お菓子な徒然diary

趣味のお菓子作りについて綴ります。ときどき日々の出来事も。

なぜ、私はお菓子作りを好きになったのか

2014-05-11 10:18:22 | 日記

「お菓子作りが趣味」というと、決まって女子力高~い!などといわれますが

しっくりこないというか、毎度違和感を覚えてしまいます。

そんなキラキラしたものじゃないんだけどなぁ

と、いつももやもやした気持ちになるので

(もしかして女子力のイメージ間違ってる?)

会話の文脈的に言わないとマズイとき以外は話さないようになりました。

                                           

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私がケーキを焼く目的は、簡潔にいえば自分の欲求を満たすためです。

                                          

「お菓子は人を笑顔にするから」

…確かに自分が作ったものたちを多くの人に食べてほしいと思うし

美味しいと言ってもらえたり、笑顔が見れたりしたら

本当に嬉しい。

けれども、それは突き詰めれば自分の作ったお菓子が

評価されることに喜びを感じているわけです。

                                      

                                      

こうして書いてみると、自分ってや~な感じのやつ?

笑顔が見れるから!とか単純に考えればいいじゃないか

と思えてきますね。

そういうわけで、その自分の欲求とやらがどこから端を発しているのかを

考えるにあたって、なぜお菓子作りを始めたのか遡ってみることにします。

(完全に自分語りなので、興味のない方は回れ右で)

                                         

ちなみに、私がお菓子作りに興味を持ち一人で作り始めたのが中学の頃。

そして本格的にのめり込んだのは高校の頃です。

                                       

                                      

                                       

                                       

                                      

                                         

                                        

                                       

                                        

                                       

私は小さい頃から、食べること…というか食べ物に

人一倍敏感で関心を持っていました。

                                          

まだ文字を読めない年頃に

本棚から、食べ物関連の本を正確に抜き取って読み聞かせをねだるという

食に関するセンサーが並はずれていたことを示唆する逸話があります。

食べ物が出てくるお話って幸せになれません?

デパ地下に行くとテンションが上がるタイプですね。

                                     

                                         

                                           

                                            

                                         

さて、食べ物が好きというと普通は食べる方に流れます。

それを作る方に大きくシフトさせたのが、アトピーだったのだと思います。

小学生の時に発症したのですが

お菓子を食べるとまあこれが覿面に悪化するのですね。

この辺りのことは話すと長くなるのでさくっとまとめると

                                       

食べられないなら作って楽しめばいいじゃないか

                                         

という風に考えたわけです。

どうにかして食べ物に関わっていたいという執着が

ひしひしと伝わってきますね。

                                       

中高で調理部に所属していたのと

それなりにお菓子作りのセンスがあったおかげで

お店のより美味しい!なーんて家族に言われちゃったら

舞い上がるしのめり込んじゃいますよねー

                                     

症状がひどいときには作っても味見さえせずに

ねぇ味どうだった?舌触りは??ふわふわ感は?!と

母を質問攻めにして試作を進めたりもしました。

(あぁ懐かしい)

今は味見程度に食べて楽しんでいますよ☆

                                        

                                         

                                       

                                     

                                         

そして、もうひとつの大きな理由が母です。

小さい頃から誕生日やクリスマスなどのイベントはもちろんのこと

よくケーキを焼いてくれていました。

デコレーションケーキは私が飾るのがお決まりで

それはそれは楽しみにしていました。

一緒に作るケーキは本当に美味しくて

(その頃は、私は苺を飾って生クリームを絞るだけだったけど)

2切れなんて軽くペロリで3切れ目に突入するのを

母に阻止されることが多々ありました。

(幼稚園だか小学校低学年の頃の食欲って……)

                                   

このように、我が家には手作りお菓子が溢れていたわけです。

それが普通だと思っていたのですが

ケーキなんて焼いた(焼いてもらった)ことがない、というかオーブンさえない

という友人もいて

は~なんて恵まれていたのだろう、としみじみ思ってしまいます。

                                      

                                        

                                      

                                       

                                         

こんな感じで、元来食べ物に対する関心が高かったのと

母がよくケーキを焼いてくれていたことから

お菓子を手作りするということに対してハードルはとても低かった。

そして、食べられないことに対するフラストレーションを

自分で作ることによって解消してきた、という感じです。

                                        

ね、女子力っぽくないでしょ(笑)

                                      

                                       

                                        

                                        

                                         

                                            

