正直山荘_別館

正直山荘で載せていない、日々の出来事や写真の紹介。

蟇目鏑矢(ひきめかぶらや) その2

2007年08月07日 | Weblog
 7月26日に投稿した鏑矢(かぶらや)の記事が新聞に掲載されました。
 
 弓貝製造業「小山矢」(岡崎市)は、県内で唯一、神事用の鏑矢を作っている。
 木などを丸くくりぬいた装置(鏑)を先端に付け、風で書が出るようにした特殊な矢だ。
 中でも、暮目(ひきめ)鏑矢は、直径5センチ、長さ15センチほどの大きな筒を、取り付けてある。
 軽量なキリの木を材料に、何カ所か穴を開ける。開け方が悪いと音は鳴らない。
 割れを防ぐため鏑の根元を水牛の角で補強する。矢羽にはイヌワシの羽根を用いる豪勢な作り。
 現在、イヌワシは捕獲が禁止されているため、羽根は残り少なくなった。
 筒をくりぬく作業と色付けは別の職人に発注し、製作に1か月かかる。
 注文は年間数本でとても採算は合わない。
 今では神事で魔よけを願って使われている。
 源平合戦のころまでは戦いを始める合図として放たれたとか。
 (本日の中日新聞・東三河版「みかわ風紀行⑤」より)



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2 コメント

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Unknown (赤川陽)
2019-06-16 07:39:17
伊関亜美
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Unknown (鏑矢)
2019-06-16 07:40:03
鏑矢
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