正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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(HP作成は正定寺閑栖:小原壽山)
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大雪のあと

2014年02月27日 | 日記
やっと暖かい日差しになってきました。
日陰の雪もほとんどとけて消えました。

境内のあちらこちらで木の枝が折れて
いましたが、いまはきれいに片づいています。

やっかいなのが樋です。

雪の重さで外れたり曲がったりしています。

銅板の樋なので専門家にお願いすることにしました。

被害にあった銅板の樋。






梅の花が開いた

2014年02月19日 | 日記

豊後梅の枝にはまだつぼみしかないのですが、
庭先の梅には花びらが咲きました。



昔の機関誌に次のような文章が載っていました。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

もう二十年も前の事になるが、
先住職がわが娘を嫁がす時に、その結婚披露の席で、
婚家に対して次のような挨拶をしていたのを思い出す。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

縁あって私の庭で育ったこの苗木(娘)は、
種々のめぐみを受けて自然のまま伸び伸びと成長致しました。

私はあまり手を加えておりませんので枝葉の形は良くありませんが、
その分だけ素直に丈夫に育ってくれました。

この苗木も本日良縁にめぐまれ、
皆様のお庭に植え替えさせて頂くことになりましたが、
どうぞしっかりと根付くように見守って頂き、皆様のお力添えで皆様の家風にあうように、
歳月をかけてその枝ぶりを整えてやって頂きたいのです。

そしてとても厚かましい想いなのですが、
この苗木が、しかるべき場所を得て、ついには皆様のお庭になくてはならないような
名木に育ってくれることをひたすらに念じているのです。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

この挨拶の話を聴いた時から、
私の中には人と庭木が重なって見えるようになりました。

今、このかけがえのない私達の大切な地球は森林破壊が進み、
すでに瀕死の状態に追いやられているといいます。

樹木を切るのはたやすく、それを育てるのはむずかしい。

人を育てるのはたやすく、人に心を育てるのはむずかしい。





耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花うるわし)
梅の花は寒い冬を耐え忍ぶことで、春になれば一番麗しく咲く。





 

今日は涅槃会

2014年02月15日 | 日記
2月15日は涅槃会です。・・・お釈迦さまのご命日

日本ではどの仏教寺院でもお釈迦さまの遺徳と報恩のための法要をいたします。
それを涅槃会といいます。

元々涅槃とは迷妄のなくなった心の境地を指す言葉です。

涅槃図がある寺院では本堂や書院に涅槃図を掛けて法要をいたします。





正定寺の涅槃図の詳細はこちらから

外は日が差して昨日までの雪がとけ始めました。

お寺の参道も車が上がるようになりました。




昨夜からの雪で

2014年02月14日 | 日記
少しの雪でも交通機関が乱れます。
雪国はこの程度の積雪(15㎝) では生活が乱れる事は
ないのでしょうが、ここでは休校になり国道は
不通になっています。

お寺に上がる道も通れません。

しばらくは、孤立した生活になりますが
のんびりした日を過ごすのもいいかもしれません。

境内は朝の鐘をつきに歩いた足跡が
残るだけで一面真っ白な風景になっています。







この大雪の騒ぎでチョコレートをもらいそこねています。



寒いと思ったら・・・

2014年02月13日 | 日記
数日前からやけに寒い。室温は5℃前後で
暖房がなければ過ごせません。

昔は居間に火鉢だったのですが、
今はストーブにエアコンです。

外は雪になりました。


たった数センチの雪でもここではパニックになります。

境内に降る雪


裏庭の植木には雪が



数字の99.95?

2014年02月06日 | 日記
毎月、近くの内科医院に行き、
血圧やCPAPなどの診察を受けます。

最近は血圧も安定しています。

先生が腕をとって血圧を測ってくれます。

胸と背中に聴診器を当てて診断もしてくれます。

最後は体重計です。





いつもの看護師さんが体重計に私をうながして、
数字が上下して「ピ!」と止まります。

「99.95㎏」・・・・

コップ一杯の水で大台に乗る体重です。
ほとほと情けない!


オリンピックでは高得点なのですが・・・。


今年の節分

2014年02月04日 | 日記
節分の日には本堂の縁側から「鬼は外福は内」の豆まき
をします。

以前は部屋にも撒いていたのですが、あとの掃除が大変なので
外にめがけて撒くようになりました。

修行道場ではところ構わず撒いていました。
新到(新米の修行僧)の頃はストレス発散の行事でしたが
後片付けも大変でした。

夕刻、外が暗くなって本堂に集まります。

今年はお嫁さんが初参加です。
節分の豆まきには「福の神と鬼」が主役です。

お嫁さんの姿が見えなくなったと思ったら
こんなものを作って本堂にきました。



今年の節分はかわいらしい行事になりました。