菅直人総理誕生

長い一週間が終わってようやく横浜に帰ってきた。今朝はパックインジャーナル出演、非自民非世襲の市民派政治家が始めて首相になったわけで、やはり状況のなせるわざか、血が騒ぐのか、コメンテーターの皆さんもしっかりと厳しいコメントをしていた。叱責も含め、心に刻み込んでおこう。確かに政治と金の問題が一段落ということで支持率は急激に反転上昇したが、それでも普天間基地問題に展望がないというより、新たな展望を切り開くことができない政権には、これからも厳しい批判が浴びせられると思う。
それでも、ともかく長く一緒に活動してきた菅さんが首相になって、素直に嬉しい。首班指名のあと、電話かけをしたホテルのせまい一室に仲間が集まって、簡単な打ち上げ会を開いた。「菅さんが本当に総理になるとは思ってもみなかった」という人がいて、別のひとりが「いや、そのまえに、政権交代なんて本当に実現するとは思ってもみなかった」と言ったので、爆笑。まあ、これも勝利の余裕だね。そのあと、会場を抜け出して、会館で小生が主催する「民主主義のフロンティア」研究会。熟議民主主義・ラディカルデモクラシーについて議論．．．
しかし、マスコミは新内閣の閣僚推測で一色だなあ。まあ当然といえば当然だが、いま、現実に起こっている政治状況の方が重要ではないかねと思う。菅さんが総理になっても、これまでと同じように菅グループにはポストも回ってこないだろうし、達観している。明日は、ようやくヘアカットの予約がとれた。