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命のタスキリレー (朝日新聞を読む)

2010年08月08日 | Weblog

「徳之島に米基地いらない」 住民が島1周の抗議リレー

2010年8月8日13時32分

 

 

写真:「基地反対」などのプラカードを持って島を歩く島民=7日午後4時16分、鹿児島県徳之島・伊仙町「基地反対」などのプラカードを持って島を歩く島民=7日午後4時16分、鹿児島県徳之島・伊仙町

写真:タスキリレーには徳之島名物の闘牛も参加した=7日午後5時27分、鹿児島県徳之島・伊仙町タスキリレーには徳之島名物の闘牛も参加した=7日午後5時27分、鹿児島県徳之島・伊仙町

写真:徳之島の中心街では100人近くがリレーに加わり、「基地反対」を訴えた=7日午後7時3分、徳之島・徳之島町、斎藤徹撮影徳之島の中心街では100人近くがリレーに加わり、「基地反対」を訴えた=7日午後7時3分、徳之島・徳之島町、斎藤徹撮影

 米軍普天間飛行場(沖縄県)の訓練移転先として政府が検討している鹿児島県徳之島で7日、島民が夜通しで米軍基地反対を訴えながら島を1周するイベント「命のタスキリレー」があった。

 島の3町長や反対派の議員連盟などが企画した。島の外周81.5キロを60区間に分け、島民がタスキをつなぐ。奄美群島の日本復帰運動の指導者・泉芳朗(ほうろう)像の前で午後3時半からあった出発式で、大久保明・伊仙町長が「日米共同声明から徳之島の文言を削除させることは簡単ではないが、日本復帰運動と同じ気持ちで基地反対運動を続けていこう」とあいさつし、走者にタスキを渡した。

 生後間もない赤ちゃんから87歳のお年寄りまで参加。家族や集落民の声援を受け、約1~4キロの道のりを歩き、タスキを次の走者に渡していった。小学校挙げての参加や闘牛を引き連れての参加者もおり、夜は、たいまつをともしてリレーを続けた。

 3世代5人で参加した伊仙町の鶴田ナツ子さん(82)は「子や孫のために一生懸命歩きました。基地は絶対反対です」と話していた。

 政府は5月末に発表した日米共同声明で、徳之島を「訓練移転地として活用を検討する」と明記している。徳之島3町長や伊藤祐一郎知事は近く、菅直人首相に抗議の文書を送付する。