苺の季節はとっくの昔に過ぎ去りましたが
盛りの時季に母がコンポートにしておいてくれたので
それをありがたく使わせていただいてフィナンシェを。
ごろっと丸ごと入れてみた、の図。
甘酸っぱくておいしい。
ただ、若干生地の甘さが強いかな~
・・・・お菓子作りといえば無塩バター、というのが常識ですが
私は丸切り無視して有塩バターを使っています。
昔むかし、料理部の顧問の先生に
「パウンドは無塩の方が洗練された味になるのよ、有塩だとなんとなくカントリーな感じになるかしら」
と言われ、部活で作った無塩ver.と家で作った有塩ver.とで食べ比べもしてみたけれど
そこまで違いが感じられなかったので、有塩でずっとやって来たのでした。
(有塩バターならいつも冷蔵庫にあるんだもの)
しかし、最近フィナンシェをきちんと作るようになって
有塩バターは思った以上に塩が入っているんだな、と改めて思い始めます。
それというのも、焦がしバターを作る過程でできる沈殿物。これ、舐めるととっても塩辛いんですね。
この沈殿物が旨みのもとなので、すべて加え混ぜてしまいたいのですが
あまりにしょっぱいので躊躇してしまう。
けれども、よくよく考えてみたらパウンドを作るときも有塩バターを使っているわけで
それで十分おいしいのだから、フィナンシェだって同じようにすればいいのではという所に落ち着きました。
実際、今回生地が甘すぎかなと思ったわけだし。
つまり、塩の存在感に気づかされたものの結局は同じところに着地して終わったのでした。
この、無塩vs有塩というテーマは、パウンドにしろフィナンシェにしろ
プレーンな味であればあるほど浮かび上がってくることだと思います。
私は何でもかんでも混ぜ込むのが好きなタイプなので、違いが表面化しづらいのだろうな。
もし暇があったら無塩と有塩で比べてみよ~
さて、前々から欲しいなと思いつつも簡易版で我慢していたあいつ…
ついに本命を入手した!
これでストレスフリーに袋閉じができます♡
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胃カメラや腹腔鏡などの手技をトレーニングするためのシミュレーターがあって
学生も練習できる機会があるのですが
これが、それはもうこの上なく楽しい。
画面を見ながら手先を動かす――やっていることはテレビゲームとほぼ一緒で
『テレビゲームをする外科医は腹腔鏡手術が上手』なんていう論文もあるみたいですよ。
周りを見ていても、やはりゲーマーの方が上手なようでした。笑