今日はやっとフリーな一日となりましたので、7月末に行った南アルプスの登山で撮ったたくさんの写真を整理しました。
植物の写真を撮るのが一つの目的でありますが、今回はサプライズな生きものにも出会えました。もちろん登った山や頂上からの景色は素晴らしいですが、登山中にいろいろな出会いがあるのも嬉しいものです。
最初の写真は、初日北沢峠から乗って野呂川出会いでバスを下り、両俣小屋に着くまでの工事用林道で出会いました。
すぐにキツネだとわかりました。急いで逃げることがなかったのでうまく撮れました。大木のところでこちらの様子をうかがっていました。まだ子供のような可愛いい顔でした。
次は2日目、仙塩尾根に取りつき、間ノ岳の手前で親(母?)子の雷鳥に出会いました。子どもは5人いました。すぐに遠くに行ってしまうのでなく、私の周りをウロウロしてくれました。
最後はイワヒバリ。この時期の高山登山でよく出会う鳥です。今回も3か所で出会いましたが、写真は2日目、間ノ岳を過ぎて中白根山までの間で出会ったものです。岩の上ではなく、草地にいました。どうも近くにヒナもいたようで餌をさがしていたのでしょうか。逃げるどころか逆に近づいてきてくれたので、バッチリ写真におさめることができました。
南アルプスの生きものはどれも人間をあまり恐れていないようでした。嫌いな蛇には全く出会うことがなかったのは幸いでした。
下部は植物。最初は、エゾスズラン、久しぶりに咲いている花に1株だけ出会えました。野呂川林道沿いです。
次はリネンネソウ、2日目小屋から仙塩尾根に出るまでで出会いました。見たかった花。ランではないのに独特の雰囲気をもつ可愛い花だと思います。
最後はミヤマハナシノブ、3日目北岳から下った大樺沢二俣で群生していました。花は後半のようでした。10年余前北岳を登った時もここでこの花の写真を撮った記憶があります。
南アルプスは山も自然環境も素晴らしかった。