goo blog サービス終了のお知らせ 

正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

メインページは検索で「正定寺」
(HP作成は正定寺閑栖:小原壽山)
ブログはFacebookにリンクしています。

何故、話したことがないのだろうか?

2014年07月02日 | 日記
若い方々が携帯電話からネットの環境が優れているスマホに
乗り換えています。

私も先ほどスマホを購入して、奮闘しています。

FacebookやLINEなどを始めると、Facebook加入者などから
コメントを頂いたりします。
最近は、他人のFacebookのコメントを見たりもしています。

Facebook



このFacebookには直川に暮らす若者たちも随分参加しているようで、
アップされている写真には直川内の友達同士で映った写真も載っています。

若者と云っても、40代から50代前半の方で、中には正定寺檀家さんの息子さんや娘さんも
映っています。

「この人は檀家さんの息子さんだよな」と分かるのですが、
実際に話したことがあまりありません。

「何故、話したことがないのだろう?」と考えました。


彼らは結婚して子供もいるのですが、
実際の家庭や親族の中では、まだまだ両親が主権をもっていて
出番のない初老(40歳)のようです。

お寺の行事やご法事も両親任せなので、法事の席でも和尚と話す機会が
無いのが現実です。

昔の40歳は、当主として冠婚葬祭を
仕切っていたのですが、現在は少し事情が違います。

現在の70歳以上のおじいさんやおばあさんはとてもお元気です。
それで、息子さん夫婦も両親に甘えて「お任せ」になっているのかも知れません。
今の初老は出番がないのでしょうね。