今日は母の日ですね。

私にお菓子を作るきっかけを与えてくれた母には

本当に感謝です。

来週あたり実家に帰るので、母の好きな料理を作ってあげなきゃ。

                                          

                                        

                                           

                                         

                                          

                                            

                                         

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
環境が多いんでしょうね。お母様がまめにつくられ... (taeco)
2014-05-11 14:26:17
環境が多いんでしょうね。お母様がまめにつくられていると、お子様もお料理やお菓子への関心が高くなるんでしょうねぇ!! それにしても、korariさんは、あまりお菓子食べないんですね~(?_?) そういう私も、市販のお菓子とかはやや苦手かも…。小さな頃、母親が一切買わなかった影響かなぁ。あと、下の記事を見て知りましたが、もしかして、ベジタリアンなのかな?? ECOでいいですよね。体質の問題なのかもしれませんが。

女子力高いとか、、、違和感感じることありますよね(笑)。私も、なんか、ブログとかしてるのは、知り合いの友達には極力(!?)内緒にしてます。。。そういう目(?)でみられたくないというか…。
返信する
こんにちハー♪ (miss りんこ)
2014-05-11 18:10:35
こんにちハー♪
そもそも女子力と言う言葉が
どーもなー、と思ってしまう51歳現役女子
missりんこです。^O^あはは。

いつも楽しく拝読させて頂いておりますが
今回の記事、すごーく面白かったです!

オラは表向き「婿さん(仮の為に」的にお菓子を作っていますが、女子力は粗ゼロに近い意気込みで作っています。

お菓子やパン作りは
オラにとって図工や実験をしている時と同じよーな
快楽があります。
グルテンを出したり引込めたり
乳化させたりさせなかったり。
焼き時間は?温度は?
そう考えている時間も楽しくて
失敗して落ち込むのは
ブログに載せる物がなくなったちゅーだけで
失敗自体にはそれほどのダメージはありません。
失敗しても、次ははどーすっかな?
何処を直せばいいんだろう?と、また計算が始まります。
良い結果を出せれば
「おいしい~♪」という答えが返って来て
確かに「笑顔がある」んですが
笑顔を見てようやく計算式が合っていた!
と言う結果に満足しているだけかも知れません。
完全なる自己満足す。
ケド自己満足バンジャーイ!なんです。

ケーキを作れるイコール女子力が高い!
そー勘違いしている方多いと思いますが
作り手の多くはkorariさんの様であったり
オラの様であったり
するんじゃないでしょうかね。
お菓子作りが身近になればなるほど
女子力とかけ離れていく気がします。
^-^
返信する
taecoさん (korari)
2014-05-12 08:08:02
taecoさん


そうですね、環境も大きな要因だと思います。
けれども、逆に親があまり料理に熱心でないから自分はやってやる!ということもあると思うので、やはり本人に興味があるかどうかなのかな、と思ったりもします。
ただ私にとっては、母が料理好きなのは大きなきっかけでした。
自分でお菓子を作っていると特に、市販のお菓子はいらないかな、という感じになりますよね。
taecoさんのお母様もお料理好きなのでしょうか(^^)
そうなのです、ベジタリアンっぽい食生活を送っています。
私は体質の関係でそうなりました。身体に負担が少なくなってよいですよ☆


違和感、感じますよね~!
私も友人にはほぼ教えていません。
というか、周りにお菓子作りをする人が少ないので共有もあまりできないし…という感じです(^_^;)
けれども、こうして同じ趣味の方とコメントをしあって(ネット上ではありますが)お付き合いができて、とても嬉しく思っています。
返信する
りんこさん (korari)
2014-05-12 08:22:01
りんこさん


わ~こちらでは初コメですね♪ありがとうございます。
同じく女子力という言葉に疑問を感じる22歳です(笑)


お菓子作りの醍醐味って、やっぱりそれですよね!!
あれこれ頭の中で考えてそれを形にして、また試行錯誤する。とても理論的な創作活動だと思います。それでいて、長年培った勘や動物的本能も要求されるという。
女子力という言葉に気を取られて、なんだかとーーっても大事なことを書き忘れた気がしてきました。。。また改めて書こうかしら。
そうそう、もう自己満の世界ですよねぇ。
お菓子作りが身近になるほど女子力とかけ離れる―、まさにそれ!お菓子作りが女子力云々、という方々はお菓子を作っている自分に酔っているのだろうな~と思います。
りんこさんの考え方、とても共感します。というかほぼイコールかもしれません(笑)
きゃ~朝からテンションあがりますわ~!
返信する
トップのパウンドケーキがとっても美しいな~と思... (taeco)
2014-05-12 23:50:23
トップのパウンドケーキがとっても美しいな~と思って、肝心なことを書きそびれたことを、寝る前に、思い出していましたm(^^)m

