有り難く頂きます

熊本の病院を退院して、
２週間ぶりにお寺に戻ってきました。

食卓には出石からのそばが届いて、
退院祝いの食事となりました。



いよいよ盆月になります。

今年も私の体調が不十分なので
新命和尚に盆棚経は任せる事にしました。

養賢寺さんに無理をお願いして
８月２日に盆の加担のために
新命には暫暇してもらう予定です。

大きな梁

工事中の改築建物は、前は「土間」の台所でした。
シロアリや老朽化したものを取り替えたりしています。

その中に「無用のも入るべからず」と
墨書きで書かれた板戸がありました。
確かに、板戸の痕跡は残る（鍵穴があります）のですが
実際はリサイクルして板壁に使っていました。


昔の梁や桁を残すかどうかも、現場の
大工さんと話しあいましたが、補強の観点からも
新しい木材を導入しました。

写真は今回取り替えられた「梁（はり）」です。

いよいよ典座（台所）の棟上げ（建ち日）

今日、典座の棟上げがありました。
クレーン扱うのは女性ドライバー。






次から次へと慎重に梁や桁などが組み込まれて
大きな梁が３本入りました。





典座の原型が少しずつ明らかになってきました。

解体とリサイクル

本堂の東端にあった倉庫の
解体が始まりました。

解体といっても、骨組みはそのままで
増築部分とのつなぎめなどで板壁が
全て外されました。

板壁が取り除かれた倉庫


トイレも解体が始まりました。



当然ながら、リサイクル出来るものは
リサイクルします。
サッシなども新たに建つ建物につかえる
ものがあれば使います。




便器もきれいに磨いて再利用します。



工事に入っている業者の方々も
「檀信徒の浄財を無駄にしない」と、
再利用に協力していただいています。