若くして両親を亡くした子供にとっては、
40歳代は既に施主として立派な仏事を行っています。
又、仏縁も生まれて仏教や寺院への理解も深まって来ます。

一方、いつまでも両親に任せきりの子供達にとっては
お寺の行事や法要参りなども親任せで、仏事やお寺への理解も
出来ていないのが現実です。

同じように見えても、「親離れしていない初老の息子」と「親をたてて、ひかえる初老の息子」とは違うようですね。




LINEと云うのがあります。
文字で相手に気持ちや用件を伝えるものです。

文字好きな若者の方に一言。

正定寺にはホームページがあります。
歴史やその成り立ちなど書かれていますので是非ご覧下さい。

せめて、家の宗旨は臨済宗だと云うことを憶えておいて下さい。

40代で祖父母の菩提寺が何宗なのか「分からない!」などと
云わないようにお願い致します。



花園会役員総会

2014年06月22日 | 日記
平成26年6月22日(日)午後7:00から平成26年度
世話人総会が開かれました。

総会に先立ち、位牌堂でご先祖さまに新茶を
ささげてご焼香しました。

献茶供養法要



法要は10分ほどで終わったのですが、私の話が少々長くなり役員に申し訳なく
思いました。



総会は1時間ほどで終了しました。質疑もなく実にスピーディーな会議です。

参加していただいた花園会役員のみなさま




本日の参加者は30名でした。

足下の悪い中、又農繁期でお忙しい中役員さまにはご苦労さまでした。
平成26年度も法灯護持によろしくお願い申しあげます。


献茶会と女性部総会

2014年06月22日 | 日記
平成26年6月22日(日)午後2:00から、
位牌堂(観音堂)で献茶会が行われました。

雨模様にかかわらす、昨年よりも多くの、
参拝者が献茶会でご先祖様に新茶の供養を行いました。



法要は新茶に浄瓶の浄水(湯)を注ぎ、焼香を致します。



法要の後は書院で「平成26年度花園会女性部総会」が開かれました。

総会の前にまず一服があり、それぞれ和やかに総会が始まります。



平成25年度の事業報告・収支報告などが話しあわれますが、
事業報告は視覚での説明が好評なので、今年もプロジェクターで
本山参拝や各行事の報告を行いました。

みんな真剣に、見入っていました。


境内は草多し

2014年06月15日 | 日記
梅雨時期には雑草が一気に伸びてきます。
「ドクダミ」も赤みかかった葉っぱから
花を着けるまでになっています。



年中行事の前には、近所のおばちゃんに掃除を
手伝ってもらいます。

3月の「彼岸会」にも境内3千坪の広さを数日かかって
掃除を手伝ってくれました。
石段・裏庭・隠寮庭・墓地など数人での仕事です。

6月は「献茶会」があります。
昨日から掃除に入ってくれています。

昔は「除草剤」を使って掃除をしていました。

ところが、
雨降りや谷の水辺で見かけていた「沢ガニ」が農薬の
影響でいなくなりました。



環境汚染です。

あわてて、除草剤を使わずに人の手で除草することにしました。

経費は掛かりましたが、今では、雨が降るとあちこちから
昔のように「沢ガニ」が姿を見せます。

沢ガニがいなくなって戻るまでに数年かかりました。

現在は、除草剤をなるべく使わずに境内の管理をしています。

その、掃除を手伝ってくれる方がいなくて「人手不足」に
なっています。

どなたか、人材を知りませんか?








会計監査と定例総代会

2014年06月06日 | 日記
5月30日の午後7:00から平成25年度花園会会計監査
と定例の総代会が行われました。

監査は花園会会計と監査委員が客間にて
会計さんが帳簿・通帳などを示して監査を頂きます。

別室では定例の総代会が行われ、来年度行事や予算などが
話し合われました。

今年度の予算編成で通常予算以外に平成26年度に追加で行いたい
事柄が3つありましたが、財源が厳しく四苦八苦していました。

その3つの事柄ですが、

①2月の大雪災害で壊れた「樋」の修理(復旧)予算




佐伯地方に多くの被害をもたらしたので業者も大忙しの様です。
特に正定寺の樋は銅板なので修理費が随分掛かるみたいです。

②マイク・スピーカーの取り替え


1月の大般若会で分かったのですがマイクの入りが悪く、
業者に問い合わせたところ、現在使用しているマイクの周波数は
1980年代で禁止になった電波法違反の古いタイプだと判明しました。

ということは、1980年代に購入して、現在使用中のマイクやアンテナは
使えないと云うことになります。

③AEDの設置

人が集まる場所には、結構設置されて来ているAED(自動体外式除細動器)を
正定寺でも設置してはという案です。



よその寺院での話ですが、
「命を救う機械は、お寺にはかえって必要が無いんじゃない」などと発言する
非常識な役員や檀家さんがいたと聞きました。

正定寺の総代さんや役員さんは、積極的に導入を考えてくれますが、
今年度の花園会財源では無理なようです。
でも、いずれ導入したいと考えています。





以上が平成26年度に入れたい項目ですが、
なかなか一度に整備するには財源が厳しいと総代さんが悩んでいました。

現在も各業者と見積もりの検討や先送り出来る事項などを総代さんや会計さんが
考えてくれています。


記念品なれど・・記念品にあらず

2014年05月11日 | 日記
春の第86回選抜高校学校野球大会で初優勝した
母校から寄付の礼状と記念品が届きました。

通算70回目の甲子園出場でした。

今回送られて来たものには、
優勝校だけが印字できるCHAMPIONの文字が目立ちます。





大きいタオルですが、人前で使用するのは少し恥ずかしいかも知れません。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

私は、別に野球をしていたのではないのですが、
母校が甲子園に出場するとうれしいので、
一口ですが寄付をします。

いつも、お礼状となにがしかの品が送って来ます。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

正定寺もオリジナルタオルがあります。
通常のタオルよりも少し長めです。

部内では養賢寺にもオリジナルタオルがあります。
養賢寺の方が少しタオル生地が良いみたいで、
ここが末寺と本寺の違いかも知れません。(笑)

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

昔、息子や娘が水泳の全国ジュニアに出場すると、
辰巳国際プールで大会参加賞の粗品がもらえていました。

九州から東京へ宿泊もして、経費を掛けて行ったわりには・・・「確かに、粗品だね」と
思ってしまうようなモノです。

でも、この粗品をもらえる事がすごいのです。
以前にもこんな風に書いたことがあります。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

