正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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(HP作成は正定寺閑栖:小原壽山)
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手すりが完成

2011年12月12日 | 晋山式
位牌堂に登る階段は、
高齢者にとって登り辛いものでした。

今日、その階段に手すりが付きました。

これで少しは、お参りしやすくなったと
思います。

お寺は檀信徒がお参りする「本堂」や
行事の準備をする台所や客間がある「庫裡」
などがあります。
「山門」や「鐘楼」も大切な建物です。

しかし、時代の変化にともない、
「駐車場」・「洋式トイレ」・「バリアフリー」
「椅子・腰掛け」など参拝者が我慢しなくて、
お参りできる配慮も大切になってきました。

わずか、1メートルほどの手すりですが、
設置を思いつくのに随分時間がかかりました。

手すりが付く前

設置された手すり



百姓一揆の由来板

2011年12月01日 | 晋山式
佐伯市蒲江の尾浦地区は、百姓一揆で
所替えになった正定寺檀徒が暮らしています。

今から200年前の話です。

来年の正月が丁度、一揆が起きて200年
なので、記念に由来板を建てる事にしました。

尾浦に至るトンネルを出ると正面に
由来板が建ちます。

12月10日までには建つ予定です。
是非、見に行ってください。



12なのに一面紅葉しています。

2011年12月01日 | 晋山式
今年は、いくらかモミジの色づきが
遅いのかも知れません。

12月なのに一面が紅葉しています。







工事も佳境に入ってきました。

旧台所が寺務所に変わります。

もともと寺務室は2階の9畳の間という
所でした。

8畳間に一間床がある部屋で、無双窓から
1階台所の土間が見渡せる様になっていました。

昔、佐伯藩主が「お鷹狩り」で
この付近に来られた時、休息に通す部屋だったそうです。
脇には6畳の控えの間があります。

毛利の殿様用の「たばこ入れ・茶碗・盆」などは
今も杉板の箱に収められています。

この、「殿様の座敷」に寺務室がありました。

でも、総代会や役員会の会議などで寺院資料が必要になると
一々2階に上がるのでは大変なので、今回、古い書物や
古文書と共に、1階の部屋に移動する事になりました。

その新寺務室が出来上がりつつあります。

台所だった以前の部屋


取り壊し


今回改装する寺務室


天井には昔の電気配線がありました。