今年は、いくらかモミジの色づきが
遅いのかも知れません。
12月なのに一面が紅葉しています。
工事も佳境に入ってきました。
旧台所が寺務所に変わります。
もともと寺務室は2階の9畳の間という
所でした。
8畳間に一間床がある部屋で、無双窓から
1階台所の土間が見渡せる様になっていました。
昔、佐伯藩主が「お鷹狩り」で
この付近に来られた時、休息に通す部屋だったそうです。
脇には6畳の控えの間があります。
毛利の殿様用の「たばこ入れ・茶碗・盆」などは
今も杉板の箱に収められています。
この、「殿様の座敷」に寺務室がありました。
でも、総代会や役員会の会議などで寺院資料が必要になると
一々2階に上がるのでは大変なので、今回、古い書物や
古文書と共に、1階の部屋に移動する事になりました。
その新寺務室が出来上がりつつあります。
台所だった以前の部屋
取り壊し
今回改装する寺務室
天井には昔の電気配線がありました。