正定寺の春秋の両彼岸では、参拝者に「紅白饅頭」が配られます。

「正定寺」の焼き印が入った饅頭ですが、この饅頭も参拝者でないと手に入りません。
表には「粗菓 正定寺」と、のしがかかっていますが粗菓にして粗菓にあらずです。

そうなんです・・「記念品なれど・・記念品にあらず」なのです。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞



目に青葉・・・殺虫剤の散布

2014年05月09日 | 日記
青々とした木々の茂みと青空の景色が
田舎寺の宝です。
参拝者は「落ち着きますね」・「緑がきれいですね」・・と境内を
ほめてくれます。




そんな若葉にそろそろ虫がやってきます。

ちょっと目を離すと、毛虫が小枝にべったり絡み着きます。

毎年、5月・6月~7月・9月の3回ほど
殺虫剤の散布をします。

境内が広いこともあり、タイヤがついた動力噴霧器を使用します。
ホースの長さは200mあります。

寺族総出の完全武装での作業です。





終われば全員、すぐにお風呂に入って、着衣は洗濯です。

新命夫婦のお陰でこの作業も随分楽になりました。


不思議ですね

2014年05月04日 | 日記
境内の花々はいったい誰の為に咲くのかな?
誰に見てほしいのかな?


禅語に「百花春至為誰開(ひゃっかはるいたってたがためにひらく)」とあります。











花々はいったい誰の為に咲き、誰に見てほしいのでしょうか?


そんな私たちの屁理屈をよそに

ありのままに花は咲いているのでしょうね。






ミツバツツジ

2014年04月22日 | 日記
山門のそばにある白色のミツバツツジ?が咲きました。

白色は珍しいと先代の和尚が言っていました。
ネットで探すと結構あるようなので、
珍しいのかどうなのか分かりません。

旧直川村の村花が「ミツバツツジ」だったように
記憶しています。





今はカブトムシの村です。

目に青葉の季節ですね。

スマホの機種変換

2014年04月21日 | 日記
以前からスマホの調子が悪かったので、
2年経過したスマホを機種変更しました。

どのような販売システムなのか、
よく分からなかったのですが、機種変更は無料でした。

ただし、新たに手に入れた機種は、2013年のモデルです。



妙心寺と縁が深い「稲盛和夫氏」の京セラ製品でau(KDD)ショップでの
機種選びとなりました。王道の選択肢です。

ところが、このスマホの扱いが難しい。

最近はマニュアルも同封されていないので、
インターネットから操作説明を見ることになります。

アプリ? LINE?・・・分からない!


ひょっとして私には電話機能しか必要ないのではないだろうか。


新命夫婦とLINEの練習メールをするのですが、
二人からのメールが早くて、返信の文字入力が遅れる私は

居間の戸を開けてお茶をしている二人に
「今日の予定はありません」とメールの代わりに声で返事をしてしまいます。

新命は「意味が分からん!」と嘆いていました。






暖かくなりました

2014年04月17日 | 日記
4月11日・12日に京都相国寺の斉会に出向いた写真が出石の和尚さんから届きました。

写真は11日の夜に一緒に夕食を頂いた面々です。
料理は全て精進で、小皿に少しずつ配膳されるので、
「霊具膳」のようだな・・・と先輩和尚さんが言っていました。

お酒も配膳も会釈もさすがに宮川町。
4月は「都おどり」と「京おどり」だと、京都観光情報通の和尚さんが言っていました。



∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

数日前から佐伯も暖かくなりました。
新命夫婦が境内を掃くのですが、ちょうど樫や椎の葉が落ちる
時期なので、きれいになったと思うとすぐに一面が枯れ葉で覆われます。

境内の花々は少しずつ咲いてきました。

















青葉も出そろい、午後からは新命夫婦がタケノコを掘ってきました。



夕食は「若竹煮」だそうです。
山に生えている山椒を誰が取りに行くか、現在選出中。



京都に出かけていました。

2014年04月12日 | 日記
4月10日・11日と京都の相国寺僧堂で法要があり、
新命と行ってきました。

新命は前日入りして12日には、
京都の檀家さんの百ケ日法要に出向きました。

久しぶりに僧堂の同参(修業時代の同級生)と会って
ゆっくりしました。



正定寺に帰ると裏庭のシャクナゲが咲いています。





そばに植わる真っ赤な霧島ツツジ八分咲きなので、久留須の安藤家も、これからが見頃となるのではないでしょうか。

安藤家の霧島ツツジ(平成24年)


