日本百名山最北端で雄姿が綺麗な独立峰利尻山。でもこの山はそれだけではありません。昨年フラワーハイキングで訪れ、その植生の豊かさに感激しました。この山に登りたくなった一番の理由はそれかもしれません。
そしてこの山にのみ生育するという「リシリヒナゲシ」に出会うも楽しみの一つでした。
泊まったペンションのオーナーの本によると、9合目を過ぎたあたりに群生しているようですが、3株だけしか見つけられませんでした。一株は蕾でした。地元の方で保全活動はされているようですが、株数は減っているのでしょうか。
続いては、内地では見られない北海道らしい高山植物2枚です。クリーム色の花は「ウコンウツギ」(スイカズラ科)濃いピンク色の花は「エゾツツジ」(ツツジ科)です。
最後の2枚は、北麓野営場の登り口すぐのところで見つけた、イチヤクソウ科の「ウメガサソウ」と「コイチヤクソウ」です。
前の2枚に比べると地味ですが、こんな植物に簡単に出会えるのも利尻島の魅力だと思います。