すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

別れて三日、まさにカツ目して待つべし

2010-06-25 23:47:22 | Weblog
確かにイギリスとの練習マッチ、カメルーン戦、そしてオランダ戦と、ジャパンの成長の片鱗をみせるシーンは多くなってきて、そこそこやってくれると確信していたが、まっさか3-1とはね!それ以外にもすばらしいシュートシーンやディフェンスがあって、ほんとに内容もレベルの高い勝利だった。各国メディアが絶賛したのは、本田の活躍だけでなく、ジャパンのサッカーが新しいサッカーの姿を切り開いたという感覚をもったのだと思う。それにしても、本田の無回転のボールがゆっくりとゴールに吸い込まれるシーンは美しい。これからもサッカー番組で、何度も何度も再放映されると思う。
ジャパンがこれほど強くなったのは、これまでバラバラだった個々の選手が、敗戦の危機感やワールドサッカーのスタジアムという場で、融合というか、アマルガメーションをはじめて、いつの間にか共通コードのように、それぞれが連携してまるで一つの有機体のようになり始めたのだと思う。これが各国のチームにはなかったことだ。ある意味で島国日本の独特の文化構造が貢献しているのかもしれない。ともあれ、この新しい運動体がさらなる進化を見せて、個人技のアフリカサッカー、組織のヨーロッパサッカーそして南米サッカーとも異なる新しいサッカーのかたちを作り出していってほしい。