花まつり~

2014年04月08日 | 日記
4月8日はお釈迦さまのお誕生日です。
灌仏会(かんぶつえ)とも言います。



他にも降誕会(ごうたんえ)・仏生会(ぶっしょうえ)・浴仏会(よくぶつえ)
花祭(はなまつり)などの名称で行事が行われています。



皆さんは「甘茶(あまちゃ)でおなじみだと思います。

お釈迦さまの誕生に合わせて、龍が天から飛来して、
香湯(ソーマ、アムリタ)を そそいだという言い伝えで
昔から甘茶を誕生佛にそそぎます。

甘茶はお釈迦さまの産湯です。

この甘茶を無病息災のために飲んだり、
硯の水に使うと「習字が上達する」とか
家の周りに撒くと「まむし除け」になると言われたりします。



大鍋に甘茶・甘草を入れて作ります。
薄からず又濃いからずの甘茶は少々年季がいる仕事です。

今日は好天で風もなく、近くの老人ホームに入苑の皆さんも
見えてくれました。





檀家さんは、誕生仏に甘茶をそそいで
手を合わせていました。






桜花爛漫・・・花の下より鼻の下

2014年03月30日 | 日記
桜の花は満開です。

境内はもちろんですが、付近の桜も見頃となり
この「上の地地区」では、今日が「花見」だそうです。

「上の地地区」の花見は毎年正定寺へ登る
車道に植えられた満開の桜の下です。



境内の桜



直川苑の桜




私が若い頃、佐伯市海崎の願成寺の堅道和尚が
「花の下より鼻の下・・だよね正定寺さん」と云ったことがありました。


「花の下より鼻の下」は
「花の下で風流な時間を過ごすより、鼻の下の口に食べさせる方が大事である。」

風流より、暮らしを立てることが大事であるという意味らしく
「花より団子」と同じ意味合いだと最近知りましたが、

堅道和尚は「花の下の風情より、鼻の下を伸ばす(色気)方が良いよね」と云った
ように聞こえました。

長い間、私は「花の下より鼻の下」は
・・桜をめでる風情よりも、きれいなお姉さんのお酌で鼻の下を伸ばしながら時間を過ごす風情が一番だ」
と云う意味だと思っていました。・・・・・

堅道和尚は数十年前に亡くなりました。

別府にご一緒すると旅館に芸者さんを呼んで、三味線を弾かせ
本人が上機嫌で「どどいつ」を披露していました。

高齢の芸者さんの前で「花の下より鼻の下・・だよね正定寺さん」と堅道和尚は手招きします。

私とは年の差が50年ほどありましたが、実に楽しく
勉強?になっていました。

この堅道和尚は、止止庵老師と兄弟弟子になります。


春のお彼岸法要と初午会・・第10回グラウンドゴルフ大会

2014年03月22日 | 日記
春のお彼岸は好天に恵まれ、今日は第10回正定寺杯グラウンドゴルフ大会と
春の本山定期巡教が行われ朝からバタバタとしていました。

宇目町の長徳寺さんの大般若が午前中にあり、
午後の1:00から正定寺で法要。

午後3:00から前総代の葬儀が行われ、
新命和尚は休息の間もなく一日を追われていました。


今年の定期巡教は岡山県玉野市の豊昌寺ご住職:豊岳慈明和尚さまの
ご法話でした。
50名の参拝者は布教師さんの法話に聞き入っていました。

豊岳慈明和尚さま



聞き入る聴衆





午前中は、第10回グラウンドゴルフ大会でした。

昨年優勝者の選手宣誓で開会されました。


優勝は飛河浩美さんでした。


詳しいことは こちら と こちら