社民幹事長 会期延長論を批判
5月24日 13時31分
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社民党の重野幹事長は、記者会見で、政府・民主党内で、消費税率引き上げ法案の審議時間を考慮すると、今の国会の会期の延長は避けられないという意見が出ていることについて、「時間がなければ延ばせばいいというのは好ましいことではない」と述べ、批判しました。
この中で、社民党の重野幹事長は「今の国会の会期末が来月21日ということを考えれば、消費税率引き上げ法案を参議院で審議する時間が確保できないということになるので、会期延長という話が議論されるのかなと思う。そういう議論は避けられない情勢になりつつある」と述べました。
そのうえで、重野氏は、「今、会期延長ということがあれば、それに賛成ということにはならないというのが基本的立場だ。いたずらに時間がなければ延ばせばいいというのは、ルールなき国会審議になり、それは好ましいことではない」と述べました。