08日 | 日記
平成元年に保健所へ連れて行かれる数匹の犬を見かけて、
「かわいそう」と思い、その中から「牡の子犬」を一匹
連れて帰りました。
娘が6歳の時でした。

娘に子犬の名前を付けるように言うと、
娘が『イヌはポチに決まっている』と名前は「ポチ」に
決まりました。

そのポチがさっき「臨終」を迎えた。
17年生きていました。
イヌには詳しくありませんが、人の話だと高齢だと言います。
たぶん「老衰」でしょう。

たまたま、娘が帰ってきたので、
家族で食事に出かけている間の「ポチの臨終」でした。

女房が線香をあげながら『もう、動物を飼うのはやめよう』と
泣いています。
5歳の子供も「ポチは頑張ったよね」といって
「名付け親」の姉と一緒に手を合わせていました。

「老衰」だったので「看取った」と言う気持ちでいます。

「死」に接して「生」を知る。
子どもたちには、「大切な日」になりました。

明日は、「ポチのお墓」を秋の山中に作ります。