正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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(HP作成は正定寺閑栖:小原壽山)
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残暑ですが、本堂はそよ風が吹き抜けてさわやかです。

2014年08月21日 | 日記
お盆が終わりお寺も平素のたたずまいになっています。



本堂に座ると南の崖から吹いてくる、
風が心地よく、横になるとすぐにでもお昼寝が出来そうです。



外は日差しが強く、日中に動くのがおっくうになります。
うっかりすると「熱中症」になったりするので、
屋内で充分な水分を取りながらゆっくりするのが良いですね。

万が一でも救急車で運ばれる事態になれば、みんなが心配しますので
お互い気を付けましょう。??



京都の友人達は「地蔵盆が終わらないとお盆が終わらない」と良く云っていました。

8月の24日に町内のお地蔵さんを飾り付けて、
お菓子などを振る舞っていました。

高校生の頃は同級生の実家でごちそうをいただいた
記憶があります。

私が参加した地蔵盆は、寺院にまつられている仏像ではなくて、
町内の道角で祀られている「石のお地蔵さん」のお祀りでした。

京都の「地蔵盆」はこのように町内の道ばた(辻地蔵尊)におられる
お地蔵さまをお祭りしていました。

地蔵盆は、街角でたたずむお地蔵さんの法要なのですね。

直川でも道端や山の峠には沢山のお地蔵さんがおられます。

何百年も前から、地区の出入口で見守ってくれているお地蔵さんに
いつもは素通りするのでしょうが24日はお団子の一つでもお供えしませんか。

きっと良い気分になりますよ。










お盆のご回向も、今日の位牌堂諷経で無事に終わりました。

2014年08月16日 | 日記
8月16日は、毎年位牌堂での盂蘭盆諷経があります。

位牌堂は冷房完備なので、夏の法要でも快適に行う事が出来ます。

法要は午前10:00から行われました。
遠くは広島・福岡・大分市などからも見えていました。

初盆のお家もお参りして、観音さまの前に並んだ白木の新仏に
手を合わせていました。

お盆に正定寺へお参りする習慣のない檀信徒にとっては、
本堂や位牌堂の飾り付け(荘厳)が普段と全く違うことに気づかないのですが、
幸いにも8月14日のOBS夕方のニュースで「夏バージョン」に飾られていた
本堂が紹介されたので「普段の本堂とは違うんだ」と思った方もあったのではないでしょうか。

本堂の「夏バージョン」の写真。

ホオズキや提灯・歴代和尚の頂相・印可状などもこの時期だけ見られます。



位牌堂には普段から椅子が18個ありますが午前11:00の法要では椅子が足らなくなり
本堂から24個が追加されました。



今年初盆を迎えるご家族も子供・孫・ひ孫連れで焼香していました。





位牌堂での回向が終わると、冷房の効いた位牌堂から自然の風が通り抜ける書院に
移動してお茶をいただきます。



今年も新命和尚が16日間(312軒)の棚経を一人でつとめました。


お盆です。

2014年08月13日 | 日記
8月1日から檀家さんへ赴いて、
お盆のお参り(棚経)が始まっています。

昨日は、佐伯市内から宇佐・別府と回り
今日は大分市内を参りしています。

留守を守る寺庭や私は、お寺にお盆参りする
檀家さんの接待を担当します。

朝からひっきりなしに、境内を通って
お墓に車がいきます。

本堂や位牌堂はお盆の飾り付け(荘厳)になっています。

本堂に上がって線香を手向けるのが習わしですが、
最近では玄関口で御布施を手渡して帰る方が多くなりました。

本堂の様子


位牌堂(観音堂)には、お盆だけ新仏さんの白木の位牌が並び、
お参りする檀家さんも手を合わせています。



暑さが厳しいので呉々も熱中症などに気を付けて下さい。

遠方にいるご家族が帰省していましたら、是非お寺にお参りして下さい。
位牌堂のお位牌を観音堂で見せて、自分の家の歴史や先祖の事を伝えて
下さい。