正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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晋山式の日程を変更・・・紅葉の照り具合で・・

2011年11月25日 | 日記
平成24年11月18日を晋山式の予定日としていましたが、
紅葉の照り具合を観察していると正定寺の境内が紅葉するのは
25日前後だと判りました。

そこで、来年の11月24日の友引に変更したいと思います。

できれば、モミジがきれいな時に晋山式を行いたいですものね。

来年の11月24日は土曜日で前日は「勤労感謝の日」で祭日。
翌日は日曜日です。
24日は三連休の真ん中にあたります。

と言うわけで晋山式は平成24年11月24日(土・友引)に
行うことにしましょう。

このブログを見ている方々は、そのつもりで予定を空けていて
ください。







平成23年秋季特別布教

2011年11月17日 | 日記
九州東教区第2部の「平成23年秋季特別布教」が
11月17日(木)午前10:00から、佐伯市米水津竹野浦
の潮月寺で行われました。

部内各寺院より総勢83名の花園会会員が一堂に会し、
広島県からお見えになりました鳳源寺住職の
和田牧生和尚さまから「目覚める」をテーマにお話を賜りました。
 
正定寺からは、
花園会女性部の甲斐久仁子さん・矢野侃可さん・甲斐俊子さんの3名と寺庭が参加しました。

10:00の開会式のあと、ご本尊さまと妙心寺ご開山さま・ご開基さまのご回向と花園会会員の
ご供養を本堂で行い、5分間の坐禅も致しました

海沿いの丘にそびえる潮月寺(写真右奥)



潮月寺の本堂と庫裡



本堂の花園会会員



ご本山布教師の和田牧生和尚



正定寺からも4名参加しました。







建具が入りました

2011年11月12日 | 晋山式
サッシ戸やサッシの窓、それに既製品の開き戸などは、
既に入っています。

今日から、建具屋職人さんが作った戸が
取り付けられています。

これからも
庫裡の茶頭寮(お茶の準備をする部屋)や
足の不自由な方を椅子とテーブルで
お接待出来るフラットな板間、
それに寺務を行う部屋には職人さんが技をふるいます。

120年前の建物は現在に比べ、
天井や鴨居の高さが低く、既製品では合わないので
建具屋さんの出番になります。

本堂と庫裡の奥部屋をつなぐ廊下には「無双戸」が
取り付けられて、暗い廊下に少しでも明かりが入るように
工夫されました。

建具屋さんの道具



無双戸板
しめた時


開けた時





銅板の樋

2011年11月10日 | 晋山式
本堂は全て、銅板の樋が掛けられています。
今から十数年に本堂大屋根の葺き替えを行った時に、
本堂・庫裡の見える部分は全て銅板の樋になりました。

今回、典座が新たに改造されたので、樋も新しく
掛け替えられて銅板になりました。

最初はキラキラしていますが、雨にあたってすぐに
黒くなります。青くなるのは随分先の話です。

正定寺家紋も前に付いていたものを板金屋さんが再利用してくれました。



携帯電話の機種変更

2011年11月06日 | 日記
10月末に養賢寺開山忌に出頭(法要に参加)しました。
開山忌とは養賢寺初代和尚さまの祥月命日の法要です。

28日は法要の前日にあたり「宿忌(しゅくき)」と云います。
午後5:00から本堂で法要が行われ、書院で薬石(夕食)を
頂きました。

この時、日向飫肥(ひゅうがおび・宮崎県日南市)出身の
嶺南崇六(れいなんすうろく)和尚の話になりました。

嶺南和尚は妙心寺117世で江戸時代の和尚さんです。
諡号(しごう)は大天法鑑禅師と云います。

東京にある「霊南坂」の坂名の由来となっています。

その、嶺南和尚を調べるのに活躍したのが、
若い和尚さんが持っていたスマートフォンです。

携帯電話なのにネットにつながり、指を画面にあてて
開くと活字が大きくなったり、サイトの画面が容易に動いたり
します。

今日、私も替えました。スマートフォンに・・・

でも、操作や言葉やタッチ画面になれていなくて
こんがらがっています。

それに先月から「Facebook」までも
手を出して益々こんがらがっています。

近くの建長寺派の70歳代の和尚さんが、養賢寺開山忌で
「正定寺さん!あんたからFacebookという変なものが送られて来た」
と云われ なぜ?・・

いまだに、Facebookの使い方が分からない!

スマートフォンで勉強してみます。


分電盤が設置されました

2011年11月05日 | 晋山式
徐々に旧台所の改築が進んでいます。
分電盤が設置されて配線が壁の中に
入りました。

分電盤と電気配線


電気配線とTV・電話・LAN配管


分電盤


分電盤は長い顔の人間に似ている。

分電盤の近くは116年前の土壁がある。


今回の工事は、当初の計画を大幅に経費も時間もオーバーしています。

1.昔の建物をいかに壊さないで、保存しながら修理をする。
2.傾いた建物をそのままにしないで、基礎から修復する。
3.バリアフリーや高齢の参拝者へ配慮した建物。

などなど、手間を掛けながら行っています。

檀信徒の皆さまのおかげで屋内工事も来月には
全て終わる見通しとなりました。


生き残ったツワブキ

2011年11月05日 | 日記
文化九年の百姓一揆で、所替えになった
方の末裔が植えたとされる「ツワブキ」

もともと、ツワブキは潮風があたる
海辺にあるとされるもので、佐伯地方でも
山間には、なかなか見ることが出来ないとされています。

一揆の民は豊後水道に面した蒲江浦の尾浦と
云うところにながされました。
詳しくはこちら

その子孫が永年にわたって植えたツワブキは、
正定寺境内に群生していました。
しかし、この数年のうちに、山に住む鹿の餌となり
ツワブキは食べ尽くされてしまいました。

・・・ところが
そのツワブキの生き残りを発見






トイレが完成しました。

2011年11月03日 | 晋山式
禅宗の寺院ではトイレの事を「東司(とうす)」と云います。
今回の晋山式整備として内トイレの改築が行われています。

今までは、男女ともに入り口が一緒で、
男子が用を足す後ろのドア一枚を隔てて女子のトイレでした。

花園会女性部の提案もあり、改築工事では男女別のトイレが
完成しました。

「もったいない」の言葉通り、男子の小便器は再利用
されました。

寺庭や電気屋さんが懸命に磨いて無事に新しいトイレに
安置?されました。

以前のトイレから撤去された便器




新たな場所に設置された便器


男子トイレ


女子トイレ


トイレ全体


トイレの神様・・・
「うっさまサマ(烏枢沙摩明王)」も無事に安置されました。