私は、母親が、料理にこだわりのある人で、結婚前は料理の先生してたそうで、炊飯器は買って何回か使ったものの、やっぱり鍋だといって鍋で炊くし、だしはぜったいにとる、なんでもかんでも手作りの人で、その影響もあって、結構面倒なことも苦に感じずできている気がします(^^)&ほんだしの味とか化学調味料的なものが、苦手だったりします…。

でも、母親、お菓子作りはしない人で、お菓子も買ってこない人でした。ただ、親せきにホテルにケーキを販売しているパティシエの方がいて、クリスマスの時とかは、そこで、ケーキを買ってて、そのケーキがすごくおいしくて、ケーキは、口がこえたのか、、、姉と2人、ケーキだけは口がこえてしまったようで、ケーキについて、ひっそりと、熱く、2人で永遠に話し合うことがあります(笑)。実際、自分たちでつくれるケーキはしれているのですが。。。

姉は、以前、仕事辞めて、調理師学校に通って、その後、パティシエになったんですよ(笑)当時、姉は、パティシエは、ある意味、肉体労働者でもあるな~と言っていましたよ。今は、パティシエの夫を見つけて、以前の職業に戻りました。

おいしいものを食べたい!という欲望が強い家族なのかなー!?と思う今日この頃です。

私は、ベジタリアンになりたくて、以前、職業柄もあって、何回か挑戦したんですよ~。でも、もともと、貧血症で(よく、朝礼で意識を失ったり、通勤途中の電車の中で、立っていられなくなるタイプで…汗)、玄米を食べないとベジタリアンになるのは難しいよっていわれたことがあるんですが、血の気のあるもの(お肉)を食べないとどうもおかしい感じなんですーー; 全部、排出されているのかな。。。夫や、親しい友達には、食欲異常だ!ってたまに言われます><;
返信する
taecoさん (korari)
2014-05-13 15:17:19
taecoさん


…なるほど。
お母さま、素敵なお方ですね(^^)
親戚の方にパティシエがいらっしゃって、お姉さまもその道に進まれて。
ケーキについて永遠に語り合えるなんて…素敵すぎます…!
なんだか食のプロフェッショナルばかりですね(@@)
本当に、美味しいものを追求することを厭わない血筋なのでしょうね。


そうですね、菜食なら玄米とセットであることがほとんどです。
一般的に白米では栄養が足りないと考えられていますので。
けれども、玄米は強い性質を持つので身体に合わない人もいますから
玄米を無理して食べることで身体に負担をかけることがあるかもしれません。
そして、普通の食事(肉魚を食べる)から菜食に移行するのは
個人差はあると思いますが、身体がその食事に慣れるまで
結構キツいものだと思います。


化学調味料などが苦手でいらっしゃるのなら
きっとあまり外食はなさらないでしょうし
完全なベジタリアンを目指すのでなく、おうちで肉魚少な目の食事を楽しめばよいのではないのでしょうか(^^)
身体の声(どうもおかしい感じがする、など)を無視して完璧を目指そうとすると
それがストレスになってしまうこともありますし
やはり楽しく料理・食事をするのが一番かなぁと思います。
食欲異常…たくさん食べられるのに身についていない、ということでしょうか。
私も太れない体質で…(^_^;)
料理やお菓子作りも奥が深いけれど、食べ物と身体の関係も深遠で
悩まされることばかりです。。
返信する
いつも、丁寧なお返事をいただき、ありがとうござ... (taeco)
2014-05-14 01:49:51
いつも、丁寧なお返事をいただき、ありがとうございますm(^^)m たまに、お肉なしの日をつくり+お野菜の割合を増やしていきたいなと思う今日この頃です。あまり好きではないものの、外食は結構多いんです…。付き合いが意外とあって。私、大阪人なので、味付は濃いめなほうだと思っているのですが、タイの日系レストランは、激濃く感じます@@;
返信する
taecoさん (korari)
2014-05-14 09:33:59
taecoさん


あ~確かに!お付き合いに外食はつきものですよね。。
「私外食あんまりできないから~」といって何度断ってきたことか(笑)
激濃いとは…つらいですね(><)
ぜひぜひ外食後はお野菜中心のお食事で身体をいたわってあげてください…!
返信する

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