7月26日に投稿した鏑矢(かぶらや)の記事が新聞に掲載されました。
弓貝製造業「小山矢」(岡崎市)は、県内で唯一、神事用の鏑矢を作っている。
木などを丸くくりぬいた装置(鏑)を先端に付け、風で書が出るようにした特殊な矢だ。
中でも、暮目(ひきめ)鏑矢は、直径5センチ、長さ15センチほどの大きな筒を、取り付けてある。
軽量なキリの木を材料に、何カ所か穴を開ける。開け方が悪いと音は鳴らない。
割れを防ぐため鏑の根元を水牛の角で補強する。矢羽にはイヌワシの羽根を用いる豪勢な作り。
現在、イヌワシは捕獲が禁止されているため、羽根は残り少なくなった。
筒をくりぬく作業と色付けは別の職人に発注し、製作に1か月かかる。
注文は年間数本でとても採算は合わない。
今では神事で魔よけを願って使われている。
源平合戦のころまでは戦いを始める合図として放たれたとか。
(本日の中日新聞・東三河版「みかわ風紀行⑤」より)
弓貝製造業「小山矢」(岡崎市)は、県内で唯一、神事用の鏑矢を作っている。
木などを丸くくりぬいた装置(鏑)を先端に付け、風で書が出るようにした特殊な矢だ。
中でも、暮目(ひきめ)鏑矢は、直径5センチ、長さ15センチほどの大きな筒を、取り付けてある。
軽量なキリの木を材料に、何カ所か穴を開ける。開け方が悪いと音は鳴らない。
割れを防ぐため鏑の根元を水牛の角で補強する。矢羽にはイヌワシの羽根を用いる豪勢な作り。
現在、イヌワシは捕獲が禁止されているため、羽根は残り少なくなった。
筒をくりぬく作業と色付けは別の職人に発注し、製作に1か月かかる。
注文は年間数本でとても採算は合わない。
今では神事で魔よけを願って使われている。
源平合戦のころまでは戦いを始める合図として放たれたとか。
(本日の中日新聞・東三河版「みかわ風紀行⑤」より)